表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
648/1407

腕輪と宝剣

2日後、リベリアに向けて出発して、リベリアの門が見えてくると、門で挨拶してから、発着場に着陸する

『今回は沢山美味しいものが食べれて嬉しかった』

キリシアが笑顔で言う

『両国共に平和でしたね』

リリシャが微笑みながら言う

『平和を乱したら、許さない』

キリシアが真剣に言うと、屋敷に向かって歩き出す


屋敷に帰る

『帰ってきたわね』

フローネが微笑みながら言う

『フローネ先生、ただいま』

キリシアが笑顔で言う

『良い宝石も手に入りました』

リリシャが嬉しそうに箱を見せると、フローネが宝石を見て驚いている

『こんな凄い宝石、何をするのですか?』

フローネが真剣に聞く

『帰ってきたな! 持ってきたぞ』

ギレリムが馬車でやってくる

『ギレリム、完璧かな?』

マルスが笑顔で言うと、ギレリムが剣を見せる

『どうだ!! 宝石を埋め込む場所は何もしてない』

ギレリムが笑顔で言うと、フローネが見て苦笑いする

『まさか、宝剣を作っていたなんて・・・』

フローネが驚きながら、真剣に見ている

『早速準備して作るね』

マルスが笑顔で言う

『手加減・・・必要ないですね、王家に献上では・・・』

フローネが紋章を見て諦めたように言う

『フローネも諦めたか!!』

ギレリムが笑い始める


マルスは工房に向かい、宝石を埋め込み、魔力の通りの確認を始める。リリシャも腕輪に宝石を埋め込み、魔力の通りの確認を始める

『マルス、書き込む内容決めましたか?』

リリシャが微笑みながら聞く

『状態異常防御耐性強化回復と精神魔法防御耐性強化回復と魔法防御耐性強化貯蔵と光属性上級構造強化と体力強化回復と生命力強化回復にするつもりだけど、他に良いのが有るかな?』

マルスが笑顔で言う

『マルスの本気ですね』

リリシャが笑い始める

『クレシア様には、沢山世話になっているからね!それに何気にヘルトも理解者だからね』

『そうですね、ヘルトもいつも味方してくれますね!』

リリシャが笑顔で言うと、マルスは試し書き込みを何回かしてから、剣と腕輪の魔石に魔方陣を書き込む

『いつも通り完璧ですね』

リリシャが微笑みながら、魔力を流して魔力の淡い輝きが、全体にいきわたる

『ヘルトの宝剣とクレシアの腕輪、完成ですね』

リリシャが微笑みながら言う

『改築した工房の初めての魔道具かな?』

『え! あ!!はい! そうですね』

リリシャが嬉しそうに腕輪を見ている


『フローネ先生、完成しました』

リリシャがリビングに行くと、フローネとギレリムに見せる

『完全な本気ですね・・・え? この腕輪は?』

フローネが腕輪を見て驚いている

『クレシア様用の腕輪です!』

リリシャが笑顔で言う

『クレシア様の・・・手加減も何も無い、腕輪なんて・・・受け取りますか?』

フローネが少し不安そうに言う

『クレシア様ですから、大丈夫です』

『いえ! クレシア様の好みは、派手なのは好きで無いと思います』

『え? あ!! どうしよう』

リリシャが不安そうにマルスを見る

『追加の料理用の魔道具考える?』

『受け取って貰えなかったら、作って!!』

リリシャが真剣に言うと、フローネが頭を押えて苦笑いする

『マルスだから仕方無い!! 何でもすぐに作り始める』

ギレリムが笑い始める


翌朝

『キリシア、今日はどうする?』

リリシャが朝食を食べながら聞く

『何しようか? レズオスとヒリアの結婚祝いも作る?』

キリシアがレズオスを見て言う

『え!! いや! いりません!!』

レズオスが慌てて立ち上がり言う

『ヒリアさんは?』

マルスが笑顔で聞く

『マルス様がメリアを貰ってくれたら、それ以上の贈り物はありません』

ヒリアが笑顔で言う

『えーーーーーー!! おおおおっ御姉様!! 冗談を言わないで下さい!!』

メリアが叫び

『ヒリア様!!それは絶対にだめです!!』

メトリシアが叫び

『ヒ・リ・アさーーーん! 冗談はやめてくださいね』

リリシャが微笑みながら言うと、みんなヒリアを睨んでいる

『お兄ちゃん、誰と結婚するの?』

レティナが笑顔で聞く

『え?レティナ、まだ考えたこと無いよ! まだ学生だからね』

マルスが笑顔でレティナに言う

『ハルドお兄ちゃんとアーセルお姉ちゃん結婚したよ! ルキアお姉ちゃんも結婚決まっているよね?』

『みんな貴族だからね! 貴族じゃないから、まだまだ結婚しないよ』

マルスが慌てて言う

『結婚は何人と出来るの?』

『え? 1人なのかな?』

マルスが苦笑いして言う

『1人なの!!』

レティナが驚いて叫ぶ

『レティナちゃん、貴族なら複数の夫人がいる人もいますよ!』

メトリシアが微笑みながら言う

『お兄ちゃん貴族じゃないから、1人なのね』

レティナが残念そうに言う

『レティナちゃんは、誰と結婚して欲しいの?』

ミリアが笑顔で聞く

『えーと、リリシャお姉ちゃんとエミールお姉ちゃんとキリシアお姉ちゃんとナディアお姉ちゃんとミリアお姉ちゃんとエビリアお姉ちゃんとクレスタお姉ちゃんとアニーお姉ちゃんも!!』

レティナが笑顔で言う

『え!! 私は? 嫌なの?』

メトリシアがショックを受けて涙目で聞く

『メトリシアお姉ちゃんは王妃様が、ダメって言いそうだから』

『大丈夫です!! お母様が何て言おうと、マルス師匠から離れません!!』

メトリシアが真剣に大声で言う

『メトリシア、何宣言しているの?』

キリシアが言うと、みんなメトリシアを見ている

『え? えーーーーーーーーーー!! 今のは聞かなかったことにしてください!!』

メトリシアが真っ赤になって叫ぶ

『メトリシア、大胆にも程が有りますね』

ケニスが微笑みながら言う

『メトリシアの自爆久しぶりです』

ミリアが笑顔で呟くと、みんな笑い出す

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ