表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
15章 グゼリオンス王国と南の大陸
681/1407

リベリアで散歩

少し離れた所の路地に入る

『護衛だか知らねぇーが、命欲しかったら、女を置いて消えな!!小僧!!』

5人の男達が前に回り込み言うと、後ろに5人の男達がニヤけている

『それで? 死にたい? 死ぬより怖い思いをしたい?』

マルスが笑顔で聞く

『小僧!! 後で後悔しても遅いぞ!!』

男が怒鳴り、剣を抜き、周囲の男達も抜いて笑っている

『エミール、頭の悪い奴はどうする?』

『えーと、地獄巡りから始めましょう』

エミールが微笑みながら言う

『ポイズンフィールド』

エミールが微笑みながら魔法を使い

『ギャーーーーーーーー!!』

前の男達がのたうち回る

『何をした!!』

後ろの男が大声で叫ぶ

『どうしたんだろう? 天罰かな? 所で女達をどうするつもりだったのかな?』

マルスが笑顔で聞く

『は? 犯して犯して、最後は奴隷として売るだけだ!! 小僧は死ね!!』

男が怒鳴り、男達が斬りかかる。オルガーが腕を掴みへし折ると、股間を蹴りあげている。イースは男を殴り、股間を蹴りあげる

『は? 強い!! 何者だ!!』

男が後退りしながら言う

『ふふふ、逃げれませんよ』

オリスが後ろに回り込み、微笑みながら言う

『このーーー!!』

男が剣で突くと、オリスは軽くかわして、腕を掴みへし折り、そのまま壁に投げ飛ばす。オルガーとイースは、男達を殴り、ボコボコにしていき、マルスが時々回復魔法を使っている


『ヒィーーーーーーーー!!ギャーーーー!!』

エミールが回復魔法を使い、男達を回復させる。男達は、エミールの顔を見て、悲鳴をあげ、エミールが何か唱えると、苦しみのたうち回る。

『そろそろ煩いですね』

『パンシーフィールド!』

男達が、苦悶に目を見開きピクピクしながら、倒れている。数人が気絶すると、急に苦悶の表情で目を見開く


『えーと・・・・引き取りましょうか?』

警備隊隊員が苦笑いしながら、路地の入り口から見ている

『エミール、どうする?』

『仕方無いですね』

エミールが微笑みながら言い、回復魔法を使う。男達が力無く横たわっている

『女を置いて消えろとか、死ねって言われたから、ボコボコにしたから、返り討ちで良いよね』

マルスが笑顔で言う

『はい! 愚か者を連行して、取り調べしておきます』

警備隊隊員が笑顔で言うと、応援も来て、連行していく


『愚か者か?』

ガシリオが笑顔で聞く

『そうだね・・・エミールの玩具かな?』

『わかった!エミールの玩具なら、丁重に牢屋に入れて、懺悔させておく』

ガシリオが笑いながら言うと、隊員達が堪えられなくて笑い出す

『みんな呼んできますね! 暇潰ししたい人が多いので!』

エミールが笑顔で言う

『喜ぶね! 実験台にしようね』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠!』

エミールが笑顔でマルスを見ている

『懺悔もさせなくなったから、一生終わらなそうだけど・・・』

『え! うるさいですから! もう少し効果的な魔法を覚えないと』

エミールが笑顔で言う

『人格崩壊させてから言うことか?』

ガシリオが笑いながら言う

『ガシリオさん、笑いながら言う事ですか?賊を減らしてください。イチイチ襲われたら、面倒です』

エミールが真剣に言う

『わざわざ、警備隊詰所のすぐ近くで、襲われたか・・・引き取るのは楽で良いが・・・賊も警備隊隊員を見たら、一目散に逃げるから、雑魚しかいなくなった』

ガシリオが苦笑いしながら、説明をしている

『極悪人は、王都に集まっているのですね』

エミールが微笑みながら言う

『警備隊隊員もオリスをあまり見ないで下さいね。耳が気になっても』

マルスが隊員達の視線を見て言う

『えーと、申し訳有りません!! 気になってしまって・・・』

隊員達が苦笑いすると、オリスとオルガーとイースが笑い始める

『獣人は、珍しいから仕方無いが・・・一緒に訓練したら、慣れるだろう』

ガシリオが真剣に言う


『凄い音がしているけど、キリシアかな?』

『いつもより、厳しい訓練だな! クララさんやカミラさん達も来ているから、安心だ・・・何か有ったか?』

ガシリオが苦笑いしている

『油断をしない為かな?』

マルスが笑いながら言うと、ガシリオが苦笑いしている

(何か有ったのか? 聞かない方が良いか・・・)


訓練場に入ると、キリシアが容赦なく隊員を弾き飛ばしている

『キリシア、やり過ぎ』

マルスが見て苦笑いしながら言う

『あ!マルス、何しに来たの?』

キリシアがマルスを見て聞く

『これじゃあ隊員の訓練にならないよ! ただの八つ当たりにしか見えないよ』

『え!・・・・』

キリシアが周囲を見て苦笑いしている

『えーと、やり過ぎた』

キリシアが呟くと、マルスの方に歩いてくる

『回復させてきますね』

エミールが微笑みながら言い、隊員達に回復魔法を使い始める

『キリシア殿、何か有ったのか?』

ガシリオが真剣に聞く

『え!えーと、その・・・マルスがケニスとヒストリアを鍛えすぎたから!! 1本取られた・・・』

キリシアが嫌そうに呟く

『は?・・・1本取られた!! 凄すぎる!!』

ガシリオが大声で叫び、隊員達が驚いている

『油断しない!!』

キリシアが大声で叫ぶ

『だから、手加減が出来なくなっただけだから、気を付けてね』

マルスが笑顔で言う

『それは良いが・・・1本取った方が凄い!! ケニスとヒストリアが、王国で3番目に強くなったのか!マルスとキリシアの弟子の成長が早すぎる』

ガシリオが豪快に笑い出す

『ガシリオ!』

キリシアが睨む

『師に追い付こうと、頑張った良い弟子だな! キリシア殿が教え方が良いからか?』

ガシリオが慌てぎみに言う

『それは、そうだけど! 絶対に1本取らせない!』

キリシアが少し照れながら叫ぶ

『キリシア、そろそろ帰ろう』

マルスが笑顔で言う

『お腹空いたから帰るよ』

キリシアが笑顔で言うと、歩き始める


屋敷に到着する

『マルス師匠!! 出掛けるなら教えてください!』

メトリシアが大声でマルスの前に来る

『少し散歩していたよ。ポーション作りしていたからね』

マルスが微笑みながら言う

『散歩したかったのに!!』

『ミリア、一緒に散歩してあげてね』

マルスが後ろにいる、ミリアに言う

『え! 違います!!マルス師匠と散歩したかった!!もうーーーー!』

メトリシアが詰め寄り言う

『近いですね』

エミールが横から微笑みながら言う

『え! あっーーーーーーー!』

メトリシアが慌てて離れて真っ赤になっている

『メトリシアは、いつも通りですね』

ケニスが微笑みながら言うと、みんな笑い出す

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ