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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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クライソン子爵家

ハルドとアーセルを連れて食堂に行き、料理人を呼び出す

『マルス様、御用ですか?』

『ハルドとアーセルの結婚式の後、食事会をやりたいのだけど、良いかな?』

マルスが真剣に言う

『勿論です!! いつになさいますか?』

料理人が嬉しそうに笑顔で言うと、ハルドが説明を始める


『卒業式の翌日なら、早めに食材の用意が必要ですね』

料理人が笑顔で考えながら言う

『どんな食材が良いのかな?』

『肉は必要ですね・・・後は、海の海産物に縁起物も揃えたいですね・・・腕の見せ所です!!』

『狩りに行くか・・・』

『あ!! 民衆の為にもなります! キリシア師匠が、喜びます。』

メトリシアが笑顔で言う

『是非、自分達で狩りたいです! 昔、領地で討伐に行きましたが、一匹も狩れませんでした・・・』

ハルドが苦笑いしながら言い、アーセルが笑い出す

『ハルドも成長したから、良い経験になるかな?』

マルスが微笑みながら言うと、ミリアが頷いている

『ハルド、一緒に頑張りましょう』

アーセルが、ハルドを微笑みながら見て言う

『ハルドとアーセルの狩った獲物で料理かな? 料理人さん良いですか?』

『良い結婚式にします』

料理人が真剣に言う


数日後、マルス達はベアーズ号に乗り込み、狩りに出掛ける事にする

『マルス、忘れ物は無い?』

リリシャが心配そうに言う

『私も狩りに行きたかった! 楽しんできてね』

キリシアが不満そうに言う

『キリシア師匠、美味しいお肉取ってきます』

ミリアが真剣に言う

『ミリア、焼き尽くさないで、持ってきてよ』

『え? えーと・・・あ!! 炎系魔法使えないです!!』

ミリアが大声で言い、みんな笑い出す

『ミリア、食べる事考えて、持って帰ってきてよ』

キリシアが笑いながら言う

『焼き尽くすのは、楽ですからね! 地形変えるのも簡単ですが、威力押さえないと、木っ端微塵になってしまいます』

リリシャが真剣に言うと、ルキアとアーセルが苦笑いしている

『はい! リリシャ師匠!! 地形は変えないようにします!! 獲物も食べれるように取ってきます!!』

ミリアが真剣に言う

『リザードのように、的にして遊ばないでくださいね』

アニーが心配そうに言う

『え? 的にしちゃったら、ダメなの? 気を付けないと』

ミリアが少しうつ向きながら言う

『ミリア、雑魚を殲滅するのとは違い、持ち帰る事を考えて狩ろうね』

マルスが微笑みながら言う

『はい! マルス師匠!! マルス師匠も、木っ端微塵にしないように、気を付けてください』

ミリアが笑顔になり言う

『剣で余裕だからね』

『あ!! マルス師匠・・・雑魚ごとき、魔法すら使う気無いのですね』

『マルス師匠ですよ! 王国最強の剣士なのですから!!』

メトリシアが笑顔で言う

『あ!! そうでした!! 剣士でも有名です』

『英雄譚では、マルス様は剣士になっています』

ルキアが真剣に言うと、ハルドとアーセルが興味津々に聞いている


『狩り終わったら、リベリアで合流するね』

マルスが微笑みながら言う

『先に帰って待っていますね』

リリシャが微笑みながら言う

『お兄ちゃん、いってらっしゃい』

レティナが笑顔で大声で言う

『帰りを待っていてね』

マルスが笑顔で言うと、ベアーズ号に乗り込み上昇を始める


『これが飛空艇・・・空から町を見れるなんて』

ハルドが下を見ながら言う

『こんな体験、嬉しいです』

アーセルが微笑みながら町を見ている

『やっと乗れました!! いつも下から見ていました』

リーネが笑顔で言う

『はい! エビリア御姉様を見送っていましたが、今回は見送られました』

エリカが笑顔で言うと、小さくなって見上げている、エビリアを見ている

『マルス様、どの方角に向かうのですか?』

ルキアが真剣に聞く

『ルキアの実家の辺りだよ。冒険者ギルドで確認したけど、魔物が多いからね! 国境まで足を伸ばしても良いけど』

マルスが笑顔で言う

『え!! 領地まで!! 先に言ってください!! お土産買ってません』

ルキアが驚き叫ぶ

『一番のお土産は、ルキアの元気な姿を見せることだよ』

『それは・・・そうですが・・・』

『リーネやアーセルやハルドを紹介するのも、お土産だよね』

マルスが微笑みながら言う

『え? あ!! はい!! 友達の紹介は必要です』

ルキアが笑顔で言う

『宮廷魔術師になるハルドとアーセルの名声を聞く前に知り合いになれるのですから、これ以上のお土産無いですよね?』

メトリシアが微笑みながら言う

『あ!! そうです!! メトリシア様もいます!! 御父様が驚きます』

ルキアが笑みを浮かべる


クライソンの町が見えてくると、ベアーズ号は降下していく

『着陸場所の指定をおねがいします』

ヒストリアが、口を開けて呆然と見ている門番に大声で言う

『え? ちゃちゃちゃ着陸場所!! えーーーと』

門番が青ざめて、どうして良いか解らず他の門番を見ている

『マルス様、裏の、魔法練習した場所に向かいましょう!』

ルキアが兵士の様子を見て言う

『そうだね。ベアーズ号大きいから、着陸する場所が無かったね』

マルスが苦笑いして言うと、メトリシアが笑い出す

『マルス師匠、いつも行き当たりばったりです! 気空挺じゃないので、着陸できる場所なんて、普通無いです』

メトリシアが笑いながら言う

『ベアーズ号だから、降りたら、飛んでいて貰おう』

『持ち出す荷物を用意しますね』

エミールが微笑みながら言うと、降りる準備を始める


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