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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
16章 天空の城と夏休み
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異変激戦

キリシアは、黒いマンティスの一撃をギリギリでかわしたが、腕の痛みに腕を見ると、鮮血が流れている

『このーーーー!!』

キリシアが、気合いをいれるように突進して槍で突くが、黒いマンティスはかわし、キリシアに向けて閃光を放とうとする

マルスが接近し、闘気と魔力をまとった剣が黒い玉に当たり、大爆発をする

『キリシア、ポーション飲んで!!』

マルスがキリシアに言うと、キリシアが飛び退き、ハイポーションを取り出して一気飲みしてから、もう1本を傷口に掛けている


マルスは、黒いマンティスの足を何度も斬り付け、黒いマンティスが黒い玉を作ると、素早くかわしている

『グギャーーーー!!!』

黒いマンティスが、マルスの剣の当たる場所にバリアを張り、マルスの剣を防ぎ、マルスが飛び退く

『シャイニングバースト』

エミールの魔法が黒いマンティスに直撃して、胴体に穴が空く

『グギャーーーーーーーーー!!!!!』

黒いマンティスが咆哮をあげると、傷口が塞がり始め、鎌が再生されようとする

『この!!』

キリシアが突進し、槍で再生中の鎌を斬り落とす。マルスは接近して剣を振り、黒いマンティスの鎌を斬る。直ぐに足を斬り飛ばす。黒いマンティスは黒い玉を作り、閃光を放とうとする

『シャイニングバースト』

ミリアの魔法が黒い玉に当たり、大爆発をする。黒いマンティスは、動きが鈍り、黒い結晶が剥き出しになっている

『見付けた!!』

キリシアが闘気を最大限にまとい、槍で突きを放つと、結晶に当たり、衝撃波が周囲に伝わる。黒いマンティスは、キリシアに体当たりして、キリシアが弾き飛ばされる


硬い!! キリシアの一撃でヒビすら入ってない!!

闘気と魔力、全力で斬って斬れるか?


マルスは考えながら、闘気と魔力を剣に伝わらせて刃を作り始め、黒いマンティス目掛けて突進し、剣を振り下ろす(パキッーー!)


黒いマンティスは地面にめり込み、マルスの聖光の剣は砕けて衝撃波が周囲に伝わっている

キリシアが、闘気をまとい槍で突くが、黒い結晶に弾かれている

『グウォーーーーーーーーーーー!!』

黒いマンティスに魔力が集まり、キリシア目掛けて閃光が放たれると、キリシアは横に飛び、よける。閃光は山に当たり大爆発している

『シャイニングバースト!!』

エビリアとクレスタの魔法が、黒い結晶に当たり、反射されるように、周囲に弾け飛びながら、大爆発をしている


え! 魔法が弾かれた・・・闘気しか太刀打ち出来ない!! 剣が・・・

『マルス師匠ーーーー!』

ヒストリアが剣を投げて叫ぶ

『ヒストリアの剣・・・もつか? 全力で!!』

マルスが呟きながら剣を持ち、全力で闘気と魔力の剣を作る。剣から悲鳴のような音が聞こえ始める

『このーーーーー!!』

マルスが闘気と魔力をまとい、閃光のように突進して突きを放ち、黒い結晶のヒビに剣が当たる。物凄い衝撃波が周囲に伝わり、一直線に地面が抉れ、黒い結晶が甲高い音と共に砕け散る。黒いマンティスは、光の粒子になりながら消えていく


マルスは、光の粒子のなか大の字に倒れる。ヒストリアの剣は、完全に砕け散っている

『マルス!!』

キリシアがマルスに近付き顔を見る

『空っぽで歩けない』

マルスが苦笑いする

『マルス!! 私も限界』

キリシアが隣に座り込む

『ギリギリ過ぎて、危なかった』

『反則過ぎる!!』

キリシアが疲れたように言うと、シルフィード号を見ている

『シリウス、気配は?』

『完全に消滅した・・・歪みの調査は必要だ』

シリウスが言うと、シルフィード号が近付いて、リリシャ達が飛び降りてくる


『マルス、キリシア、大丈夫?』

リリシャが真剣に言ってから、マルスとキリシアに大きな怪我が無いのを確認してから、回復魔法を使う

『疲れた』

マルスがリリシャの顔を見て言う

『マルス、無理しすぎです。キリシアも!! ゆっくり休んで下さいね』

リリシャが微笑みながら言う

『周囲に危険が無いか確認は必要だけど・・・』

マルスが真剣に言う

『マルス、キリシア、立てますか?』

リリシャが微笑みながら言う

『ちょっと力が入らない』

マルスが苦笑いすると、キリシアが立ち上がりマルスを見ている。リリシャはマルスを起こすと、肩を貸すようにする

『ヒストリア、手伝って下さいね』

リリシャがヒストリアに言うと、ヒストリアが慌てて、マルスを抱え、笑みを浮かべている

『ヒストリア、ズルい』

メトリシアが小声で呟き、ヒストリアを見ている


『主様、城が有るのに、飛空艇で休もうなんて、考えてないですよね?』

ヴェルダンディーが真剣な口調で言う

『え? えーと・・・』

マルスが苦笑いしながら考えている

『エスカ、天空の城まで送ってくれるかな?』

マルスが苦笑いしながらシリウスに言う

『主様ーーー! 直ぐに向かいましょう』

エスカが現れて、飛び回りながら言う

『マルス、天空の城に?』

リリシャが少し驚いて聞く

『ヴェルダンディーが、天空の城が有るのに、飛空艇で休むなんて許したく無いみたいだからね』

マルスが少し呆れ気味に言う

『わかりました、天空の城の方が広いですね』

リリシャが微笑みながら言うと、エスカフリーダムが降下してくる。フライで飛んで乗り込み、天空の城城に向かう


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