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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
16章 天空の城と夏休み
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食事会

夜になると、庭にテーブルを並べて料理を並べていく

『ギレリム様が到着しました』

ケメルが案内してくる

『ギレリム、座って』

キリシアが笑顔で言うと、フローネの隣に座り、カセテイがギムを抱っこしている

『レイナ、レティナ達と遊んできなさい』

カセテイが微笑みながら言う

『宜しいのですか?』

レイナが驚きながら言う

『楽しんできなさい』

カセテイが微笑みながら言うと、レイナが笑顔でイリアの所にいく

『レイナちゃん、こっち』

レティナが笑顔で呼ぶと、レイナがイリアの隣に座り仲良く話し始める


『楽しそうだな・・・』

ウイントレスがやって来ると、楽しそうに話しているクリス達を見て微笑んでいる。ウルストとイーレシアもウイントレスの後を歩いてくる

『早く座ってくださいね』

クレシアが笑顔で言うと、屋敷に入っていく

『え? クレシア御姉様・・・』

イーレシアが驚いていると、ウルストが呆然とする

『いつもの事だ!』

ウイントレスが言うと、クリスを見ている

『御父様遊びに来たのですか? 暇なのですね』

クリスがウイントレスの視線を感じて笑顔で言うと、ギレリムが笑い出す

『クリス・・・たまには屋敷に帰ってきなさい』

ウイントレスが苦笑いして言う

『え? レティナちゃんと遊びます!! 来年は魔法学院に行きますから、帰りません』

クリスが笑顔で言う

『クリスちゃん・・・』

イーレシアが苦笑いしている

(自由は良いですが・・・迷惑では)

『これが公爵令嬢の言葉だ・・・勉強もしっかりしているから、文句が言えない』

ウルストが苦笑いする

『貴族との交流も必要ですけど・・・』

イーレシアが少し心配そうに言うと、ウルストが苦笑いする

『ウルストよりも、各国と交流が有る・・・何ヵ国の王女様と友達かな?』

ウイントレスが真剣に聞く

『えーと、レセナ様とメーレス様とサトメル様とメーレシア様とセレメト様とクレオル様とセクラ様です』

クリスが笑顔で言う

『簡単に7か国・・・王子も入っていたか?・・・ウルストは何ヵ国だ?』

『え? ヘルト殿下ぐらいです』

ウルストが苦笑いしていると、イーレシアが考え込んでいる

『どうして・・・そんなに友達が?』

イーレシアが不思議そうに聞く

『リベリアの英雄殿の友達が、マルス殿の屋敷に遊びに来るからだ!! レティナちゃんには、全員挨拶するから、隣に居るだけで、顔見知りになる』

ウイントレスが真剣に言うと、イーレシアが周囲を見てから、マルスを見ている


みんな話しながら食べ始めると、クレシアが次々と料理を持ってくる

『今日は、久々に家族が集まっているのだから、話し合うとするか?』

ウイントレスがクレシアを見て言う

『ここで話し合うのですか? 聞かれてしまいますが』

クレシアが真剣に言う

『仕方無いだろう! クレシアとクリスは、帰ってこないのだから!! 王都に行っても、屋敷に来ないだろ?』

ウイントレスが真剣に言うと、フローネが呆れている

『話す事など無いですけど』

クレシアが言うと、ウルストが苦笑いする

『クレシア御姉様、式の日取りを相談したいのですが・・・』

イーレシアが真剣に言うと、ウルストが説明している


『御父様、この話は、ここでする事ですか? 聞かれていますけど』

クレシアが真剣に言うと、周囲を見ている

『後で説明するのも面倒だから、良いだろう? 招待するのに、後で都合を合わせて貰う必要も無いからな』

ウイントレスが真剣に言う

『ウイントレス、機密事項は、話さないでくださいね。クライドルト王国の重鎮も居る前で恥ずかしい話はしないように』

フローネが呆れながら言う

『え? 重鎮? 最大の重鎮は、クレシアだろ? メトリシア様か? 恥ずかしくないぞ』

ウイントレスが笑顔で言う

『リーベルもですよ』

フローネがリーベルを見て言う

『え? 師匠、重鎮ではないです』

リーベルが真剣に言うと、みんな笑い出す

『重鎮ですね。魔法学院学院長の前で話す内容では無いですね』

クレシアが微笑みながら言う

『は? 魔法学院学院長? リーベルが就任したのか?』

ウイントレスが呆気に取られて聞く

『え? マルスの所為です!! 卒業研究を発表させる訳にはいきません!!』

リーベルが大声で言うと、みんなマルスを見てから笑い出す

『手加減しないな・・・何を作った?』

ウイントレスが笑いながら聞くと、ウルストが真剣に見ている

『魔導船ですが、意味不明な船です・・・あんなの発表したら大変な事になります!! メトリシアとミリアも手加減してくれません!! 師匠止めて下さい』

リーベルが真剣に言うと、みんな見ながら笑っている

『リーベル、止めたから、あの程度ですよ! 止めなかったら、飛空艇を一隻作って、作り方を書き始めますよ・・・理解不能の塊になりますよ』

『どうにかしてください!! 魔法練習場は建て替えて、研究室も作るし!! 賢者を量産して、全員が半人前なんて不可能すぎます!!』

リーベルが少しキレ気味に言う

『その程度平和ですね・・・この屋敷の魔法使いがどのぐらいの実力ですか?』

フローネがクララを見ながら言うと、リーベルがクララを見て溜め息をする

『師匠!! 常識を教えてください!!』

『無理ですね・・・マルスの常識が基準になっていますね・・・弟子が弟子を育てて、弟子同士が教え合いどんどん成長しますから・・・リーベルも早く弟子を育てなさい』

フローネが真剣に言う

『来年は平和にしたい』

リーベルが呟く

『クリス様とミーレスが受けますよ』

マルスが笑顔で言う

『各国から留学生来ます』

メトリシアが笑顔で言う

『あれ? 講師大丈夫ですか? 来年はアリシア様もいません! あ!! レズオスさんもリベリアに帰ったら、どうしますか?』

エミールが真剣に聞くと、リリシャが微笑みながら見ている

『え? レズオス兄さんが!! 何故!!』

リーベルが驚いて立ち上がり叫ぶ

『マルス師匠の手伝いでした!! マルス師匠が帰ったら、魔法学院の講師をする必要無いです!!』

メトリシアが大声で言う

『えーーーーーーーーーーーー!! どうしたら!! 師匠助けてください!!』

リーベルが泣きそうになってフローネに言う

『早く孫の顔を見たいですね』

フローネが笑顔で言うと、全員が顔を見合わせて爆笑する

『師匠!!!』

リーベルが必死にフローネに何か言っている

『孫か・・・ウルスト頑張れよ』

ウイントレスがウルストに言うと、クレシアが笑っていると、イーレシアが真っ赤になっている

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