表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
651/1407

狩り開始

『キリシア、食事会しない?』

リリシャが微笑みながら言う

『え! やるよ!! メイン探しに行こう』

キリシアが笑顔で言う

『冒険者ギルドに情報を探しに行きましょう』

リリシャが笑顔で言うと、冒険者ギルドに出掛ける


冒険者ギルドに到着すると、冒険者達が道を開け、キリシア達が掲示板を見ている

『キリシア様、何かお探しですか?』

職員が恐る恐る聞くと、冒険者達が見ている

『肉を探しているの』

キリシアが掲示板を見ながら言うと、ヘザーネがやってくる

『キリシアさん、リリシャさん、マルス君、エミールさん、エレーヌさん、ルメイルさん、こんにちは』

ヘザーネが微笑みながら言う

『ヘザーネ、何が肉の依頼無い?』

『肉ですか・・・今は大物の依頼は無いです。もうしわけありません』

ヘザーネが真剣に考えてから言う

『そんな・・・』

キリシアがガッカリする

『こんなに魔物が少ないの珍しい?』

マルスが真剣に聞く

『そうですね・・・滅多に無いと思います』

ヘザーネが考えながら言う

『キリシア、少し遠くても、探して狩ってこよう』

マルスが真剣に言うと、帰ることにすると、冒険者達が噂話を始めている


『キリシア、エスカフリーダムで偵察してこよう。誰が大物を横取りしているか』

マルスが真剣に言う

『え! 横取り? 誰が!!』

『例えば、従魔かな?』

『許さない!!見付けて懲らしめる!!』

キリシアが大声で言うと、飛空艇発着場に向かう

『あれは止めれないですね』

リリシャが微笑みながら言うと、ルメイルがみんなを呼びに走っていく


エスカフリーダムに乗り込むと、ミラージュで姿を消して、南東方向に低空飛行で進み始める

『あそこ、何か集まっています!!』

ミリアが指差すと、キリシアが見る

『従魔!!グゼリオンス王国許さん!!』

キリシアが叫ぶ

『捕まえて、従魔を増やしているのか・・・従魔に罪は無いかな?』

マルスが見ながら言う

『ふふふ、お仕置きですね・・・エサと言う前に、奴らが獲物ですね』

リリシャが微笑みながら言う

『マルス師匠、目が笑ってないです・・・キレています』

エミールが耳元で言う

『エスカ、周辺に他の人はいないよね?』

『うーん、わからない! コテツちゃんは?』

『見える範囲が限定されているが、見つからない』

コテツが外を見ながら言う

『あ!! 改造した方が良かったかな? コテツにモニター監視させれば、全体を監視可能かな?』

マルスが考え始める

『我が主、眼を増やすのは良いが・・・エスカの魔力が足りなくなるぞ』

『足りないなら、魔法玉でモニターの魔力にすれば・・・回路も個別に変えて、中心に魔力回路を作って・・・攻撃力は無くても、先に相手を見付けられたら、防御に役立つ・・・』

マルスがぶつぶつ言い始める

『マルス師匠が悪巧みしている眼です!』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな見ている

『エスカを守れるなら、何でもやるぞ』

コテツがマルスを見て言う

『帰ったら改造するよ』

マルスが笑顔で言う


従魔を集めている人を見付けると、リリシャとマルスとマルスに抱き付いたキリシアがフライで飛び降りる

『ふふふ、獲物見付けました。』

リリシャが不敵に笑みを浮かべて言う

『なんだ!!貴様!!』

男達がリリシャを見て驚き、魔道具に手を触れる

『女は生かしてやる! 楽しみが増えた!!』

男が笑みを浮かべる

『横取り許さない!!』

キリシアが怒鳴ると、一気に接近して両腕を砕きながら、全員を吹き飛ばす

『ふふふ、残りはいますか?』

リリシャが微笑みながら睨む

『ばばば化け物!! もしや!! リベリアの英雄が何故ここに!!』

男が痛みに堪えながら叫ぶ

『これが魔道具だね』

マルスが魔道具を奪い、じっくり見ている

『従魔共!! 早くこいつらを食い殺せ』

男が怒鳴ると、周囲の魔獣が見ている

『何をしている!!早くしろ』

男が悲鳴に近い声で叫ぶ

『やっぱり、魔道具が無ければ言うこと聞かないね』

マルスが笑顔で言う

『え! グゼリオンス王国従魔団を相手に戦争するつもりか!!』

『横取りしたのは、お前達!! 覚悟しろ!』

キリシアが槍で弾き飛ばすと、マルスが笑っている

(狩りの横取りが1番許せないなんて、キリシアらしい)

『ウギャーーーーーーー!!!』

男達が苦しみのたうち回り始める

『リリシャも始めるの? じゃあ周囲の警戒は・・・します』

マルスが周囲の従魔を見ながら、警戒を始めると、男がマルスの方に飛ばされてくる

『マルス、回復お願いね』

キリシアが言う

『ハイヒール』

マルスが回復魔法を使うと、キリシアが槍で腕を砕きながら、弾き飛ばして、両足も砕き、マルスの方に転がす。マルスが回復魔法を使うと、キリシアが槍で弾き飛ばし始める


従魔がキリシアとリリシャを見て後退りを始める

『従魔、お座り!!』

マルスが魔道具を使い命令すると、従魔達がその場に座りマルスを見ている

『周囲に他に人間はいないか?いたら教えろ』

マルスが睨み聞くと、従魔達はどうして良いか解らず困惑している

『シリウス、狼なら話せるのかな?』

マルスが狼の従魔を見て、シリウスに聞く

『我が主、可能だ!』

シリウスが言うと、狼に声をかけ、話し始める


『我が主、他にいくつか拠点を作っているようだ! 魔物を集めている最中と言っている』

シリウスが言う

『拠点を潰さないと、面倒になるね』

マルスが呟き、考え始め

『シリウス、解っている拠点を教えろと言って!』

マルスが言うと、シリウスが聞き出して、マルスに伝える


『リリシャ、ちょっと聞き出したいだけど』

マルスが真剣に言う

『えーーー! まだ足りないです!!』

リリシャが嫌そうに言う

『お前達の計画を話して貰おうか? 他の拠点も解っているだけ教えろ!!』

マルスが男達を睨みながら言う

『言いたくなければ、言わなくても良い!! この10倍のお仕置きをするだけだ!!』

『ひぃーーーー!!! 助けてくれ!! 頼む!!クライドルト王国中で、町や村を襲い、混乱している間に、南の大陸を制圧する!!』

男が叫び、他の男達も次々と計画と近くの拠点を叫びだす

『証拠になる物は無いのか? 有れば早く出すことだ!!』

『ここには無い!! 向こうの拠点の中隊長が持っている!!』

男が叫ぶ

『役に立たないな・・・リリシャ、続きしていて良いよ』

マルスが笑顔で言うと、リリシャが微笑み、魔法を使い始める

『マルス、回復して』

キリシアが男をマルスの前に転がして言う

『ハイヒール』

マルスが回復魔法を使う

『もう死なせてくれ・・・頼む・・・』

男が泣きながら言う

『命乞いした者を助けたか? 従魔達のエサにしたのか?』

『頼むーーーーー』

男が懇願し始めると、キリシアが槍で弾き飛ばして、両腕を砕き、両足も砕くと、マルスの方に転がす


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 何も知らずに見つけてキレるならともかく、わかってるのに放置して後にキレるとかアホだよな(笑)
2021/10/06 10:09 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ