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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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ヘリオス

『マルス師匠! やっぱり侵攻しているみたいです!! ガベラス王国に仕掛けたようです!!南の大陸制覇するつもりとの事です』

メトリシアが真剣に言うと、男はピクピクしながら放心状態で倒れている

『やっぱり面倒事だね! キリシアに報せないといけないかな?』

『潰すの一言です!』

ミリアが笑顔で言う

『キリシアの家族を襲っていたら、グゼリオンス王国殲滅するだろうけど』

マルスが真剣に言う

『大変です!! 御父様にすぐに護衛を付けるように伝えます!!』

メトリシアが慌てて言う

『騎士が護衛に行ったら、大騒ぎになるかな?』

マルスが苦笑いする

『マルス師匠の御両親にも護衛を付けます!!』

メトリシアが真剣に言う

『え? 騎士が現れたら、慌てちゃうよ』

『それでも必要です!! お義父さんとお義母さんが人質になって、身代金要求されても大変です!!』

ミリアが詰め寄り言う

『そうです!!おとうさ・・・? ミリア!!誰のお義父さんとお義母さんですか!!』

メトリシアがミリアを見て言う

『マルス師匠のお義父さんとお義母さんです!! マルス師匠の家族は、弟子の家族です!!』

ミリアが真剣に言う

『あ!! そうです!! 必ず護衛を付けます!!』

メトリシアが真剣に言う

『マルス師匠、アーメルドに行った後、一度会いに行ってはどうですか?』

エミールが微笑みながら言う

『そうだね・・・レティナも連れていかないと』

マルスが考えながら言うと、エミールが微笑んでいる


『マルス様、兵士達も到着しましたので、もう大丈夫です』

ルキアが笑顔で言うと、ルキアのお兄さんが、兵士に指示をしている

『結構、人望有るのかな?』

マルスが様子を見て言う

『そう思います。村人にも聞きましたが、年に何回か、村を回り、魔物討伐の陣頭指揮をしているそうです。』

ハルドが見ながら言う

『ルキアさんのお兄さんですね』

アーセルが微笑みながら言う

『アーメルドに行く前に、不治の病の治し方教えようか?』

マルスが微笑みながら言う

『喜びます!! お兄様は、1番の後悔ですから! 許嫁も不治の病になったと聞いて、破綻になって、全てを失いましたから・・・』

ルキアが心配そうに見ている


村人達にベアを解体して貰い、料理を作って貰い始める

『マルス様、何か用ですか?』

ルキアのお兄さんが、真剣に聞く

『そう言えば、名前聞いてなかったよね?』

『え? 今更ですか? ヘリオス・クライソンです』

ヘリオスが苦笑いして言う

『ヘリオスさん、魔力制御は出来ますか?』

マルスが微笑みながら言うと、魔力視を使い始める

『え? こうですか?』

ヘリオスが魔力制御を始め、痛みに耐えている

『もう良いです。幼稚な魔力制御ですけど、痛みがここと、ここと、ここら辺が酷いかな?』

『え!! 何故解るのですか?』

ヘリオスが驚いている

『この程度なら、努力してくれれば、すぐに治せるけど、努力しますか?』

『え!! 治るのですか!!』

ヘリオスが驚いて叫ぶ

『お兄様!! 静かにしてください!! マルス様ですよ!!』

ルキアが真剣に言う

『不治の病だぞ!! 治らないと言われているのに・・・あ!! クレスタとエビリアも治っている!!』

『御兄様、今の常識など、マルス様に関係ないです!! 不治の病になって、喜んでいた人もいます!!』

リーネを見て言う

『は? 何故だ!!』

『え? うるさい親戚や親が邪魔だったので! 追放して貰いました!』

リーネが笑顔で言う

『ん? 1人前の魔法使いを目指すなら、克服するべき事だ!! 1日で治って、つまらなかった』

ハルドが笑顔で言う

『良い経験です。あんなの日頃の努力で治せます!』

アーセルが微笑みながら言う

『え? まさか、全員経験したのか?』

ヘリオスが唖然と言うと、ルキアを見る

『治して貰いますか?』

ルキアが微笑みながら言う

『治せるなら・・・何でもする!! どんな努力も惜しまない!! 領民の為に魔法も使えた方が良い!』

ヘリオスが真剣に言う

『面倒だから、治し方は、秘密にしてくださいね』

マルスが微笑みながら言うと、ヘリオスの魔力のつまっていた場所を魔力制御を使い、魔力の通りを良くしていく


『これで終わり! 魔力制御してみて』

マルスが真剣に言い、ヘリオスが魔力制御をする

『え!! 痛みが無くなった・・・そんなことが』

ヘリオスが唖然としている

『マルス様の力解りましたか? 御兄様』

ルキアが笑顔で自慢気に言う

『こんなことが出来るなんて・・・そうなのか・・・クレスタとエビリアも治ったのだから、治せるのか・・・この事は絶対に秘密にします。マルス様』

ヘリオスが真剣に言うと、頭を下げる

『秘密にしてね』

マルスが微笑むと、みんな微笑見ながらヘリオスを見ている


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