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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
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リベリアの迷宮探索後編

キリシアとリリシャとマルスで39層に向かい、ゴーレムに遭遇すると、キリシアが突撃して次々と槍で突いていく

『1匹倒すのに時間がかかる』

キリシアが、黒い霧になって消えるゴーレムを見ながら言う

『キリシア、手伝う?』

『一人で大丈夫!!』

キリシアが大声で言うと、次のゴーレムに突撃して、槍を突いている


ゴーレムが4体集まり、キリシアと戦い始めると、徐々にキリシアが追い詰められ始める

『キリシア、手伝う?』

マルスが大声で聞くと、後ろからゴーレムが現れる

『少し手伝って!!複数は無理!!』

キリシアが、ゴーレムの攻撃を避けながら叫ぶ。マルスは、後ろから現れたゴーレムに向かって、剣を向け闘気を剣に伝わらせる。ゴーレムがマルス目掛けて近付くと、マルスは剣を振り抜き、両断して、すぐに剣を突き立てる。ゴーレムは黒い霧になって消える。


マルスはすぐに、キリシアに攻撃をしているゴーレムに斬り掛かり、斜めに十字に両断する。ゴーレムは、黒い霧になって消える

『あ!こうしたら!』

マルスが呟くと、闘気をまといゴーレムに横から縦に一刀両断すると、ゴーレムは黒い霧になって消える


マルスは1匹を残して、倒し終わると、警戒しながらキリシアを見ている

『マルス!! ズル!! 簡単に倒すなんて!!』

キリシアが、ゴーレムを黒い霧になって消えると、マルスを見て言う

『見えてるから、簡単だよ』

『やっぱりズル!!』

『次から、複数になったら、1匹残して倒してよいかな?』

マルスが真剣に聞く

『任せた!! ゴーレム一騎討ちなら絶対に負けない!!』

キリシアが真剣に言うと、ゴーレムを殲滅しながら一周して、40層に向かう

『マルス、疲れたら休みましょうね』

リリシャが少し心配そうに言う

『解った・・・無理しないようにするよ』

マルスが笑顔で言う

『このゴーレムだけは、魔法で倒すの難しいから・・・気を付けてね』

リリシャが真剣に言うと、小部屋にマルスとキリシアが入り、マルスが、次々とゴーレムを両断して倒している

『やっぱりマルス、ズルい・・・簡単に倒すと、私が弱いみたいに見える!! 1匹倒すまでに、マルスは5匹も倒してる!!』

キリシアが怒鳴る

『マルスは一撃一撃確実に核を斬ってます』

リリシャが微笑みながら言う

『核さえ見えれば・・・』

『魔法剣士は、凄いですね』

リリシャが真剣に呟く

『ズルいけど・・・マルスの努力は凄いから・・・危なくなったら、助けてよ』

キリシアが真剣に呟く


大部屋まで殲滅すると、ボスがいないか、確認してから、マルスとキリシアが大部屋に入って、ゴーレムを次々と倒している

『あれ? マルス、かわして、横から一刀両断している・・・あ!! 完全に一直線に核が・・・キリシアが知ったら、知りたがるかな?』

リリシャが微笑みながら見ている


キリシアは、ゴーレムの核の有る付近を、次々と貫き、ゴーレムを黒い霧に変えている

『マルス・・・本気出した! 速い・・・あれ?一撃で倒している・・・え!横から一刀両断!! あーーーーーーーーーー!!ズルい!!』

キリシアが怒鳴り、近くのゴーレムをマルスの真似をして両断すると、ゴーレムが黒い霧になって消える

『マルス!!早く教えなさい!!! もう!!』

キリシアが怒鳴りながら、次々と両断して、ゴーレムは、黒い霧になって消える


『マルス!!早く教えなさい!!』

キリシアが真剣に言う

『え?何の事?』

マルスが真剣に言う

『横からだと、核が一直線になるなんて!!早く教えてよ!!』

キリシアが真剣に大声で言う

『さっき気付いたけど、本当に全部一直線に有るか、確認していたよ』

『次は早く教えなさい!! ゴーレム全部倒す!!』

キリシアが大声で言う

『早く魔石と鉱石を拾いましょうね』

リリシャが微笑みながら言う


41層に向かうと、ゴツゴツしたカークロッチが現れる

『ファイヤーテンペスト』

リリシャが魔法を放つと、カークロッチに次々と炎が当たり、黒い霧になって消える

『どんどん倒しますよ』

リリシャが笑顔で言うと、見付け次第焼き払って進む


『リリシャ・・・私にも分けて』

キリシアが真剣に言う

『え? 嫌です! 2層も魔石拾い係でしたから』

リリシャが笑顔で言う

『リリシャ・・・マルス、何か言ってよ!』

キリシアが真剣に言う

『そうだね・・・だけど、キリシア、限界近いよね』

マルスが真剣に言う

『え!バレている・・・』

『リリシャ、1匹キリシアに分けよう・・・多分後が面倒になるからね』

『仕方無いですね。マルスのお願いだから、1匹だけですよ』

リリシャが笑顔で言うと、キリシアが喜んで前に出る

『あれ?いない・・・何故?』

キリシアが周囲を歩いて呟く

『帰るしか無いかな?一周したから』

マルスが真剣に言うと、階段の方に歩いていく

『あ!!リリシャ!!』

キリシアが大声で言うと、がっかりしながら、リリシャとマルスの後を付いてくる。

『キリシア、1匹いたよ』

マルスが見付けると、キリシアが突撃して、一刀両断する。カークロッチは、黒い霧になって消える

『キリシア、お疲れ様』

マルスが笑顔で言うと、31層に向かって最短距離で向かう


『あ!マルス師匠、お帰りなさい』

メトリシアが満面の笑顔で言う

『みんな、休んだら帰るよ!』

キリシアが笑顔で言うと、座り込んで休憩を始める


休憩が終わると、迷宮を出口に向かって歩いていき、迷宮を出る

『もう昼ぐらいかな?』

キリシアが空を見上げて言う

『少し寝過ぎましたか?』

リリシャが微笑みながら言う

『ギルドに寄って帰るよ』

キリシアが笑顔で言うと、冒険者ギルドに向かい、中に入る

『ヘザーネ居るかな?』

『あ!!キリシア様、すぐに呼んできます。奥にどうぞ』

職員が笑顔で言うと、冒険者達が道を空けて、ヒソヒソ話をしている


『キリシアさん、リリシャさん、マルス君、エミールさん、ルメイルさん、ミリアさん、メトリシアさん、エビリアさん、クレスタさん、ケニスさん、ヒストリアさん、アニーさん、リシリアさん、カミラさん、オルガー君、イースさん、オリスさん、迷宮帰りですか?』

ヘザーネが笑顔で言う

『持ち帰るの面倒だから、魔石引き取って』

キリシアが笑顔で言うと袋をカウンターに置く

『はい、え?・・・大きくなりましたね・・・奥にどうぞ・・・ボスでは無いですよね』

ヘザーネが笑顔で言うと、応接室に案内してくれる


応接室のテーブルに魔石を出して、並べながら鑑定を始める

『ここは・・・19層、20層で、大魔石がこれですが・・・これは魔石が大きいですが、何層ですか?』

魔石を見て聞く

『31層と32層と33層と34層と39層と40層で、これが41層だよ』

キリシアが笑顔で言うと、魔石の袋をテーブルに置く

『じっくり見させて貰います』

ヘザーネが真剣に魔石を鑑定している


『買取り価格ですが、決定してないです。預かりになりますが、徐々に大きくなっていますので、価値が上がっていきます。41層は、以前献上した魔石と同じなのですが、買取り価格は解りません・・・』

ヘザーネが真剣に言うと、職員が数を数えながら袋にしまっていく

『ヘザーネに任せるね』

キリシアが笑顔で言う

『ここまで大きくなると、全てオークションですが、数が有るのでどうしたら良いか、解りません』

ヘザーネが困ったように言う

『あ!これも出した方が良かった?』

キリシアが糸を出す

『これは、キャタピーの糸ですね・・・あれ?少し太い、それに11層行ってない・・・31層の糸ですか?』

ヘザーネが考えながら聞く

『そうだよ』

『解りました。預かってオークションに送ります』

ヘザーネが真剣に糸を見ている


職員が紙を持ってくる

『19層が156個で20層が224個です。大魔石が325個です。金貨2989枚になります。それ以外は、預かり買取り価格が決まり次第、お伝えします。1万枚越えそうですね』

ヘザーネが笑顔で言う

『記録だね! また来るね』

キリシアが笑顔で言う

『はい!キリシアさん』

ヘザーネが笑顔で言うと、家に帰る事にする


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