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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
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公爵領お仕置き

お仕置きをしながら、準備を済ませ、シルフィード号は南に向かって、出発する

『明け方には、公爵の港町に到着します』

エビリアが真剣に言う

『領主の館を強襲するよ』

キリシアが真剣に言う

『お仕置きは任せてくださいね』

リリシャが笑顔で言う

『リリシャ、独り占めダメだよ』

キリシアが真剣に抗議している

『海軍は明日の夜には到着すると思いますが、兵士達はまだ来ないです』

メトリシアが真剣に言う

『早く終わらせて、国境も確保しよう』

マルスが真剣に言うと、全員が同意している


夜明け、公爵の町が見えてくる。シルフィード号は降下しながら、領主の館に向かう。キリシアはマルスに抱き付いて、飛び降りる

『何者だ!!』

兵士達が武器を抜いて、キリシアとマルスを警戒している

『パンシーフィールド』

マルスが魔法を使い、兵士が次々と倒れ始める

『マルス、私の分は!!』

キリシアが真剣に言う

『館に沢山いるよ! 扉の付近に4人かな?』

マルスが笑顔で言うと、キリシアが扉を槍で斬り、中に入る

『何者!! 化物!!』

キリシアを見た兵士が叫ぶと、キリシアが容赦なく両腕を砕きながら、弾き飛ばし館の中を進み始める


扉を斬り部屋に入ると、兵士達を凪払い始める

『みーつーけた!!』

キリシアが笑顔で言うと、豪華な服を着た男達が兵士に守られるようにいる

『貴様ら! こんなことをして、ただで済むと思うなよ!!』

豪華な服を着た男が怒鳴る

『グゼリオンス王国に寝返った人が良く言うね! 覚悟しな!』

キリシアが睨みながら言う

『何を!! ガベラス王国は我の物だ!! ガベラスの手先が!! まだ解らんのか!! クライドルト王国などに従って何が利益有る!!』

『知った事か!! 売られた喧嘩は、全部叩き潰す!! その仲間も全部潰す!!』

キリシアが怒鳴る

『まさか・・・リベリアの英雄!! 早く殺せ!』

豪華な服を着た男が慌てて叫ぶ。キリシアが突進して次々と兵士の腕を砕きながら、弾き飛ばしていく

『ゆゆゆゆゆっ許してくれ!! 何でもやる! 命だけは!!』

豪華な服を着た男が叫び、尻餅をついている

『お仕置きする!』

キリシアが笑顔で言う

『助けてくれ!!』

豪華な服を着た男が叫ぶと、キリシアが槍で弾き飛ばして、マルスの足元に転がす

『回復してね』

キリシアが笑顔で言うと、マルスが回復魔法を使い、回復させると、キリシアが容赦なく両腕を砕く


ベアーズ号が着陸すると、英雄騎士隊隊員達が降りて、兵士を1ヵ所に集め、エミールとエレーヌがアースコントロールで囲いを作っている

『エミール師匠、終わりました。マルス師匠達帰ってこないですね』

『お仕置き始めているかな? 屋敷内も騎士が拘束に行ってください』

エミールが英雄騎士隊に命令をする

『エミール殿、外に兵士が集まり、突入する準備をしてます』

リベリア警備隊員が真剣に言う

『捕らえますね』

エミールが微笑みながら言うと、門に向かう


兵士が集まると、門に向かって近付き、侵入を試みている

『降伏しますか? それともお仕置き受けますか?』

エミールが微笑みながら大声で言う

『賊め!! なんとしても突破せよ』

兵士が大声で言う

『じゃあ、お仕置きです』

エミールが笑顔で言う

『スリープフィールド』

エミールが魔法を使うと、兵士達が倒れていく

『ナイトメアフィールド』

兵士達は、もがき苦しみ目を覚ます

『ポイズンフィールド』

『ギャーーーーーー!!』

兵士達は、のたうち回る

『ポイズンリカバーフィールド』

エミールが魔法を使うと、男達が寝転び放心状態になっている

『ヒールフィールド』

淡い光が周囲に立ち込める

『ポイズンフィールド』

『ギャーーーーーーー!! 悪魔!!』

兵士が、のたうちながら叫んでいる

『エミール師匠、うるさいです』

『そうですね。そろそろ黙らせます』

エミールが微笑みながら言う

『パンシーフィールド』

男達が苦悶の表情で寝転んでいる


『英雄殿、そろそろ聞き取りを』

英雄騎士隊隊員が真剣に言う

『1度、聞き取りしておいて、ついでに証拠も探そう』

マルスが笑顔で言う

『マルス、仕方無いな』

キリシアが呟くと、男達に英雄騎士隊隊員が聞き取りを始めている

『何で、ここにリベリアの英雄が・・・』

豪華な服を着た男が泣きながら呟く

『グゼリオンス王国が喧嘩売ったから、その仲間は全部お仕置きする!!』

キリシアが睨みながら言う

『グゼリオンス王国・・・終わりなのか・・・降伏させてくれ!!』

『いや! お仕置きする!』

キリシアが笑顔で言う

『領地も孫娘達も全部やる!! 宝物庫の中の物も』

豪華な服を着た男が泣きながら言うと、周囲の男達が驚いている

『お仕置きする!! 孫を見捨てるなんて許さない』

キリシアが大声で言う

『たったったっ助けてくれ!! お仕置きだけは! 頼む!!』

『死なないから、大丈夫!』

『頼むーーーー! 降伏させてくれ!!』

豪華な服を着た男が叫び続けている

『これは・・・連れてくるのが、早かったですか?』

英雄騎士隊隊員が苦笑いしていると、後ろに数人の人がいる

『誰?』

『公爵の一族です』

英雄騎士隊隊員が真剣に言うと、説明を始める


英雄騎士隊隊員が聞き取りをしてから、証拠を集めて持ってくると、マルスが読んで確認している

『聞き取りは終わったね』

キリシアが笑顔で言う

『終わったけど、どうかしたの?』

『お仕置きの続きするよ』

キリシアが笑顔で言う

『いやーーー! 助けてください! 降伏させてください!! お願いいたします!!』

豪華な服を着た男が、泣きながら頭を地面に付けて叫んでいる

『降伏は受けれない!! 面倒だから!』

キリシアが笑顔で言う

『キリシア、降伏誰が受けれるの?』

マルスが考えて聞く

『え! 英雄騎士隊隊員じゃないの?』

キリシアが笑顔で言う

『権限がありません!副団長に言ってください』

英雄騎士隊隊員が真剣に言う

『副団長に? いないから無理!』

キリシアが笑顔で言う

『メトリシア次第だね』

マルスが笑顔で言う

『メトリシア降りてきてないから、降りてこないと無理』

キリシアが笑顔で言う

『降伏は、不可能だから、覚悟してね』

マルスが笑顔で言う

『頼む!! そうだ! 孫娘を奴隷として毎晩弄んで構わないから!頼む!!』

豪華な服を着た男が、大声で叫び、マルスを見ている

『最低!! お仕置き始めるよ』

キリシアが大声で言う

『ヒェーーーーーーー! 化物近付くな!! 来ないでくれーーー! 頼む頼む頼む』

『お祖父様・・・酷い、売り飛ばそうなんて』

髪の長く綺麗な女性が泣き崩れて、叫んでいる


『マルス師匠、何しているのですか?』

メトリシアとヒストリアとケニスとリリシャが入ってくる

『メトリシア、お仕置き中』

『頼む降伏させてくれ!! 孫娘を奴隷として毎晩弄んで構わない!! 領地も宝物も全部やる!! だから頼む、降伏させてくれ!!』

『最低・・・それで泣いているのですね』

メトリシアが女性を見ている

『ふふふ』

リリシャが微笑みながら見ている

『ギャーーーーーーーーー!!!』

豪華な服を着た男が、のたうち回り叫びだす

『あ!!リリシャ!』

キリシアがリリシャを見ている

『孫娘を奴隷? それも弄ぶって誰がしますか? マルス、そうですよね』

リリシャが微笑みながら言うと、マルスを睨む

『余計な事を言わなければ、降伏出来たのに、残念だね』

マルスが呟くと、メトリシアを見る

『マルス師匠、何ですか!!』

メトリシアが真剣にマルスを見る

『メトリシア以外に降伏は、受けれないからね! クライドルト王国に降伏にしておいてね』

マルスが笑顔で言う

『面倒です! 師匠達が受けてください』

メトリシアが真剣に言う

『後始末面倒だから、副団長に押し付けるには、メトリシアが受けないとね』

マルスが笑顔で言う

『解りました! ヘルト御兄様に押し付けます』

メトリシアが真剣に叫ぶと、みんな笑い出す

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