表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
674/1407

報告と呼び出し

マルスが城門に戻る

『ふふふ、マルス様の勇姿見ました!!』

セクラが満面の笑顔で言う

『凄い魔法の撃ち合い、この目で確認しました!!凄すぎます』

メーレスが満面の笑顔で言う

『相手も凄い魔法使いでしたね、何者ですか?』

『宮廷魔術師だね、今回の最大戦力だろうけど、恐らく記憶操作されているのかな?』

マルスが真剣にリリシャに言う

『洗脳ですね・・・あのクラスの魔法使いがいるなら、激戦になりますね』

リリシャが真剣に言う

『そうだね。取り敢えず、国王様に伝えないといけないかな?』

マルスが真剣に言うと、王城に歩いていくと、魔道車が入ってくる


『マルス殿!! 凄かったです』

ヘルトが大声で言う

『何も無かった事にして、パーティーしていてね』

マルスが笑顔で言うと、全員笑い出す

『マルス様ですね』

クレシアが微笑みながら呟くと、ヘルトが笑い出す


マルス達は、騎士の案内で部屋に入る

『マルス師匠!! 勇姿見れなかったです!!』

メトリシアがマルスに詰めより言う

『結構強かったよ! バーレスカ以来かな? 魔導師と戦ったのは』

マルスが笑顔で言う

『うっーーーーーー!!見たかった!! もうマルス師匠!倒しに行くなら言ってください!!』

メトリシアが、顔を近付かせて言う

『メトリシア、近いですわ』

アリシアが言うと、マルスの間近な顔を見て

『え!きゃーーー!』

メトリシアが悲鳴をあげて、真っ赤になって顔を隠す

『メトリシア、大胆ですが、口付けぐらいしてから、離れなさいね』

王妃が微笑みながら言う

『え! おおおおお御母様!! ななな何て事を!!』

メトリシアが大声をあげて言う


マルスはオルテイスの事を説明する

『グゼリオンス王国宮廷魔術師か・・・あそこまでの実力、マルス殿の弟子並みと言うことか・・・』

国王が真剣に言う

『クララぐらいですね! 魔法は凄かったですが、魔導具で無理矢理魔力を上乗せして戦っていただけですね』

マルスが真剣に言う

『マルス様、バーレスカの名が出るなんて・・・何故でしょうか?』

セクラが真剣に聞く

『古代魔導王国の亡霊かな? 獣魔の魔導具も、南の大陸の古代魔法だからね』

マルスが笑顔で言う

『マルス、やる気出たのですね』

リリシャが微笑みながら言う

『やる気? 何の?』

『魔導具を研究する事です』

『ん? あんなのいらないよ! 作ったけど、内容が支配と知性向上だから、獣魔が可哀想だよ』

マルスが真剣に言う

『やっぱり!マルス師匠です!!』

メトリシアが笑顔で言うと、全員マルスを見ている

『仕返しの準備するよ!! クレシアの祝いが終わったらね!!』

キリシアが笑顔で言う

『レズオスの祝いの後でしょ』

リリシャが微笑みながら言う

『だから準備するよ!! マルス、鍛練に行くよ!!』

キリシアが真剣に言う

『キリシア、八つ当たりしないでよ』

リリシャが微笑みながら言う

『あれは!! 油断しただけ!! 絶対に2度と油断しない!! 絶対に!!』

キリシアが大声で叫ぶ

『いつか追い付きます』

ケニスが真剣に言う

『追い付かせない!! 絶対に追い付かせない!! もっと鍛練するよ!!』

キリシアが大声で叫ぶ

『キリシア可愛い・・・ドレス姿で暴れないでね』

リリシャが微笑みながら言う

『え? ヒラヒラ嫌!! 鎧が良い!!』

キリシアが赤くなって言うと、みんな笑い出す

『化粧が落ちてきたかな? 手直ししましょうね』

リリシャが微笑みながら言う

『しなくて良いから!!』

『ふふふ、ダメですよーーさぁーーやりますよ』

リリシャがキリシアを捕まえると、エビリアとクレスタが両脇を捕まえる。王妃が笑い出す

(あのキリシア殿でも、リリシャ殿には文句言えないのですね)


リーベルが呼び出されやってくる

『リーベル、何故呼ばれたか、解りますか?』

フローネが真剣に聞く

『え! 師匠! 何故ですか!! 外で凄い騒ぎになっていたからですか!!』

リーベルが真剣に言う

『違います!! リーベルが中々姿を見せないからです!! 誰に礼服を作って貰ったのですか?』

フローネが真剣に言う

『礼服はありがたいですけど、こんな怖い礼服なんて聞いてません!! マルスをどうにかしてください!!』

リーベルが必死にフローネに言う

『リーベル様もアルクオドールとルキアと一緒の礼服なら良いって言ってましたよね?』

マルスが笑顔で言う

『は? マルス!! こんな魔力の満ちた礼服なんて聞いてません!!』

リーベルが真剣に怒鳴る

『オルクスさんの力作に文句でも?』

『え! オルクスさんには、感謝します!! マルスの付与魔法です!! どんな事をやらせたのですか!』

リーベルが真剣に言う

『聞きたいのですか? 聞いたら引き返せませんよ! だから何も聞かないようにしています!! 何から何まで恐ろしい事をやっていますよ』

フローネが微笑みながら言う

『え! 嫌です!! 絶対に聞きません!!』

リーベルが慌てて叫ぶ

『この子達の愛情だと思って、大事にしなさいね』

フローネが微笑みながら言うと、国王と王妃とアリシアが笑っている


『そろそろ呼び出しましょう。暇潰しには良いですね』

王妃が満足そうに言う

『あ!お母様が暇潰しと、宣言しました!!』

メトリシアが大声で言う

『メトリシア、言ったらダメですわ!』

アリシアが笑顔で言うと、シルトバス伯爵夫妻がやってくる。マルス達を見て青ざめている

『シルトバス伯爵、何故呼ばれたか解りますね』

王妃が微笑みながら言う

『ミリアの件でしょうか?』

シルトバス伯爵が震えながら言う

『あなた達は、何て教育しているのですか!! ミリアに才能の欠片も無いなんて誰が言い出したのですか!! 反省しなさい!! リベリアの英雄の弟子になって、世界最高峰の魔法使いとなった人にパーティーで罵るなんて、どんな事になるか、解ってますよね!!』

王妃が怒鳴り始める

『申し訳ありません・・・このような事が無いように、注意させます』

『もう遅いですね!! バゼルノアス王国のレイナール王女に怪我させて、ただで済みますか? 良く考えなさい!! ミリアの後見人は、私です!! 文句言うなら、直に言いに来なさい!! 良いですね!!』

『え! バゼルノアス王国の王女様・・・あの時の倒れた人が・・・』

シルトバス伯爵が頭を抱えて震え出す

『ミリアに対して文句有れば、話しに来るように! ミリア、紋章を見せてあげなさい』

国王が真剣に言う

『え? 良いのですか?』

ミリアがマルスとリリシャを見ると、リリシャが微笑みながら頷く

『師匠達と共に、クライドルト王国特別名誉賢者の称号を貰いました』

ミリアが恥ずかしそうに紋章を見せる

『奥様、私も頂きました』

アニーも夫人に紋章を見せる

『ミリアが賢者の称号を・・・』

シルトバス伯爵が涙目でミリアを見る

『約束覚えてますよね! 世界に名を馳せる魔法使いになっても、シルトバス家と関係ないですよね』

リリシャが笑顔で言う

『約束は守る・・・』

シルトバス伯爵が苦笑いして言う

『師匠達が師匠達ですから、仕方無いですね、エビリアもクレスタもナディアもリーネもエリカも追放されてますからね』

フローネが真剣に言う

『そうでしたね・・・ナディア様も? 知りませんでしたが・・・』

王妃が真剣に聞く

『あ! お母様、ミゼント師の孫で、魔法学院に入学できなくて、追い出されたそうです!! 前に会いに行った時に、2度と近付かないと宣言してます』

メトリシアが笑顔で言う

『本当に、訳有りばかりですね』

王妃が苦笑いして、全員を見ている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ