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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
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オベリストリア王国の決戦

リオンド・ベクラード王国兵士が要塞内の兵士を捕らえて、聞き取りをしながら、後始末をしている

『英雄殿、まとめましたが、最悪です。すでにオベリストリア王国の半分が占領されたようです』

英雄騎士が真剣に説明をしている

『グゼリオンス王国、面倒にしてくれたな・・・』

マルスが呟くと、エミールが考えている

『1つ朗報も有ります。リオンド・ベクラード王国のこの国境の要塞を守っていた、アーゼラストリス将軍がオベリストリア王国に亡命して、戦い続けているようです!』

リオンド・ベクラード王国騎士が笑顔で言うと、人柄を説明している

『問題は、討伐に向かって、オベリストリア王国に侵入する事だけど・・・』

マルスが真剣に考えながら言う

『国王陛下に相談も必要ですが・・・今からでは遅いです』

英雄騎士が真剣に言う

『リオンド・ベクラード王国の外交担当は、オベリストリア王国に滞在は?』

エミールが真剣に聞く

『この書状をもし外交担当に会うなら渡すように、イーケル様から預かっています。』

騎士が書状をマルスに手渡して、マルスが読んでいる

『役に立つね・・・外交の使者として、オベリストリア王国に向かうよ! ついでに軍隊殲滅しても、通り道に居たから、排除したで通すよ』

マルスが笑顔で言うと、エミールが笑い出す

『マルス師匠なら、冒険者だから国境は無いと言うと思ってました』

エミールが笑いながら言う

『面倒になるから、使えるものは使うよ』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠、この書状も使いますか? 冒険者ギルドマスターからの依頼書です』

エレーヌが笑顔で言う

『依頼内容がグゼリオンス王国の従魔討伐だから、問題ないね』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠、冒険者ギルドに書いて貰ったのは、この為ですか?』

エミールが微笑みながら言う

『特別依頼だから、後は騎士さんと冒険者ギルドに任せるけどね』

マルスが騎士を見ながら言う

『グゼリオンス王国から解放されるなら、何でもします』

騎士が真剣に言う

『準備できたら出発するよ』

マルスが笑顔で言うとエミール達が頷き、騎士が出発の準備に向かう


数日後、オベリストリア王国王都周辺、グゼリオンス王国軍とオベリストリア王国軍が決戦になり、オベリストリア軍は破れ去り、王都にグゼリオンス王国軍が迫っている

『アーゼラストリア将軍、もう残された戦力は・・・』

騎士が泣きそうになりながらグゼリオンス王国軍を見ている

『オベリストリア王国に恩義を返す!! オベリストリア王国王族が脱出する時間だけは、何としても作るぞ!! 王族を脱出させれなかった償いも、ここでするぞ!!』

『アーゼラストリア将軍!! ここが死に場所です! 一人でも多く道ずれにします』

騎士が真剣に言う

『従魔先頭に進んで来ました!!』

騎士が慌てて報告に来ると、アーゼラストリアはグゼリオンス王国軍を見ている


マルス達は、森を抜けて、グゼリオンス王国軍を見付ける

『マルス師匠、オベリストリア王国軍もまだ残ってます』

エミールが遠くを見て言う

『騎士さんは、アーゼラストリア将軍を見付けて、説明をしてね! エミール行くよ』

マルスが真剣に言うと、グゼリオンス王国軍の前に向かって進み始める


グゼリオンス王国軍が前進してくると、オベリストリア王国軍とアーゼラストリアの軍は迎え撃つ為に武器を構える。従魔が突進してくると、兵士達は恐怖に陣形を乱し始め、従魔と必死に戦っている

『何としても・・・時間を稼ぐぞ!!』

アーゼラストリアが大声で叫び、騎士達が必死に戦っている

『何が!!』

従魔の大群に突如、巨大な炎の玉が爆発して、従魔が吹き飛ぶ

『何が起きた?』

アーゼラストリアが爆発で出来た穴を見ている

『あれは!!』

騎士が指差すと、白い大きな狼に乗った、人を見ている

『従魔・・・フェンリル?いったい何が・・・』

アーゼラストリアは、警戒しながら見ている


一方マルス達は従魔の大群に突撃をする

『オルガー、イース、オリスは、エミールとエレーヌに敵を近付かせないように戦って!!』

マルスが大声で言うと、オルガー達は近付く従魔を次々と斬り、従魔が断末魔をあげながら動かなくなっていく

『マルス師匠、従魔がオベリストリア軍が!!』

エミールが従魔の先にいる軍を見て言う

『エミール、ここは任せた!!』

マルスが真剣に言うと、苦戦しているオベリストリア軍の方にシルバーが疾走して、狼達がついてくる

『ファイヤーキャノン』

マルスが魔法を放ち、従魔を吹き飛ばす

『主様! 全部食いちぎるか?』

『面倒でも、魔法で少し吹き飛ばす』

マルスが従魔を見ながら言うと、次々と魔法を放ち、従魔が爆発に巻き込まれて、吹き飛んで動かなくなっていく。シルバーはただ見ている

(これが少しか? 殲滅しているが・・・)


エミールとエレーヌは、従魔使いを見付ける

『女!! 旨そう!!』

従魔がエミールを見て喜んでいる

『食って良いぞ!! エサだ!!』

従魔使いが怒鳴り、従魔がエミールとエレーヌに向けて突進してくる。オルガーが接近した従魔に斬りつけると、従魔の首が落ちて、力無くたおれる

『何を!! 早く食い殺せ!!』

従魔使いが慌てたように叫ぶ

『ファイヤーキャノン』

エミールとエレーヌが魔法を使うと、従魔が吹き飛び、地面に大穴があき、従魔使いが地面に転がる

『ヒィーーーーーーー!! ばっばっばっ化物!!』

従魔使いが叫び、逃げようと走り出す

『パンシーフィールド』

エミールが微笑みながら魔法を使い、従魔使いが倒れる

『師匠、任せてください』

エレーヌが真剣に言うと、エミールが微笑みながら譲り、エレーヌが魔法を次々と放っている

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