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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
16章 天空の城と夏休み
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迷宮で試し斬り

翌朝、キリシアとリリシャとマルスとルメイルとエミールとミリアとエビリアとクレスタとメトリシアとヒストリアとアニーとケニスとエレーヌで迷宮に向かい、最短距離で27層に向かう

『ヒストリア、新しい剣の切れ味、確かめてね』

マルスが笑顔で言うと、みんな見ている

『はい! マルス師匠』

ヒストリアが笑顔で言うと、少し緊張気味に剣に手を掛ける


大きなショウブグが転がりながら近付いて来ると、ヒストリアは闘気をまとい、剣を抜き、大きなショウブグ目掛けて振り抜く。ヒストリアの剣は、大きなショウブグを両断し、大きなショウブグは、黒い霧になって消える

『凄い・・・闘気が軽く伝わり、自由に形を変えられる・・・それに体に力が漲る』

ヒストリアが青く輝く剣を見ながら呟く

『ヒストリア、試し斬り、まだまだいるからね』

マルスが笑顔で言うと、みんなヒストリアを見て微笑む

『はい! マルス師匠、全力で殲滅します』

ヒストリアが笑顔で言う


大きなショウブグを見付けると、ヒストリアが剣を振り抜き、次々と斬り付けている

『青い光の剣、良い剣だね』

キリシアが微笑みながら言う

『青い輝き綺麗だね。太刀筋に迷いが無いのが良く見える』

マルスが真剣にヒストリアの剣を見ている

『楽しそうだから、止められませんね・・・魔石拾い係ですね』

リリシャが魔石を拾いながら言う

『試し斬りだから仕方無い・・・けど、魔石拾い係にされている』

キリシアが魔石を拾いながら呟く

『大きなゴーレムは、全部貰うね』

マルスが笑顔で言うと、リリシャが笑い始める

『え? それはダメ!! 獲物全部取ったら許さない』

キリシアが真剣にマルスを見ている

『試し斬りだよ?』

『じゃあ41層全部貰う!!』

キリシアが満面の笑顔で言う

『ふふふ、42層は全部貰いますね』

リリシャが笑みを浮かべて言う

『え? 42層も欲しい!!』

『小部屋ですよ! 魔法の方が早いですよ』

リリシャが微笑みながら言うと、キリシアが考え込んでいる


『マルス師匠、終わったみたいですよ』

エミールが微笑みながら言う

『終わったの? 闘気は・・・余裕だね』

マルスがヒストリアの闘気を見て言うと、エレーヌの魔力も確認する

『次の階層に向かうよ』

キリシアが笑顔で言うと、歩いていく

『キリシア、そんなに余裕も無いから、37層に向かおう! 数匹倒したら、エレーヌとヒストリアは、休憩して貰うよ』

マルスが真剣に言うと、リリシャが頷いている

『最短距離で向かうよ』

キリシアが笑顔で言うと、最短距離で走り始める


『ファイヤーキャノン』

大きなパペットウットが現れると、エレーヌが全力の魔法を放ち、爆風と共に大きなパペットウットが燃えて、黒い霧になって消えていく

『その勢いで焼き尽くしてね』

マルスがエレーヌの魔力を確認しながら言う

『はい! 炎の魔法で余裕で倒せます』

エレーヌが笑顔で言うと、みんな羨ましそうに見ている。エレーヌは大きなパペットウットを見付け次第、焼き払っている


『エレーヌ、限界かな?』

マルスがエレーヌの魔力を魔力視を使いながら言う

『はい、12匹が限界でした』

エレーヌが微笑みながら言う

『12匹も1人で倒せば、満足でしょ』

キリシアが真剣に言うと、みんな見ている

『全部焼き払いたいです!! まだまだ修行して、エミール師匠に追い付きます』

エレーヌが満面の笑顔で言いながら、エミールを見る

『まだまだ負けれません!! 追い付かせません』

エミールが嬉しそうに言うと、みんな微笑んでいる

『ヒストリアとエレーヌは、結界でゆっくり休んでいてね』

マルスが笑顔で言うと、階段の近くで結界を張っている


『早い者勝ちです!!』

メトリシアが満面の笑顔で言う

『負けませんよ』

エミールが真剣に言うと、炎の玉が大きなパペットウットに当たり、黒い霧に変えている

『あ!! リリシャ師匠!! 負けれません』

メトリシアがリリシャを見て叫び、サーチを使って、モンスターを探し始める


37層と38層を殲滅して進み、大きな部屋に到着する。メトリシアが覗き込み、笑みを浮かべている

『居ました!! デカイのが中央に居ます』

メトリシアが笑顔で言う

『セイントファイヤーストーム!!!!!!!!』

リリシャとエミールとミリアとアニーとメトリシアとエビリアとクレスタとリシリアが魔法を放ち、大きな部屋の中に巨大な白い炎の柱が8本出来上がり、動き出して大きなパペットウットを飲み込んでいく

『ハイバリアフィールド』

マルスがバリアを張ると、炎がバリアに当たり、熱気が伝わってくる


炎と黒い霧が晴れていくと、動く者がいないか大部屋を覗き込む

『完全に焼き尽くしました』

メトリシアが笑顔で言い、大部屋に入る

『ハイバリアでもギリギリだったよ・・・もっとバリアを強化しないと』

マルスが真剣に言い、みんなの顔を見る

『え? まだまだ威力上げれます』

リリシャが微笑みながらマルスを見ている

『強力なバリアを覚えないと・・・』

マルスが考え込んでいる

『教えてくださいね』

リリシャが笑顔で言うと、みんな笑っている

『次の階層に向かうよ』

キリシアが笑顔で歩いていく

『キリシア、拾って無いよ。また忘れた?』

マルスがキリシアを見て言うと、キリシアが魔石を見て失笑している

『早く拾って、ゴーレム殲滅するよ』

キリシアが言うと、魔石を拾い集める



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