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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
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王都決戦中編

ローブを着た男がエミールを見ながら笑みを浮かべている

『若いな・・・戦場に出たからには、死を覚悟せよ』

男が笑みを浮かべて言う

『・・・・ファイヤーアロー』

男が魔法を放つと、エミールが魔法をかわしている

『どうしたのですか? この程度ですか?』

エミールが微笑みながら言う

『・・・・ファイヤーボール』

ローブを着た男が魔法を放ち、エミールに迫る

『ブリザード』

エミールが魔法を放ち、吹雪が吹き荒れ炎の玉を消し飛ばす

『・・・・ジャドーアロー』

『シャニングアロー』

エミールは、男の魔法に合わせて、魔法を次々と打ち消していく

『何故だ!! 発動が早すぎる!!』

ローブをまとった男が後退りする

『もう少し魔法を学んでくださいね。この程度では、魔法学院の生徒に負けますよ』

エミールがつまらなさそうに言う

『ウエイト』

ローブを着た男が倒れ起き上がろうとしている

『パンシー』

エミールが魔法を放つと、男のローブや装飾品が光輝く

『どのぐらい耐えられるかな?』

エミールが笑みを浮かべて、次々と魔法を放ち続けていると、ローブや装飾品が砕け散る

『ギャーーーーー!!』

男が悲鳴をあげながらのたうち回り出す


ミリアに向けて魔法が次々と放たれると、ミリアも魔法を放ち次々と魔法がぶつかり合い、衝撃と爆風が吹き荒れる

『バカな・・・少女が互角だと!! こんな魔導師がいるとは・・・』

男が後退りしながら言う

『え! ごめんなさい!! 才能の欠片も無い最低の魔法使いで!! 本当にごめんなさい!!』

ミリアが大声で言う

『は? 才能の欠片も無い最低の魔法使い!! あり得ない』

男が呆気にとらわれる

『頑張って、全力でお仕置きします!!』

ミリアが大声で言うと、魔力が周囲にオーラのように溢れ出す

『パンシー! スリープ! ポイズン! スウォーン!』

ミリア次々と魔法を放ち続けていると、男のローブや装飾品が光輝き、次々と砕け散り始める

『ミリア、やりすぎですよ』

アニーが男を浮かせながら言う

『アニー、もう終ったの?』

『早く帰って、料理しましょうね』

アニーが微笑みながら言う


カミラは魔法を次々とかわしている

『何故当たらない!!』

ローブを着た男が叫ぶ

『もう終わりですか? 反撃しますね』

カミラが微笑みながら言うと、訓練用の剣に闘気をまとわせ、身体強化すると、一気に接近する

『は! 消えた!!』

男が叫ぶと、カミラの一撃が杖を砕き男の腹にあたり、男はバウンドしながら、吹き飛んでいく

『あれ? この程度、あ! 魔道具を壊すために、魔法を』

カミラが呟き魔法を使い始め、男のローブや装飾品が砕ける


『若い女ごときが我に勝てるつもりか? 愚かな』

ローブを着た男が、リリシャを見ながら言う

『マルスの戦いをじっくり見たいので、早く終らせますね』

リリシャが微笑みながら言う

『・・・・ファイヤーボール』

男が魔法を放つ

『ハイバリアフィールド』

炎の玉は、バリアに当たり、爆発すると、熱風と衝撃波が伝わり、土煙からリリシャの姿が見えてくる

『バカな・・・』

男が唖然とリリシャを見ている

『この程度ですか? もう良いですね』

『ハイウエイト』

リリシャが魔法を使うと男が倒れ悲鳴をあげる

『レビテーション』

リリシャが男を浮かすと、男は慌てて手足をバタバタしていると、急に回転を始める

『みんな終ったかしら』

リリシャが周囲を見ている


リシリアはバリアで魔法を全て防いでいる

『何故だ!! 何故魔法が!!』

ローブを着た男が後退りして、逃げようとする

『そろそろ、反撃しますね』

『パンシーフィールド』

『ポイズンフィールド』

『スウォーンフィールド』

『スリープフィールド』

リシリアが微笑みながら次々と魔法を放ち続けている

『いつまで魔道具が持ちますか? 早く魔力補充しないと、終ってしまいますよ』

リシリアが微笑みながら言う

『化物!! 魔力が!! あり得ない!!』

男が怯えながら叫び、装飾品が砕け散り、逃げようとすると、ローブが砕けて、男は倒れ苦しみ出すと、すぐに麻痺する

『この程度ですか・・・魔道具に頼りすぎです』

リシリアが呟きながら次々と魔法を使っている


『こんな若い女などに相手させるとは・・・足止めにもならんぞ』

男達が笑いながら言う

『ウインドボール!!』

エビリアとクレスタが魔法を放つと、男達はまともに当たり、吹き飛ばされる

『いやらしい目してましたね』

エビリアが微笑みながら言う

『早く魔道具を壊しましょう』

クレスタが微笑みながら言う

『パンシーフィールド』

『スリープフィールド』

エビリアとクレスタが魔法を使い、男達のローブや装飾品が輝き出す

『壊れるまで競争です』

『どんどん使いますよ』

エビリアとクレスタが笑いながら、魔法を使い続けていると、男達のローブと装飾品が砕ける


マルスは魔法を避けながら、みんなと距離を取る

『小僧、引き離したつもりか?』

ウォーレルがマルスに向かって言う

『あんたも魔法使いやすいでしょ』

『愚かな小僧だ! わざわざ死を早めるような事を! 女達もすぐに死んで終ると言うのに・・・』

ウォーレルが笑みを浮かべて言う

『シャドースネーク』

影から触手みたいな、黒い物がマルス目掛けて接近してくる

『シャイニングアロー』

光の矢が当たり、黒い影が消滅する

『ファイヤーアロー』

ウォーレルの魔法がマルスに迫ると、マルスはかわしながら距離を取る

『ファイヤーアローズ』

炎の矢が次々とマルス目掛けて飛んでくると、マルスはかわしながら

『ブリーズアロー』

氷の矢が炎の矢に当たり、爆発する

『ファイヤーボール』

『ウインドボール』

ウォーレルの炎の玉に、マルスが放った風のボールが爆発して、熱風が吹き荒れる

『なるほど、中々やるな・・・我と互角にやりあうなど、今までに数人しかいない・・・殺す前に名を聞いておこう』

ウォーレルが笑みを浮かべて言う

『その程度ですか? そろそろ本気を出してください』

マルスが微笑みながら言う

『恐れも知らぬか・・・生きていたなら、女共に聞けば良いか』

ウォーレルが微笑みながら言う

『残念だけど、あっちは終ったようだよ』

マルスがリリシャ達を見て言う

『は? 何が!! 』

ウォーレルはリリシャ達が男達を浮かせて、ぐるぐる回転させているのを見て唖然とする

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