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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
16章 天空の城と夏休み
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天空の城の家具作成

シルフィード号は降下をしながら、城門に向かう

『帰ってきました。屋敷に向かいます』

ヒストリアが大声で言う

『お帰りなさい! どうぞお通りください』

門番が大声で言うと、屋敷に向かい着陸する

『マルス師匠、お帰りなさい』

カミラが微笑みながら言う

『何か有ったかな?』

『平和でしたが、何故空にしばらく居たのですか?』

カミラが不思議そうに言う

『片付けしていたら、通りすぎただけだよ』

マルスが笑顔で言うと、屋敷の部屋に向かう


『マルス殿、何故に空で止まっていたのですか?』

ヘルトが真剣に聞く

『片付けしていたら、通りすぎただけだよ』

『は? 片付けしていて通りすぎた?』

ヘルトが驚いている

『ヘルト御兄様、自動的に飛んでいるので、寝過ごす事も有ります』

メトリシアが笑顔で言う

『もう良いか・・・帰ってくるだけだし、その気ならいつでも王都なんて占領出来るのだから・・・』

ヘルトが諦めたように言うとキリシアが入ってくる

『マルス、訓練しているから、何か用が出来たら教えて!!』

キリシアとルメイルとオルガーとイースとオリスが訓練場に歩いていく

『ヘルトも訓練していく?』

マルスが真剣に聞く

『え! 止めておく・・・それより、クレシアが毎日商会に遊びに行ってしまう』

ヘルトが真剣に言う

『レセナ様も今日は居ないね・・・アリシア様も』

マルスが思い出したように言う

『サトメル様とメリアもメーレシア様も一緒に行っている・・・王女達のお茶会だ・・・御母様も参加しているが・・・』

ヘルトが真剣に言う

『サトメル様も仲良くしているなら、良いね』

マルスが笑顔で言う

『それは良いが・・・狙われそうで、護衛達が毎日警備をしているが、苦情も来ている』

『警備しているなら良いね』

『マルス殿、賊が集まり、襲われたら・・・』

ヘルトが真剣に言う

『壁壊してくれるかな? 楽しみにしているね』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠の壊してくれ、発言です』

メトリシアが大声で言う

『護衛騎士が壊そうと、扉を本気で攻撃したが、壊せないで泣き言を言っていたぞ! 何か有っても侵入できないと・・・』

ヘルトが苦笑いしている

『マルス師匠の作った建物ですよ! あの扉壊すより屋根を壊した方が早いです』

メトリシアが笑顔で言う

『え? 壁じゃ無いのか?』

『メトリシア、屋根より地下の床の方が弱いかな?』

マルスが真剣に言う

『そうですか? 地下の床を壊す為には、穴を掘らないといけないです』

メトリシアが真剣に言う

『穴ぐらい簡単だから、誰か試みて欲しいな』

マルスが笑顔で言うと、ヘルトが苦笑いしてマルスを見る

(穴を掘るなんて不可能だろう・・・壊せないと言って欲しい)

『ゴーレムで殴り続ければ早いですか?』

『魔導砲の最大威力なら・・・反射も付け加えようかな?』

マルスが笑顔で考え始める

『マルス師匠が悪巧み始めました!!』

メトリシアが嬉しそうに笑い始める

『壊す方法を考えるのも楽しいね』

マルスが考え始める

『もし、誰かが入る時に、入口を突破されたら、大変だ・・・』

ヘルトが真剣に言う

『あれ? 英雄騎士隊も3人行っているよね』

マルスが笑顔で言う

『隙を狙われて、人質に取られたら・・・』

『カジェリアに勝てるのかな? アリシアも魔法使いだよ』

マルスが笑顔で言う

『あ!! ・・・アリシアの存在忘れていた・・・カジェリアも居たか、王宮より安全なのか?』

ヘルトが苦笑いする

『裏切る重臣がいないから、余裕です』

メトリシアが笑い始める

『裏切り者・・・安全か』

ヘルトががっかりしている

(メトリシア、重臣の裏切り者とか言わないでくれ!! メトリシアも王族なのだから・・・)


マルス達は資材を集めると、飛空艇に乗せて、天空の城に運び始め、部屋のベットやテーブルを次々と作成している

『マルス師匠、このベット凄くブヨブヨしています』

ミリアが嬉しそうに跳び跳ねている

『馬車に使った柔軟化構造強化と衝撃吸収を使ったからね』

マルスが微笑みながら言う

『寝心地どうでしょう?』

ミリアが笑顔で言うと、寝転んでゴロゴロし始める

『寝心地良いかな?』

『マルス師匠も寝転んで下さいー広いから大丈夫です』

ミリアが笑顔で言うと、マルスも寝転びゆっくりしている


リリシャとエミールがやってくる

『え! マルス!! ミリア!』

リリシャが驚いていると、エミールが近付く

『完全に寝ています』

エミールが顔を覗き込んで言う

『マルスは疲れていたのですね・・・』

リリシャが呟くとミリアの寝顔を見て微笑んでいる

『馬車でみんなで寝ましたね』

エミールが微笑みながら言う

『5年で沢山の事が有りましたね』

リリシャが思い出しながら微笑んでいる

『マルス師匠と一緒だと、ゆっくり出来ないです。色々忙しいです。』

『見ていたら眠くなりましたね』

リリシャがあくびをすると、マルスの横で眠り出すと、エミールもミリアとマルスの間に入って寝転んでいる


メトリシアが部屋に入ってくる

『マルス師匠・・・え!! リリシャ師匠!!』

メトリシアがベットを見て叫ぶ

『メトリシア、どうしたのですか』

リリシャが目を覚まして聞くと、マルスとエミールも目を覚ます

『あれ? リリシャ、エミール、どうして横にいるの?』

マルスが見てから聞く

『見ていたら、眠くなったので、休憩してましたよ』

リリシャが微笑みながら言う

『大分寝ちゃったかな?』

『外も暗くなっていますので、もう夜ですね』

エミールが眠そうに言う

『そろそろ御飯ですね』

リリシャが笑顔で言う

『なんで横で寝ているのですか!! ズルい』

メトリシアが大声で言うと、ミリアが目を覚ます

『マルス、嫌でしたか?』

リリシャが微笑みながら聞く

『馬車では並んで寝ましたよね』

エミールが微笑みながら言う

『久しぶりだね! 一緒に寝るの』

『え! マルス師匠、それで済むのですか?』

『マルスは気にしないですよね』

リリシャが言う

『リリシャもエミールもミリアもキリシアもいつも一緒にいたから、家族だし気にしないよ』

マルスが笑顔で言う

『私も!!』

『え? メトリシアか・・・』

マルスが考え込むと、リリシャとエミールが笑い始め、メトリシアががっかりしている

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