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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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マルスと屋敷

数日後、建物が完成する

『マルス師匠、何故リビングが無いのですか?』

メトリシアが真剣に聞く

『え? こっちは住むのが優先だから、今の建屋を建て替えたら、そっちにリビングと客間を作るよ』

マルスが笑顔で言う

『早速引っ越しましょう』

リリシャが笑顔で言う

『マルス、両親の部屋も作ってよ!!』

キリシアが真剣に言う

『そうだね、こっちに作るよ!フローネ先生の近くの方が安心すると思うから』

マルスが笑顔で言う

『それなら、早く作りましょう』

リリシャが笑顔で言う


数日後、建て替え終わる

『フローネ先生の部屋も日当たりが良くて良いですね』

リリシャが嬉しそうに言う

『良い部屋ですね』

フローネが微笑みながら言う

『マルス、次は、工房ですよ!』

リリシャが嬉しそうに言う

『裏の屋敷も取り壊すよ』

マルスが笑顔で言う

『もう止められないですね』

フローネが呟くと、出ていくリリシャを見ている


数日後、工房と書庫と素材庫と地下宝物庫が完成する

『あーー楽しかった』

リリシャが満面の笑顔で言う

『はい!リリシャ師匠!!』

エミールが笑顔で言う

『これで快適に住めるね』

キリシアが笑顔で言う

『マルス師匠、この建物壊せますか?』

メトリシアが真剣に聞く

『キリシアなら数日かな?』

『絶対にもうやらない!! やるなら先に魔力補充回路壊してよ!!』

キリシアが真剣に怒鳴ると、みんな笑い出す

『あ! お兄ちゃん!お母さんが呼んでるよ』

レティナが来て言うと、マルスはキスカとオリバンの所に向かう


『マルス、この豪邸に本当に住んで良いの?』

キスカが恐る恐る聞く

『部屋が気に入らなかった? もっと広い部屋が良いのかな?』

マルスが真剣に言う

『いや! 豪華過ぎて・・・落ち着かない』

オリバンが真剣に言う

『そのうち慣れるよ』

『それに・・・どこか働き口探した方が、良いと思っています』

キスカが真剣に言う

『何で?』

『必要な物は、稼がないと申し訳ない』

オリバンが真剣に言う

『マルスに頼ってばかりだと、申し訳ない気がします』

キスカが真剣に言う

『荷物運びでも何でもする』

オリバンが真剣に言う

『襲われたら、大変な事になるから・・・屋敷から出ない方が良いけど』

『そう言う訳には・・・』

オリバンが困惑しながら言う

『フローネ先生に決めて貰おうかな?』

マルスが真剣に言うと、オリバンとキスカを連れて、リビングに向かう


『マルス、どうしたの?』

リリシャが微笑みながら聞く

『フローネ先生と相談したいんですけど』

マルスが真剣に言うと、説明を始め、オリバンとキスカが真剣に話している

『結論から言いますが、屋敷から出ない方が良いですね、騎士団が護衛に来ると直ぐに言います。それ以前に警備隊隊員が護衛にやって来ますね』

フローネが真剣に言う

『しかし! 働きもせず、マルスに迷惑をかけるのも悪い気がします。レティナも完全に養って貰ってます』

オリバンが真剣に言う

『勘違いしてますが、マルスが商会から金貨を受け取らないので、商会の責任者が困っています! マルス達の収入がどのぐらい有るのか知ってますか?』

フローネが真剣に言う

『え? 商会?』

オリバンが苦笑いする

『あなた!前回案内して貰ったでしょ!』

キスカが思い出して言うと、オリバンが思い出して、苦笑いする

『屋敷の掃除等を手伝って貰った方が喜びそうですよ』

フローネが微笑みながら言う

『フローネ先生、それはステラさんが困ると言いそうです』

マルスが真剣に言う

『そうですね・・・屋敷から出なくても、買い物も何もかもやれてましたね』

フローネが思い出して苦笑いしている

『マルスの収入は本当に大丈夫なのですか? 大豪邸を王都とこっちにも持ってますが・・・』

キスカが真剣に言う

『マルス、王都のランプの貸し出しは、どのぐらいですか?』

リリシャが微笑みながら聞く

『え?千個だったよね』

マルスが真剣に言う

『マルス師匠、手数料抜いて、月に400枚です。アーメルドは完全に放置してますけど』

エミールが真剣に言う

『受け取ってないから、どうでも良いけど』

マルスが笑顔で言う

『そうですね! ランプ作るの楽しいですからね』

リリシャが笑顔で言う

『必要なら、迷宮で稼げば良いから』

キリシアが笑顔で言う

『あれ? ギルドにどのぐらい預けている?』

マルスが疑問に聞く

『知らない! どうでも良いから!』

キリシアが笑いながら言う

『解りましたか?この子達に資金なんてどうでも良いそうです。』

フローネが真剣に言う

『400枚と言うと銀貨4枚ですよね?』

オリバンが考えて言う

『金貨400枚ですね』

フローネが真剣に言う

『きききき金貨!!』

オリバンが驚いて叫ぶと、顔から血の気が引き倒れそうになる

『お父さん大丈夫?』

レティナが心配そうに見ている

『レティナ・・・』

オリバンが涙目で呟く

『なんだか面倒だな・・・ミドルに任せよう』

マルスが呟く

『そうですね・・・ミドル、全然顔を出さないから、こんな豪邸にしてしまうのですよ』

フローネが真剣に呟く

『ルメイル! ミドル呼び出して!!』

キリシアが笑いながら言う

『レズオスに挨拶してないミドルが全部悪い!!』

マルスが思い出して言う

『あ!! そうです!! 兄弟子に挨拶しないなんて、どうかしてます!』

リシリアが大声で言う

『リシリア、ミドルはあなたの兄弟子ですよ』

フローネが呟く

『あ!! そうですけど、会いに行っても、会いたくないように直ぐに奥に逃げます』

リシリアが真剣に言う

『ミドルは・・・しかたないですね』

フローネがため息をする

『久しぶりに、ミドルを青ざめさせましょう』

リリシャが微笑みながら言うと、みんな笑い出す

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