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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
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ガベラス王国攻防戦

キリシアが門に近付く従魔を片っ端から斬り続けている。英雄騎士隊隊員達が、ガベラス王国兵士に指示をしながら、広場にグゼリオンス王国兵士を集めて、エミールがアースコントロールで壁を作っていく

『エミール師匠、ここからどうしますか?』

エレーヌが真剣に聞く

『マルス師匠の手伝いをしますよ』

エミールが微笑みながら言うと、英雄騎士隊隊員に任せて、警備隊隊員と一緒に門に向かう


マルスはキリシアの戦いを見ながら、周囲を警戒している

『マルス師匠、お待たせしました』

エミールが笑顔でやってくる

『エミール、エレーヌ、もう拘束終わったの?』

マルスが振り返り聞く

『はい! 英雄騎士隊隊員が指揮してます。念の為に、麻痺させておきました』

エミールが微笑みながら言う

『効果が切れたら面倒かな? その前にお仕置き開始かな?』

マルスが笑顔で言うと、キリシアを見る

『敵の兵士は、1万ぐらいですか?』

エミールが真剣に聞く

『後は、海軍軍艦が14隻だね』

マルスが笑顔で言う

『エスカが監視するのは、反則ですね』

エミールが微笑みながら言う

『逃がす気なんて無いけどね』

マルスが笑顔で言う

『我が主、2つの門を攻撃し始めたぞ』

シリウスが真剣に言う

『シルフィード号に任せると伝えてね』

マルスが笑顔で言う


『我が主からの連絡です。2つの門に攻撃している従魔を任せるそうです』

シルフィードが言う

『的が出来ました』

メトリシアが嬉しそうに言う

『行きますよ』

リリシャが微笑みながら言うと、シルフィード号が門に向かう


『的に魔法を放ちますよ』

リリシャが微笑みながら言うと、クレスタとエビリアとミリアとメトリシアとリシリアが、嬉しそうにしている

『早い者勝ちです!!』

メトリシアが大声で言う

『ファイヤーアロー!!!!!!』

一斉に魔法を放ち始めると、従魔達が次々と炎に貫かれて、倒れていく

『見える範囲の従魔を殲滅しますよ』

リリシャが笑顔で言うと、次々と従魔を的にしている


ガベラス王国兵士達は、門に到着する

『リベリアの英雄様・・・凄すぎる・・・従魔が瞬殺なんて、英雄様を敵に回したら・・・』

兵士の隊長が青ざめて呟くと、兵士達は呆然と見ている

『兵士さん、残りの2つの門にも攻めてきたから、殲滅しています。向こうにも兵士は向かいましたか?』

マルスが笑顔で聞く

『はい! 英雄様!!』

兵士の隊長が大声で叫ぶ

『周囲の監視をお願いしますね』

マルスは笑顔で言うと、シルフィード号から放たれる魔法を見ている

『みんな容赦ない! 完全に殲滅です』

エミールが羨ましそうに見ている

『弱い従魔なんてどうでも良いけど、早く軍を動かしてくれないかな?』

マルスが、陣取っている兵士達を見ている

『暇ですね』

エレーヌが微笑みながら言う


シルフィード号は、城壁沿いに動き、従魔を殲滅し終わると、そのままグゼリオンス王国に魔法を使い、麻痺させていく

『え! リリシャ師匠!ズルい!! 兵士を麻痺させてます!!』

エミールが気が付いて叫ぶ

『全部取られるかな? キリシアも終わったみたいだから、どうでも良いけど』

マルスが微笑みながら言う

『私達の分は?』

エレーヌが少し不満そうに言う

『捕まえた後のお仕置かな?』

『はい!任せてください!! 1万人お仕置きします』

エミールが笑顔で言うと、エレーヌが笑い始める


『兵士さん、拘束してきてね』

マルスが笑顔で言う

『え!拘束? まさか全部ですか!!』

兵士の隊長が大声をあげる

『降伏勧告なんてしないから、頼みました! 後で壁を作りますので、中に放り込んでくださいね』

マルスが笑顔で言う

『まさか!! お仕置きですか!! この数を』

『準備してくださいね』

マルスが笑顔で言うと、兵士の隊長が慌てて、兵士達に指揮を始める

『マルス、終わったの?』

キリシアが笑顔で戻ってくる

『キリシア、お疲れ様』

『雑魚しかいなかったから、手応えがなかった!』

キリシアが笑顔で言う

『仕方無いね、数だけだからね』

マルスが笑顔で言う

『逃げ出した奴らいたの?』

『全員寝ているね。そろそろ返ってくるよ』

マルスがシルフィード号を見ながら言う

『じゃあ休憩したら、お仕置だね』

キリシアが笑顔で言うと、エミールが笑い始める


『国王陛下、お伝えします! リベリアの英雄様により、グゼリオンス王国軍は、全員眠らされたようです! 兵士が拘束に向かいました』

騎士が笑顔で言う

『やっぱり、リベリアの英雄様だけは、怒らせるな!!』

ベラゼルドルが大声で言う

『報告によれば、これからお仕置きをするそうです!』

『絶対に邪魔はするな!!指示に従って、絶対に機嫌を損ねるな!! 国家の命運は、怒らせない事だ』

ベラゼルドルが大声で言う

『国王陛下、その言い方だけは、止めてください!国家の威信が無くなります』

重臣達が苦笑いして言う

『事実だ!! お仕置だけは、受けたくない!! お仕置き受けるぐらいなら、従魔に食べられた方がましだ!!』

『それは・・・そうですが、リベリアの英雄様は、グゼリオンス王国のお仕置きに来ただけでしょうか?』

重臣達が真剣に聞く

『真意を聞いてこい』

ベラゼルドルが大声で言う

『え! えーと、陛下がお礼に行かれたら』

重臣達が真剣に言う

『絶対に嫌だ!! 会うだけで、緊張する!! 目が合ったら、怖い』

ベラゼルドルが真剣に言うと、重臣達とベラゼルドルが言い合いを始める

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