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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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リベリア

家に向かい家に着く

『マルス様、お帰りなさい』

ラーザが笑顔で言い、門を開ける

『お兄ちゃん、お帰りなさい』

レティナが笑顔で抱き付く

『レティナ、ただいま』

マルスは頭を撫でながら言うと、みんな微笑んでいる

『ここが家ですか?』

ハルドとアーセルが家を見て安心している

『その内建て替えるけどね』

『マルス様なら凄い豪邸になります』

ルキアが微笑みながら言う


『マルス様、お帰りなさい』

ステラが出てきて挨拶する

『この人数、泊まれるかな?』

『裏の屋敷の方で部屋は空いてます』

ステラが笑顔で言う

『準備を頼みます。』

マルスが笑顔で言う

『既に準備出来ています。キリシア様から用意するように言われてましたので』

『案内致します』

メリカが緊張しながら言う

『メリカ、頼んだよ』

マルスが笑顔で言うと、ハルドとアーセルとルキアとリーネとエリカが一緒に歩いていくのを見送る


リビングでゆっくりしている

『マルス、もう帰ってきたの?』

キリシアが帰ってきてマルスに言う

『面倒事になったから、直ぐに王都に行かないとね』

マルスが真剣に言う

『ゆっくり狩りをしていて良かったのに』

キリシアが真剣に言う

『どうせ、グゼリオンス王国に乗り込むつもりでしょ?』

『え? 何故知っているの!!』

キリシアが大声で言うと、リリシャが真剣にマルスを見ている。マルスは出来事を説明する

『絶対に許せない!! 潰す!!』

キリシアが大声で言う

『アーメルドだけでなく、村まで攻めるなんて・・・それも従魔のエサ? ふざけていますね』

リリシャが怒りを込めて言う

『残りの奴らも見付けて、潰さないとね』

『それなら、警備隊が今日2組潰しました。後続がどのぐらいいるかは、不明です』

リリシャが真剣に言う

『騎士団長に頑張って貰いましょう』

メトリシアが笑顔で言う

『王国内走り回って貰いますよ』

リリシャが微笑みながら言う

『性根叩き潰す』

キリシアが笑いながら言う

『どんな嫌みが良いですか?マルス師匠』

メトリシアが笑顔で言う

『この間、ケーレスとレーゼンとカミラ使っちゃったから、もう嫌みに使える人がいないかな?』

マルスが考えながら言う

『騎士団長弱すぎる』

キリシアが笑い始める


翌朝、準備をすると、シルフィード号に乗り込み、王都に向かって出発する。王都の門が見えると降下する

『お帰りなさい』

門番が笑顔で言う

『緊急事態です! 王城に向かいます』

ヒストリアが大声で言うと、門番が慌てて馬に乗り走っていく。シルフィード号とベアーズ号は王城の裏に着陸して、賊達を浮かして持って降りる

『英雄殿、何か有りましたか?』

騎士団長が慌てて走ってくる

『何か? ふざけているの? 他国の軍勢が、村とリベリアとアーメルドを攻めたのに、呑気なことを!!』

キリシアが大声で怒鳴る

『騎士団長!! 騎士団は何をしているのですか!! 直ぐに出撃の準備をしなさい! 今から御父様に報告してきます!!』

メトリシアが怒鳴る

『え? 他国の軍勢・・・何が』

騎士団長が青ざめて呟くと、メトリシアが先頭に王城に入っていき、部屋に向かう

『メトリシア、どうしたのだ?』

部屋に入ると、国王が苦笑いして聞く

『御父様!!呑気なことを!! 詳細はこいつらに聞き取ってください』

メトリシアが大声で言うと、みんな男達を地面に落とす


『まさか・・・グゼリオンス王国が、攻めてきたなんて・・・』

国王が青ざめながら言うと、騎士団長が青ざめている

『直ぐに騎士団に他の侵入者がいないか調べさせてください』

メトリシアが真剣に言う

『直ぐに選抜させよ』

国王が真剣に言うと、騎士団長が急いで出ていく。ヘルトと前国王が入ってくる

『何が起きた?』

前国王が真剣に聞くと、男達の聞き取りをして、頭を抱え出す

『国境も守れないのか? アーメルドは、どのぐらいの被害が・・・』

前国王が聞くと、ヘルトが真剣に見ている

『ゼオン達魔導船の護衛が、キマイラを倒しました。アルクオドールからの、手紙です』

マルスが手紙を差し出すと、前国王が読み始める

『ゼオン・・・そうか、アーメルドに居たな・・・元気で良かった』

前国王が真剣に言う

『英雄騎士隊と共に鍛えられた、海兵か・・・英雄海兵とでもいえば良いか?』

国王が言う

『ゼオン海兵隊かな?』

マルスが笑顔で言う

『ゼオンにも褒美を与えないと・・・どうしたら?』

国王が苦笑いする

『称えられません! 追放されてます・・・』

ヘルトが苦笑いする

『恩赦で、レスリアが王都に来ることを許して欲しいかな? メトリシアの護衛が出来るようにね』

マルスが笑顔で言う

『それなら良いですが・・・あ!!メトリシアの護衛ヒストリア一人だ!』

ヘルトが大声をあげる

『ミリア殿が隣にいるから安心・・・』

国王が苦笑いする

『追放されているから、護衛役には出来ないぞ・・・クレスタ殿とエビリア殿もそうか・・・』

前国王が苦笑いする


『こいつらどうします?』

キリシアが笑顔で言う

『牢屋に送ろう・・・騎士団長・・・』

ヘルトが苦笑いする

『慌てるのも良いけど、罪人をおいていくなんてね』

キリシアが苦笑いして言う

『王国中走ってきて貰いましょう』

リリシャが微笑みながら言う

『ガベラス王国からの援軍要請は?』

『え? 知らないが・・・直ぐに確認させよう』

国王が真剣に言う

『あ!! 御父様、キリシア師匠とマルス師匠と、リリシャ師匠の親族を護衛する騎士を派遣してください!! もし何か有ったら、どうなるか解りますよね?』

メトリシアが思い出して言う

『それは必要だな!! 英雄騎士隊から2人ずつと、騎士から1小隊送り出そう』

国王が真剣に言う

『え!! 嫌だなー! 有名になりそう!!』

キリシアが大声で言う

『キリシア師匠、家族が襲われたら、どうします?』

『叩き潰す!!』

キリシアが大声で叫ぶ

『そうなる前に、抑止力です!』

メトリシアが真剣に言う

『え! そうだけど・・・有名になりたくない!』

キリシアが抗議をしていると、みんな笑い始める

(頼むから、襲わないでくれ・・・間違って襲ったら、大変な事になる・・・)

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