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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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王族達来訪と賊

翌朝、マルスが起きて、リビングに行く

『マルス様、おはようございます』

レセナが笑顔で厨房から顔を出す

『レセナ様、来られていたのですか?』

マルスが驚きながら聞く

『御兄様は、訓練場を見に行きました』

レセナが笑顔で言う

『え? もう来ていたの?』

『御兄様を起こして、朝の鍛練を訓練場でやれば良いと、引っ張ってきました』

レセナが笑顔で言い、厨房に姿を消すと、クレシアが出てくる

『マルス様、魔法学院には、護衛騎士が警備に向かいました』

クレシアが微笑みながら言う

『クレシア様、いつの間に!!』

マルスが驚く

『マルス様の屋敷ですので、出入り自由です』

クレシアが笑顔で言うと厨房に入っていく


マルスが訓練場に向かう

『英雄殿・・・訓練についていけないです』

王太子が苦笑いしている

『キリシアの暇潰しだったからね』

マルスが笑顔で言うと、倒れた騎士にカミラが回復魔法を使っている

『レセナが護衛を連れて来ないで良いと言う理由が解りました・・・1人で良いので、欲しい』

王太子が真剣に言う

『あ!マルス師匠、来ていたのですか?』

ヒストリアが笑顔で挨拶をする

『王太子殿下が可哀想だからね』

マルスが笑顔で言うと、レセナの話をする

『それでレセナ様が居たのですね』

ヒストリアが笑顔で言うと、準備運動している


ヒストリア達が訓練を始めると、王太子が逃げるように訓練場を出ていく

『あ!マルス師匠! ご飯です! 王太子殿下も食べます?』

メトリシアが探しに来て笑顔で言う

『解った・・・』

『元気無いようですが』

メトリシアが真剣に聞く

『え! 訓練拝見したが、別次元過ぎて、自信喪失しただけだ・・・』

王太子が苦笑いして言うと、ご飯を食べに行く


来訪を待ちながら、ゆっくりしている

『マルス様、お客様のようですが、護衛に先に確認させろと、騒いでいます』

クエリスが苦笑いして相談に来る

『ちょっと見てくるね』

マルスが笑顔で言い、外に行き、メトリシア達も後を追う


『どのような御用件ですか?』

マルスが笑顔で聞く

『我らが姫様が来訪するのに、改めさせて貰いたい』

騎士が睨みながら言う

『そうですか・・・残念ですが、お断りします』

『は!! 貴様!!許さんぞ!!』

『やるなら相手しますが、姫様に先に許可を貰ってきてください』

マルスが微笑みながら言う

『この!!』

騎士が剣に手をかける

『あ!マルス様ーー! 何かトラブルですか?』

セクラが笑顔で馬車から降りてくると、ルーセントが苦笑いして降りてくる

『セクラ様、ルーセント様、おはようございます』

マルスが笑顔で言う

『この無礼者共を処分させますか?』

セクラが笑顔で言う

『メーレス様が可哀想ですよ』

『そうですね! マルス様の手を煩わせるまでも無いでしょうね』

セクラが笑顔で言うと、マルスの後ろの騎士達を見ている

『あ!! マルス様!! おはようございます!』

メーレシアが馬車から降りて、小走りで来る

『メーレシア様、おはようございます』

マルスが微笑みながら言う

『あの人達は?』

メーレシアが剣に手を掛けている人を見て聞く

『多分メーレス様が知らない間に来たのでしょう』

マルスが微笑みながら言うと、メトリシアが説明している

『ふふふ、メーレス様も可哀想に』

メーレシアが微笑みながら言う

『ソリナさん、案内しておいて』

マルスが言うと、ソリナが案内して屋敷に入っていく


『それで、やりあうの?』

マルスが笑顔で聞く

『貴様!! 我ら護衛騎士を侮辱してただで済むと思うなよ』

男が剣に手を掛けたまま言う

『あ!マルス様、何か有りましたか?』

メーレスが馬車から降りて聞く

『この人達に身に覚えは有りますか?』

マルスが真剣に聞く

『いえ、知りませんが・・・何か?』

メーレスが疑問に男達を見ている

『もう一度聞くけど、どこの国だっけ?』

マルスが笑顔で聞くと、英雄騎士隊員達が、男達の後ろに回り込む

『ヘルゼレス王国の護衛騎士だ!!文句有るか!! 強硬突破するぞ』

男が怒鳴る

『え!! 知りません!! マルス様!!』

メーレスが大声で言う

『後始末よろしく』

マルスが笑顔で言うと、英雄騎士隊員が取り押さえ始める

『貴様ら!! 戦争になるぞ!! ただで済むと思うなよ!!』

男達が取り押さえられると、喚いている

『クライドルト王国第2王女に対する反逆罪で、取り調べします』

英雄騎士隊員が笑顔で言う

『追加でヘルゼレス王国メーレス様への反逆罪も追加ね』

マルスが笑顔で言う

『マルス様! お任せします』

メーレスが真剣に言うと、男達が慌てている

『マルス師匠、実験台で良いですよね』

メトリシアが笑顔で言う

『任せるよ! キリシアが暇そうだからね』

マルスが笑顔で言うと、みんな微笑んでいる

『メーレス様、こちらへどうぞ』

マルスが笑顔で言うと、屋敷に入っていく


『マルス、どうでしたか? 賊ですか?』

フローネが真剣に聞く

『ヘルゼレス王国の名を騙った、賊ですね! メーレス様の顔を知らない愚か者ですね』

マルスが真剣に言う

『マルス様、どこの賊ですか?』

セクラが真剣に聞く

『メーレス様、グゼリオンス王国からちょっかい出されてませんか?』

マルスが真剣に聞く

『え!! 何故それを・・・国境付近で暗躍してます・・・』

メーレスが驚きながら言う

『王都に侵入した賊で決定かな? ロイドを呼びつけようね』

マルスが笑顔で言う

『ふふふ、まだ居たのですね・・・暗殺部隊ならお仕置きしてきますね』

リリシャが微笑みながら言うと、出ていく

『あれは・・・背筋に寒気が・・・』

エレストリアクレイス王国王太子が身震いしている

『マルス様、手伝います!!』

セクラが真剣に言う

『大丈夫です。キリシアとリリシャがキレているから、逆に殲滅しないか心配ですけど』

マルスが微笑みながら言う

『残念です・・・またマルス様の勇姿を見れると思ったのに』

セクラが残念そうに言うと、メーレシアとメーレスが残念そうにマルスを見ている


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