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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
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ガベラス王国海軍

マルス達は、グゼリオンス王国軍を集める岩の壁を作ると、ガベラス王国兵士達は次々と運び、投げ込んでいる

『マルス、お仕置き始める?』

キリシアが笑顔で言う

『ここはエミール達に先にさせよう、海軍に敵対したらどうなるか、教えないとね』

マルスが笑顔で言う

『解った!! 叩き潰す』

キリシアが笑顔で言うと、シルフィード号が着陸して、オルガー達が降りてくる

『オルガー、イース、オリスは、エミール達の護衛をお願いね』

『はい!マルス師匠』

オルガーが笑顔で言う

『マルス師匠、お仕置ですよね』

エビリアとクレスタが降りてくる

『海軍を先に潰すから、したければ、エミールと仲良くしてね』

マルスが笑顔で言うと、キリシアとシルフィード号に乗り込む


『あ!マルス、キリシア、お仕置き始めますか?』

リリシャがマルスとキリシアを見て聞く

『海軍を先に潰すよ』

マルスが笑顔で言う

『ゆらゆらします!』

リリシャが笑顔で言う

『1隻奪ってからじゃないと無理かな?』

マルスが笑顔で言う

『残念・・・奪ってから、やりますね』

リリシャが笑顔で言うと、シルフィード号は、海軍の方に向かい、軍艦に近付く


軍艦に近付くと、キリシアがマルスに抱き付いて、飛び降りる

『ひぇーーーーーー!! 女神ヴァルキリー様!!』

キリシアの姿を見た海兵が、尻餅をついて叫ぶ

『かかってこい!!』

キリシアが笑顔で大声で言う

『おおおおおお許しを!!女神ヴァルキリー様』

海兵達が慌てて、頭を床に付けて叫び震えている

『コラーーー!かかってこい!! 敵対したからには、お仕置きする』

キリシアが大声で言うと、石突きを甲板に叩きつける

『お許しを!!!! 女神ヴァルキリー様!!』

海兵達は震えながら叫び続けている

『艦長や隊長は?』

マルスが真剣に聞くと、艦長が前に出てくる

『降伏します!! どうかお許しください』

艦長が泣きそうになりながら言う

『計画書や証拠を持ってきてください』

マルスが笑顔で言うと、艦長が慌てて、命令書等を持ってくると、マルスが読んで、確認する

『艦隊の旗艦は、どの船?』

『後ろのあの船です』

艦長が慌てて言う

『キリシア、じゃあ乗り込むよ! 降伏するなら、帆をたたみ、大人しくしていてね』

マルスが笑顔で言うと、アクアコントロールを使い、揺らしながら、近くまで運ぶ


『女神ヴァルキリー様!! お許しを!!!お許しを!!!お許しを!!!』

船から船員達が必死に叫んでいる

『総大将達を捕らえて、連れてこい』

マルスが大声で言うと、海兵達が、直ぐに動き出す

『引き渡します!!女神ヴァルキリー様どうかお許しを!!』

海兵達が叫び続けている

『マルス!!つまらない!! 早く公爵を潰しに行こう!!』

キリシアが大声で叫ぶと、マルスは旗艦を横付けして、キリシアと飛び移る

『何故、リベリアの英雄がここに!! 計画が!!』

捕まっている男が青ざめて叫ぶ

『お仕置き決定!!』

キリシアが大声で言う

『お仕置き?』

男が青ざめて呟く

『グゼリオンス王国に寝返ったからには、どうなるか解りますね! 地獄を見てきてくださいね』

マルスが笑顔で言う

『地獄を・・・何故知っている』

男が怯え始める

『愚か者達は、全部お仕置きします。覚悟してくださいね! 怒らせた方が悪いのですから』

マルスが笑顔で言うと、周囲の海兵達が震えている

『何故だ!!計画は完璧のはず!!』

『従魔師団の愚か者達が、アーメルドとリベリアを襲ったから、悪い! 覚悟することだ!!』

キリシアが怒鳴る

『え!! まさか先に手を出したのか!! 終わりだ』

男が泣き始める

『海兵は、降伏するなら、王都の港に入り、沙汰を待て!!』

マルスが大声で言うと、海兵達は慌てて操舵を始め、港に向かい始める


『え!どうして、ゆらゆらは?』

リリシャが海軍の動きを見て呟く

『もしかして、以前お仕置きした海兵ですか?』

メトリシアが真剣に見ながら言う

『せっかくのゆらゆらなのに!!』

リリシャが残念そうに言う

『残念です・・・せっかくのゆらゆらだったのに!』

ミリアががっくりして言う

『リリシャ、自重しないから、相手が2度と敵対しないのですよ』

フローネがみんなを見ながら言う

『根性無しの海兵!!』

リリシャが真剣に言うと、メトリシアとミリアとリシリアが頷いている

『根性が無ければ、再び船に乗らないでしょうに』

フローネが呆れながら言う


シルフィード号が港に着陸して、リリシャ達は、海軍が入港するのを待っている

『リリシャ、つまらなかった!!』

キリシアが軍艦から降りてくる

『ゆらゆらしたかったのに』

リリシャが真剣に言う

『お仕置きに行くよ!!』

キリシアが真剣に言う

『仕方無いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『リリシャ、ほどほどに、侵入している、グゼリオンス王国軍は町や村にもいるから、準備が出来次第潰しに行くよ』

マルスが真剣に言う

『そうですね。的を用意してね』

リリシャが笑顔で言う

『メトリシア、ベラゼルドル国王に兵士を動かしてもらいに行くよ』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠!!任せてください!沢山走り回ってもらいます』

メトリシアが笑顔で言うと、フローネが見ている

(メトリシア、相手は国王ですよ! 命令するなんて、何を考えているのですか!)

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― 新着の感想 ―
[一言] フローネ メトリシアなら、身分的に大丈夫だと思う 属国に対しての本国の直系の王女だから(゜ー゜)(。_。)ウンウン
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