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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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帰宅

マルスは屋敷に帰る

『マルス師匠、お帰りなさい』

オルガーが笑顔で言う

『オルガーただいま』

マルスが笑顔で言う

『訓練場が大変な事になっています』

オルガーが真剣に言うと、ケーレスとレーゼンが苦笑いしている

『え?どうしたの?』

『キリシア様とケニス師匠が訓練をしたのですが、ケニス師匠がもう少しで1本取れそうになり、キリシア様が本気になっています』

イースが苦笑いして、説明する

『マルス、楽しそうですね! 見ましょう』

リリシャが笑顔で言うと、訓練場を覗く


キリシアとケニスが打ち合いをしている。ケニスの腹に一撃が入り、壁まで弾き飛ばされる

『まだまだ1本取らせないよ!!』

キリシアが笑顔で言うと、ナディアが回復魔法を使っている

『キリシア荒れているね』

マルスが笑顔で聞く

『マルス!! ケニスを鍛えすぎ!! ルメイルに勝っちゃったよ!!』

キリシアが笑顔で言う

『ルメイル、頑張らないとね』

『帰ったら、徹底的に鍛える!! 覚悟しろ!!』

キリシアが笑いながら言うと、ルメイルが苦笑いしている

『ルメイルに勝ったから、ケニスに稽古を?』

『え! えーと、1本取られそうになった!!』

キリシアが嬉しそうに言う

『キリシア嬉しそうですね』

リリシャが微笑みながら言う

『ケニスに追い付かれないように鍛えるよ!!』

キリシアが嬉しそうに言う

『帰ったら、迷宮探索の日々ですね』

リリシャが微笑みながら言うと、みんな笑い始める

『絶対に1本取らせない!! 追い付かせない!!』

キリシアが笑顔で言う

『マルス師匠、強くなった実感を感じました』

ケニスが微笑みながら言う

『ケニス、頑張りましょう!! 師匠達に追い付きますよ』

メトリシアが真剣に言う

『ふふふ、メトリシア、追い付けさせませんよ』

リリシャが嬉しそうに笑う

『リリシャ師匠も嬉しそうです』

エミールが微笑んでいる

『この子達は、成長を辞めないつもりですね』

フローネが真剣に言う

『当たり前です!! マルスに追い付きます!!』

リリシャが笑顔で言う

『マルスも大変ですね』

フローネがマルスを見て呟くと、みんな笑い始める


マルス達は工房に向かうと、マルスが鉱石をモデリングで変型させ杖を作ると、エミールとリリシャとミリアが魔銀やミスリルを使い形を変え始める。マルスは部屋に戻り付与魔法の魔方陣を考え始め、ドローイングで魔方陣を作り始める


『マルス、魔方陣決まりましたか?』

マルスが工房に戻ると、リリシャが笑顔で言う

『作ったけど、複雑にし過ぎたかな?』

マルスが紙を見せる

『え? これって・・・読み解けません』

リリシャが苦笑いしながら言う

『魔力増幅? 制御? 凄すぎて、本当に出来るか解らないです』

エミールが苦笑いする

『魔力高位増幅貯蔵制御補助構造強化型だね』

マルスが真剣に言う

『何だかズルし過ぎですね、増幅と制御と構造強化を付加した方が、簡単ですよね?』

リリシャが苦笑いする

『魔方陣1つって言うから』

マルスが苦笑いして言う

『マルス師匠が1つで終わるハズ無いですよね』

エミールが笑い出す

『1つがいくつもの効果を発揮する。魔方陣を作ってしまうのだから、凄いです』

ミリアが真剣に言う

『試し書き込みをしてくるね』

マルスが真剣に言うと、魔方陣を発動して、魔石に魔方陣を書き込み始め、みんな真剣に見ている

『リリシャ確認して』

マルスが笑顔で言うと、魔石をリリシャに渡す

『凄い・・・本当に書き込めた』

リリシャが呟き、真剣に見ている

『本番書き込むよ』

マルスが真剣に言うと、魔方陣を発動して、杖の魔石に魔方陣を書き込み始め、2本とも書き込み終える

『凄い・・・完璧です』

リリシャが笑顔で言うと、杖に魔力を流して、魔力が全体に行き渡り、魔力の淡い光に包まれる

『え? マルス師匠、魔力増幅と魔力制御補助と構造強化と魔力貯蔵が付加されてます・・・』

エミールが鑑定すると、みんな鑑定する

『上手くいって、良かった!!』

マルスが笑顔で言う

『フローネ先生に見せましょう』

リリシャが笑顔で言うと、フローネの元に向かう


『完成しましたか?』

フローネが微笑みながら言う

『はい、フローネ先生、かなり凝りました』

マルスが笑顔で言うと、エミールとミリアが杖を見せる

『は? 1つと言いましたよね?』

フローネが苦笑いする

『魔方陣は1つです! これが魔方陣です』

マルスが笑顔で紙を見せる

『・・・全く理解不能ですね・・・』

フローネが苦笑いする

『凄いですね、魔力増幅貯蔵制御補助構造強化ですね、御父様以外で初めて見ました。ん? ここが違いますね』

アーメリアが真剣に見ながら言う

『高増幅にしてみました。ここを代えて、ここにこうしたら、出来ました』

マルスが笑顔で言う

『ふふふ、凄いですね、稀代の付与魔法師ですね』

アーメリアが嬉しそうに笑う

『アーメリア様に稀代の付与魔法師と認定された・・・凄いことですね』

フローネが苦笑いして言う

『ハルドとアーセル、喜ぶと良いな』

マルスが笑顔で言う

『青ざめますね』

フローネが笑いながら言う

『名前入りだから、受け取り拒否はさせません』

リリシャが笑いながら言う

『楽しみです』

ミリアが笑顔で言う

『しかし、価値はどのぐらいなのでしょうか?』

エミールが呟く

『そうですね・・・価値はつけれませんね! 比較対象が有りません』

フローネが微笑みながら言う

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