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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
第17章 オルセント王国の危機と北の国
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オルセント王国と飛空艇

王城内に入って、部屋に案内される

『英雄様、救援に駆け付けて頂き、本当に感謝します』

国王が真剣に頭を下げている

『急いで飛んできたから、ここに来ているのは内緒にしてください』

マルスが真剣に言う

『何故ここに英雄様が来られたのですか?』

国王が真剣に聞くと、セクラもマルスを見ている

『内緒です・・・あ! 魔工王国の飛空艇修理に来た事にしておいてね』

マルスが笑顔で言うと、エミールが笑い出す

『解らないが・・・助けて貰った事に変わり無い』

国王が考えてから言う

(何かの情報が有ったのか?)

『オルセント号、どうなりましたか?』

マルスが真剣に聞く

『マルス様、ごめんなさい・・・私の所為で致命的な破損を』

セクラが悲しそうに言う

『時間も少し有るから、直せるか見せてくださいね』

マルスが笑顔で言うと、セクラの案内で墜落しているオルセント号に向かう


マルスが部屋を出ていくと、国王は、マルス達が出て行った扉を見てから、騎士の報告を受けている

『大穴が2ヶ所・・・その気なら、この城も一撃で吹き飛ばせるのか』

国王が呟く

『助けが無ければ、全滅は確実でした・・・町中のオーガだけで、200体・・・それも全部両断されている。魔法で数千体と思います』

騎士が真剣に言う

『絶対にリベリアの英雄様を怒らせるな・・・リベリアの英雄様の事も秘密にしろ!!』

国王が真剣に言うと、騎士が真剣に頷く


マルス達はオルセント号に乗り込み、調べている

『マルス様・・・オルセント様は・・・』

セクラ悲しそうに呟く

『ここか・・・魔力回路が壊れて、魔力が通らなくなって、飛べなくなったのか・・・』

マルスが呟き、真剣に見ている

『マルス師匠、直せそうですか?』

エミールが真剣に聞くと、セクラが真剣に見ている

『セクラ様、何か有ったら、教えてくださいね、少し真剣に調べていますので』

マルスが笑顔で言う

『はい! マルス様』

セクラが笑顔で言うと、メトリシア達と出ていく


マルスが所々、主要な場所を手直しして、魔導炉を再稼働する

『これでオルセント次第かな?』

マルスが呟く

『魔力の供給を確認しました。我が主様』

オルセントが現れて言うと、頭を下げる

『オルセント、もしかして・・・セクラ達を助ける為に無茶したのかな?』

マルスが真剣に聞く

『我が主様、セクラは盟友の子孫です・・・共に戦い続けた我が友です』

『時間が出来たら、もう少し綺麗に直すから、破損箇所を調べておいてね』

マルスが真剣に言うと、オルセントが頭を下げながら消えていく

『狐が・・・無茶しすぎだ!フン』

シリウスが機嫌悪そうに言うと、エミール微笑みながら見ている


マルスがオルセントの修復をしていると、日が暮れる

『マルス様、食事の準備が出来ました』

セクラが笑顔で入ってきて言う

『セクラ様、何故こんな早く来れたか、教えて欲しい?』

マルスが考えてからセクラを見ている

『マルス様・・・何故かは気になってます。マルス様が助けに来てくれたのは変わりません』

セクラが真剣に考えながら、マルスを見ている

『オルセント』

マルスが呼ぶと、オルセントが現れる

『オルセント様』

セクラが驚きの目を見開いている

『オルセントがプライドを捨てて、助けを求めて来たから、飛んできたよ』

『え! オルセント様が! オルセント様、ご迷惑を掛けて、ごめんなさい』

セクラが真剣に頭を下げている

『明日の朝にはシルフィード号も到着するから、反撃開始するよ! オルセント、良いね』

マルスが笑顔で言う

『我が主様・・・感謝します』

オルセントが頭を下げている

『マルス師匠! 大穴を沢山空けます』

メトリシアが笑顔で声をあげる

『リリシャが山脈を消し飛ばすと言いそうだから、余り気合いを入れすぎないようにね』

マルスが笑顔で、みんなを見ている

『はい! マルス師匠』

エミールが、微笑みながらセクラを見ている


食事後、マルスがオルセント号の外装を修復を始めている

『オルセント、ちょっと浮いていて』

マルスが大声で言うと、オルセント号が浮き上がる

『完全に下手すぎる・・・剥がしてから、取り付け直した方が早いか・・・』

マルスが呟いていると、マルスが外装を外して、エミールとミリアがモデリングで形を変えて、取り付ける準備をしている

『あーーー、完全に骨格に亀裂が・・・オルセント、相当無理していたか?』

マルスが呟くと、オルセントが現れて頷いている

『時間が無いのに・・・ここを、直したら次はこっち・・・だけどこっちが弱くなるか・・・』

マルスがブツブツ言っているのを、オルセントが少しキョロキョロしている。エミールとミリアが見ている


『オルセント、新しい魔導王様の完璧主義・・・過剰な過保護主義を思い知るぞ』

シリウスが愉快そうに言う

『オルセントちゃーーーんーー遊ぼう』

エスカが現れて、オルセントに抱き付いている

『エスカ様・・・まさか、復活していたのですか?』

オルセントが驚きながら、エスカを見ている

『新しい魔導王様は面白いよーー物造り好き過ぎて、作ったら興味失くすの』

エスカが笑いながら、オルセントと話し始め、オルセントがマルスの後ろ姿を見ている

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