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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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グラノちゃんと報告

マルス達は山奥の拠点を潰して、国境付近に従魔を集める

『マルス、計画本当に実行するつもりなのかな?』

リリシャが真剣に聞く

『やるなら殲滅しないとね』

マルスが微笑みながら言う

『マルスも相当怒ってますね』

『リリシャほどじゃないよ』

『リリシャもマルスも遊びすぎ』

キリシアが笑いながら言う

『キリシアもでしょ』

リリシャが微笑みながら言う

『暗殺部隊の居場所が解らないから、面倒だけど、どうする?』

『マルスがなんとかするでしょーマルスばかり従魔と遊んでズルい!』

キリシアが真剣に言うと、リリシャが笑い始める

『キリシア、狼の背に乗って言うこと?』

『可愛いんだもん』

キリシアが狼を撫でながら言う

『それより獲物がいなくなったよね』

リリシャが真剣に言う

『居なくなったね・・・あれ?肉を狩りに来たんじゃなかった?』

マルスがキリシアを見て言うと、リリシャが笑い出す

『あーーー!!肉!!』

キリシアが大声で言うと、狼が怯えている


マルスは魔道具をグラノちゃんに取り付ける

『うぉぉぉぉぉーーー!力が漲る!!』

グラノちゃんが大声で叫ぶ

『グラノちゃん、暫く従魔達を頼んだね。準備したら、南の大陸に帰れるようにするからね』

マルスが微笑みながら言う

『主様!! 襲ってくる愚かな従魔使いは、殲滅して良いのか?』

『好きにして良いよ! 余り人間は殺してほしくないけどね』

『主様!! 従魔達は守りながら、帰りを待っています』

グラノちゃんが真剣に言うと、マルス達はエスカフリーダムに乗ってリベリアに帰ることにする


リベリアが見えてくると、降下して、発着場に着陸する事を伝え、発着場に着陸する

『フローネ先生達を連れて、王都に向かうよ』

キリシアが笑顔で言う

『狩りの成果を騎士団長に見せないとね』

マルスが微笑みながら言う

『走り回らないから、嫌みを沢山したいなーー!』

キリシアが笑いながら言う

『キリシア師匠、任せてください!! たっぷり嫌みを言っておきます』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す


屋敷に帰る

『帰ったのですね、獲物はいましたか?』

フローネが手ぶらの全員を見て聞く

『獲物はいましたけど、食べれないので、王都に持っていきます』

リリシャが微笑みながら言う

『食べれない獲物? 嫌な予感がします』

フローネが不安に苦笑いする

『ウイントレスも呼び出してください! あとガシリオも』

マルスが笑顔で言うと、レティナが抱き付いてくる

『お兄ちゃん、お帰りなさい』

レティナが抱き付きながら言う

『レティナ、ただいま』

マルスが頭を撫でながら言うと、クリスが見ている

『クリス様、ウイントレス呼び出せますか?』

『はい!マルス様、何かあったのですか?』

クリスが笑顔で聞く

『多分国家機密かな? ウイントレスならすぐに理解できるかな? 屋敷改築できたから、見に来てとでも言っておいてね』

マルスが笑顔で言う

『解りました、早速教育担当の者に呼んできて貰います』

クリスが笑顔で言うと、侍女が出ていく


ウイントレスとガシリオがやってくる

『これが屋敷か・・・すごい!!』

ウイントレスが外観を見て叫ぶ

『ウイントレス、ちょっと警備隊貸して』

キリシアが笑顔で言う

『は? 貸して? 何か起きたのですか?』

ウイントレスが苦笑いする

『ヘルトの結婚式を襲う、暗殺部隊を潰してほしいだけ!』

キリシアが笑いながら言う

『暗殺部隊!! どこの奴の!!』

『グゼリオンス王国の奴ら!』

キリシアが笑いながら言うと、マルスが証拠を見せる


ウイントレスとガシリオが読み始めると、青ざめている

『ガシリオ、2小隊同行するように出来るか?』

『すぐに用意させます・・・この証拠が本当なら、騎士団も宛に出来ません』

ガシリオが青ざめて言う

『証人なら、ベアーズ号に乗せてあるよ!騎士団長に処分して貰うけどね』

マルスが真剣に言う

『狩りの成果だからね! 肉が取れなかったのが、つまらないけど』

キリシアが笑いながら言う

『狩りの標的は、魔獣じゃなかったのか・・・従魔師団か・・・』

『追加の侵略者は、南から来れないと思うけどね』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『は?』

ウイントレスが苦笑いしている

(言い切れる? もしかして殲滅? いや何かしたのか?)


翌朝シルフィード号に乗り込み、王都に向かい、王都が見えてくると、門に向けて降下する

『国王陛下に用が有ります! 王城に向かいます』

ヒストリアが大声で言う

『王城に伝えておきます』

兵士が大声で言うと、馬に乗り走っていき、シルフィード号とベアーズ号は王城の裏に着陸する


『メトリシア様、何か有りましたか?』

騎士団長が不安そうに聞く

『は? 何か有りましたか? 呑気な!! 好き放題拠点作られ、侵攻計画まで進められて、何か有りましたか?ですか!! いい加減にしてください!! 騎士団は何をしているのですか?』

メトリシアが睨みながら言う

『え! しししし侵攻計画!!』

騎士団長が青ざめている

『お父様に報告してきます』

メトリシアが大声で言うと、王城にマルスとリリシャとキリシアとフローネとヒストリアと入っていく


部屋に入ると、国王と王妃と前国王とヘルトとクレシアが待っている

『メトリシア、何か有ったのか?まさか・・・グゼリオンス王国の件で何か有ったのか?』

国王が真剣に聞く

『完全に後手です!! マルス師匠が気付き、強襲しましたが、7か所拠点が作られ、総勢40人の従魔使いが好き勝手に魔獣を従魔にして、国内動乱の準備を進められてました!! 騎士団は何をしているのですか!!』

メトリシアが大声で言うと、騎士団長が青ざめて震えている

『そんなに侵入されていたのか・・・国内動乱の準備?』

国王が不安そうに聞く

『各町や村を攻めて回り、住民の殺害と混乱を起こすことです!! 従魔数百匹で殺しまくる計画です』

『そんな!! 罪も無い住民を!!』

前国王が大声をあげる

『未然に防げたのですね』

クレシアが真剣に聞く

『まだ沢山いる可能性が有ります!! 騎士団も宛に出来ません!! 暗殺部隊に襲撃計画までたてられています!! 騎士団長が呑気にしているから仕方無いです!!』

メトリシアが大声で言うと、マルスが証拠の書類を渡す


『結婚式襲撃・・・延期ももう出来ないが・・・かなりまずい』

国王が読み終わり前国王を見る

『同盟各国の要人の襲撃は防がなくては・・・』

前国王が頭を抱える

『騎士団長では、対応不可能ですね・・・ロイドも呼んでください』

王妃が真剣に言う

『結局ロイド任せにするしか無いですね・・・やっと大体の処分終わったのに』

ヘルトが苦笑いしている

『1番狙われているのは、ヘルト御兄様とクレシア御姉様です!! 護衛はどうなってますか?』

メトリシアが真剣に聞く

『王都内のパレードが1番危ないか・・・』

国王が呟く

『馬車にしても、姿が見えないと、パレードにならないですね』

王妃が真剣に呟く

『パレード中止しか無いですが、国家の威信が関わるな』

前国王が呟く

『マルス殿、上半身が良く見える馬車を作って貰えますか?』

王妃が真剣に聞く

『解りました。考えておきます』

マルスが笑顔で言う

『あ!!マルス師匠頼みが、始まりました』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『マルス、本気は止めてくださいね』

フローネが苦笑いする

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