表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
645/1407

オテリオス王国で買い物

アリシアとカジェリアとソリナとオルガーとオリスとイースが荷物を持ってシルフィード号に来る

『楽しみですの!!』

アリシアが満面の笑顔でシルフィード号を見上げている

『アリシア御姉様、足は踏み外さないで下さい』

『メトリシア!内緒にして!! 恥ずかしいですの』

アリシアが真っ赤になって、メトリシアに詰め寄る

『アリシア様気を付けましょう』

ソリナが微笑みながら言うと、みんな笑っている

『ソリナまで・・・』

アリシアが泣きそうな目でソリナを見ている

『アリシア様可愛い!!』

リリシャがアリシアを見て笑顔で言う

『アリシア御姉様、早く乗りましょうね』

メトリシアが笑顔で言うと、アリシアは慌てて乗り込み、シルフィード号が上昇を始めると、アリシアは窓際で外を見てウキウキしている


オテリオス王国王都が見えてくると、シルフィード号は降下して、門に近付く

『クライドルト王国から来ました。国王陛下に用が有ります。着陸場所を指定してください』

ヒストリアが大声で言う

『王城に進んでください』

門番が慌てて叫ぶと、馬に乗った兵士が走っていく

『ゆっくり進むよ』

キリシアが笑顔で言うと、町を見ながらゆっくり王城に向かい、王城の裏にシルフィード号は着陸する


シルフィード号を降りると、騎士達が出迎えにやってくる

『リベリアの英雄様、国王陛下が待っています』

騎士が笑顔で言うと、部屋に案内してくれる

『メトリシア、遊びに来てくれたの?』

ビレストが微笑みながら言う

『ビレスト叔母様、こちらはお父様からの手紙です。今回は、アリシア御姉様も一緒です』

メトリシアが笑顔で言う

『ビレスト叔母様! お久しぶりですの!!』

アリシアが笑顔で言う

『え!アリシアまで!』

ビレストが驚きながら声をあげる

『来訪歓迎します』

グレゼイドが笑顔で言う

『メトリシア御姉様、お久し振りです!!』

クレオルが笑顔で言うと、レオレトリスが後ろで微笑んでいる

『クレオル様も元気そうで良かったです』

メトリシアが微笑みながら言うと、グレゼイドが親書を読んで、頷いている

『どうかしましたか?』

ビレストがグレゼイドの表情を見て聞く

『直ぐに良い宝石を集めさせます』

グレゼイドが笑顔で言うとビレストが手紙を読んで嬉しそうにしている

『ヘルトも幸せ者ですね』

ビレストが微笑みながら言う

『ヘルトもクレシア御姉様に逆らえませんの』

アリシアが笑顔で言う

『アリシア、どうしてですか?』

ビレストが驚きながら聞く

『お母様が、クレシア御姉様を大好きですの! 結婚の条件が、リベリアの英雄様の護衛付きなら、国内視察自由ですから! それとマルス様の屋敷に自由に遊びに来れますの!』

アリシアが笑顔で言う

『え! 良くお兄様が許しましたね』

『お父様もクレシア御姉様の料理が好きだから、文句言えませんの! クレシア御姉様が厨房を占領しても、誰も文句言えませんから!!』

アリシアが楽しそうに言う

『訪問したら会うのが、楽しみですね』

ビレストが微笑みながら言う

『約束通り、歓迎の食事を用意させます。後は食べながら話しましょう』

グレゼイドが笑顔で言う

『楽しみですの!! 国外なんて2度目ですの! あーー幸せですの』

アリシアが笑顔で言うとわみんな笑い始める

『アリシア御姉様の素が出過ぎです』

メトリシアが笑いながら言う

『え! あ! 恥ずかしいです』

アリシアが真っ赤になると、ビレストとグレゼイドが大笑いする


別室でゆっくりしていると、アニーは厨房で、侍女に料理を作っているのを見ながら、色々聞いている

『こちらが宝石になります』

ビレストが微笑みながら言うと、宝石が並べられる

『凄い!! 綺麗です!』

メトリシアが目を輝かせて言う

『この腕輪に合うのは・・・・』

リリシャが満面の笑顔で合わせながら見ていく

『この腕輪の色は・・・青いのは何ですか?』

ビレストが腕輪を見ている

『ブルーミスリルです。白い部分はホワイトミスリルです。全体的にプラチナです』

メトリシアが笑顔で言う

『ブルーミスリル!! ホワイトミスリル!! 凄いこんな凄い腕輪を!!』

ビレストが真剣に見ている

『クレシア様に贈り物ですから、全員気合いが入ってます』

リリシャが微笑みながら言う

『クレシア様と仲が良いのですね』

ビレストが驚きながら聞く

『マルス師匠の屋敷に居候してますから、みんな仲良しです』

メトリシアが笑顔で言う

『は? いいいい居候!!』

ビレストが驚いて叫ぶ

(メトリシア簡単にそんな事を言って良いのですか?)

『はい!居候です! 自由ですから』

アリシアが笑顔で言う

『アリシア御姉様も居候ですからね』

メトリシアが笑顔で言う

『は? アリシアも!!』

ビレストがアリシアを見る

『自由ですから! 快適で嬉しいですの!』

アリシアが満面の笑顔で言う

『襲われたら大変ですね』

ビレストが苦笑いして言う

『襲いに来なさいですわ! 相手してあげますわ』

アリシアが笑顔で言う

『魔工王国や重臣に襲われましたね』

メトリシアが笑いながら言う

『あれは楽しかったのですの!』

『愚か者来なくて、少し寂しいです! お仕置き楽しみにしているのに』

メトリシアが呟くと、ビレストが苦笑いしている

(お仕置き・・・あれはもう人間扱いしてません・・・リベリアの英雄様相手に勝てないですね)


『この青いのが良いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『はい!リリシャ師匠』

エミールが笑顔で言う

『そちらは・・・2個で金貨50枚になりますが』

執事が驚きながら言う

『全部でいくらだろう』

キリシアが笑顔で聞く

『え! 全部ですか!!』

執事が驚きビレストを見る

『合わせて、金貨650枚になります』

執事が慌てて、計算して言う

『ちょっと待ってね』

キリシアが笑顔で言うと、金貨の袋を積み上げて、金貨も出して積み上げる。執事とビレストが金貨の袋を見て呆然としている

『これで良いかな?』

キリシアが笑顔で言う

『え!』

執事が苦笑いしている

『え! 全部買うのですか?』

ビレストが慌てて聞く

『叔母様、キリシア師匠はいつもの事です! 良い物は、即答で買います。』

メトリシアが笑顔で言うと、宝石を見ている

『大金ですよ』

『マルス欲しいでしょ』

キリシアが笑顔で聞く

『中々買いに来れないからね』

マルスが笑顔で言う

『これだけの宝石中々手に入らないですからね』

リリシャが微笑みながら言う

『流石キリシア様ですの! 噂の全部でいくらですの!! 始めて見れましたの!!』

アリシアが笑顔で言う

『アリシア御姉様、興奮し過ぎです』

『1度見てみたかったのですの!! ビレスト叔母様の驚いている顔も良いですの!!』

アリシアが満面の笑顔でニコニコしている


『初めてですね・・・出した宝石を全部即金で買われるのは』

ビレストが呟き、執事を見る

『初めてです・・・40年仕えてますが、こんなの初めてです。調べてみないと解りませんが、記録的な早さです』

執事が金貨を数え終わり言う

『キリシア様はいつもの事なのですか?』

ビレストが真剣に聞く

『面倒だから』

キリシアが素っ気なく言う

『面倒だから? 騙されるとは思わないのですか?』

『信用する! この程度、どうでも良いかな』

『これがキリシア師匠です。慣れている革屋なんて、魔力通る革、在庫どのぐらい?って聞いて、金貨100枚分と返事が来ると、金貨の袋を置いて、よろしくで終わりです』

メトリシアが笑いながら言う

『は! 交渉は? 確認は? 何もしないのですか!』

ビレストが驚いて叫ぶ

『キリシア師匠です! 叔母様も交渉しても、時間の無駄です!』

メトリシアが笑いながら言う

『そうなのですね・・・これだけの商談がこの短時間で終わるなんて・・・食事まで時間が出来てしまいましたわ』

ビレストが呟く

『最短記録です。それも宝石の説明もしてません・・・商談する前に見ただけで決めてます』

執事が真剣に言う

『そう言えば、商談も始めてませんでしたね』

ビレストが笑い出す


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ