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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
16章 天空の城と夏休み
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迷宮探索とシーリス

翌朝、マルスとキリシアとオルガーとイースとオリスとシーリスとエレリアとカミラとソリナとエリカとエミールで迷宮に向かい、最短距離で19層に向かう


アースタートルに遭遇する

『・・・・ファイヤーボール』

シーリスが魔法を放ち、アースタートルに当たり、黒い煙を流しながら、シーリスに突進してくる。オルガーとイースが、闘気をまとい、斬り裂くと、黒い霧になって消える

『シーリスちゃん、最初はオルガー達に倒させてね』

エミールが微笑みながら言う

『はい! エミール師匠』

シーリスが満面の笑顔で言う

『可愛い・・・』

キリシアがシーリスを見て微笑んでいる


オルガーとイースとオリスが、次々と連携してアースタートルを斬り、黒い煙に変えていくと、一周する

『次は、シーリスとエレリアとエリカとソリナとカミラが魔法で小部屋毎に倒してね』

マルスが笑顔で言うと、20層に向かい小部屋毎に焼き払って進む


大部屋に到着すると、オルガーが中を確認する

『大きな奴はいません』

オルガーが真剣に言う

『・・・・ファイヤーストーム!!!』

『ファイヤーストーム!!』

大部屋の中に5本の炎の柱が出来上がると、次々とアースタートルを飲み込み、黒い霧に変わっていく


『あ!エリカ、限界だね』

マルスが魔力制御を魔力視で見て言う

『はい、残念です』

エリカが残念そうに言う

『エミールは、エリカと待っていてね』

マルスが笑顔で言う

『はい、エリカちゃんの魔力制御の練習見ていますね』

エミールが微笑みながら言うと、エリカが嬉しそうに微笑む

『次に行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『まだ拾ってないよ』

マルスが言うと、みんな笑い出す

『すぐに拾うよ!!』

キリシアが鉱石と魔石を拾い始めると、みんなで拾い始める


21層に到着すると、エリカとエミールが結界を張って休憩を始める

大きなワームに遭遇する。オルガーが闘気をまとい、剣を振ると、大きなワームを両断して、黒い霧になって消える

『オルガー、油断しないで、殲滅してね』

マルスが笑顔で言うと、オルガーとイースとオリスが次々と大きなワームを殲滅する

『マルス、鍛えすぎ!! 動きが良すぎる』

キリシアがイースの動きを見て言う

『ケニスとヒストリアとカジェリアと鍛練を欠かさないから、鍛えてないよ』

マルスが笑顔で言う

『ケニスとヒストリアの鍛練相手か・・・』

キリシアが呟く


21層を殲滅してから21層を小部屋毎に焼き払い、大部屋に到着する

『ゴツゴツした奴が居ます』

オルガーが覗きながら言う

『獲物発見!!』

キリシアが覗いて笑顔で言う

『全力で焼き払ってね』

マルスが真剣に言う

『・・・・ファイヤーストーム!!』

『セイントファイヤーストーム!!』

炎の柱が4本出来上がり、次々と大きなワームを飲み込み、黒い霧に変えていると、ゴツゴツした大きなワームが炎の中動き回っている


炎が晴れると、キリシアが闘気をまとい突進していき、槍を振りゴツゴツした大きなワームを両断すると、黒い霧になって消える

『キリシア、お疲れ様』

マルスが笑顔で言う

『手応えあった』

キリシアが笑顔で言うと、魔石と魔晶石を拾い集める

『やっぱり無理しすぎかな?』

マルスが、シーリスとエレリアの魔力制御を見て言う

『ボスは余計だった?』

キリシアが少し心配そうに聞く

『エリカ達の所で少し休むよ』

マルスが真剣に言うと、20層に向かう


『マルス師匠、キリシア師匠、お帰りなさい』

エミールが微笑みながら言う

『ただいま、エミール』

『どうかしましたか?』

エミールが真剣に聞く

『ボスが出たから、みんな越えちゃったよ』

マルスが微笑みながら言うと、みんな座り魔力制御と闘気を練り始める

『デカイの余計でしたね』

エミールが微笑みながら言うと、シーリスの魔力制御を見ている

『このぐらい全然です!! 全力で制御します』

オルガーが笑顔で言うと、イースも真剣に闘気を練っている

『なんだか嬉しそうに見えます。不治の病になっているのに・・・』

エリカが真剣に言う

『え? 嬉しそうに・・・私まで常識が』

エレリアが呟くと、みんな笑い出す

『この程度すぐに治します』

オルガーが笑顔で言う

『師匠に近付きます』

カミラが笑顔で魔力制御をしている


休憩が終わると、迷宮出口に向かって最短距離で向かう。迷宮を出て歩き始める

『若僧!! 教育代出せ!』

男達がニヤケながら言う

『は? まだ居たんだ』

マルスが苦笑いする

『若僧! さっさと有り金全部出せ!! さもないとどうなるか解るな!』

男が剣に手を掛けて、笑みを浮かべて言う

『頭悪そうーー! お仕置きして良いですか?』

シーリスが笑顔で言う

『シーリス、本当の事を言ったらダメでしょ、謝りなさい』

エレリアが真剣にシーリスに言っている

『はーい! 弱そうなおじさん! 本当の事を言ってごめんなさい』

シーリスが大声で言うと、頭を下げる

『小娘がーーーーー!!』

男が怒鳴り、睨む

『シーリス、弱そうなおじさんは、余計です!! いくら本当の事でも、言ったらダメですよ!』

エレリアが真剣にシーリス言う

『え? 謝らないとダメ?』

シーリスが真剣に聞くと、みんな笑いを堪えている

『謝りなさい』

『はい! 態度がデカイだけのおじさん、ごめんなさい』

シーリスが真剣に大声で言うと、頭を下げる

『このーーーーーー!!』

男が怒鳴り、シーリスを殴ろうとすると、オルガーが拳を受け止めている

『シーリス、態度がデカイだけのおじさんもダメですよ!』

『え! えーと、じゃあ、弱いおじさんごめんなさい』

シーリスが真剣に大声で言う

『シーリス、弱いおじさんはさっき言いましたよ! ちゃんと謝りなさい』

エレリアが真剣に言うと、周囲の冒険者達も笑い出す

『えっ! さっきは、弱そうなおじさんで、弱いおじさんだよ? 同じじゃないよ』

シーリスが真剣に言う

『事実を言ったら、ダメですよ! 先に弱いのを証明してから言いなさい』

エレリアが真剣に言う

『先にお仕置きしたら良いの?』

エレリアに真剣に聞く

『それもダメですよ! 無視するのが1番です』

エレリアが真剣に言う

『おい!! 女!! そんなに死にたいのか!! 八つ裂きにして犯しまくるぞ!! やれ!!』

男が大声で怒鳴ると、男達が殴りにくると、イースが殴り飛ばす

『喧嘩は買いました』

イースが笑顔で言うと、次々とボコボコにしている


『何をしている!! そこの獣人? え!』

騎士が走ってくると、イースを見る

『あ!騎士さん、ただの喧嘩だよ! 金出せと言われたけど』

マルスが笑顔で言う

『え! マルス殿・・・喧嘩なら仕方ないですが、愚か者ですよね? 隊長を呼んできます』

騎士が苦笑いして、男達を見て言うと、走っていく


『マルス殿、これは・・・喧嘩ですか?』

デストラが苦笑いしている

『喧嘩だね、止める?』

『引き取りますが、何が有ったのですか?』

デストラが真剣に聞くと、エミールが説明をしている


『お前達、喧嘩か? それとも金要求か?』

デストラが大声で聞く

『え! 喧嘩だ!』

男が真剣に聞く

『じゃあ帰るぞ! 保護してほしかったら、呼ぶように』

デストラが溜め息をして言うと、歩き始める

『続きをしましょうね』

イースが微笑みながら言う

『え! ギャーーーーーーーーーー!!』

男の腕が砕ける音と共に悲鳴をあげる

『次はこっちですね』

イースが笑顔で腕を持つ

『たったったったっ助けてくれ!! 女を誘拐して売ろうとしていた!! 頼む!!』

男が叫ぶ

『牢屋でゆっくり懺悔しておけ』

デストラが大声で言うと、騎士が拘束を始める

『言い分変えたら言ってね。シーリスがお仕置きしたいって言っていたから』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『解りました・・・護衛させます』

デストラが言うと、男達を連行して帰っていく

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