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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
14章 平和な日々
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迷宮鍛練とヒストリア

翌日、マルスは、エレーヌとヒストリアとカミラとソリナとシーリスとオルガーとイースとオリスを連れて迷宮に向かう


17層に最短距離で向かい、タイガーに遭遇する。オルガーとオリスとイースが連携しながら、タイガーを殲滅して進む

『マルス師匠、タイガーぐらいなら、早さに付いていけます』

オルガーが笑顔で言う

『無理はしないで、連携して戦うようにね』

『はい、マルス師匠、オルガーが飛び出さないように、援護します』

オリスが微笑みながら言うと、イースが微笑んでいる

『多数相手だと、不利になるから気を付けるように』

マルスが微笑みながら言うと、全員の闘気と魔力制御を確認してから、18層に向かう


『カミラ、ソリナ、シーリス、エレーヌで小部屋ごとに焼き尽くして進むよ』

マルスが笑顔で言うと、みんな微笑みながら頷き、小部屋ごとに魔法を放ちタイガーを焼き尽くして進む


『マルス師匠、大きなタイガーはいません』

ヒストリアが大部屋を見て言う

『みんな頼んだよ』

マルスがエレーヌ達を見て言う

『・・・・ファイヤーストーム!!!』

『デスファイヤーストーム』

大部屋に炎の柱が4本出来ると、動きながらタイガーを焼き払い始める

『バリアフィールド』

マルスがバリアを張り炎が消えるのを待つ


黒い霧が晴れ、動く者がいないか確認してから、全員で魔石を拾い集める

『イースとソリナとシーリスは限界だから休憩ね』

マルスは闘気と魔力制御を確認して言う

『残念です』

イースが残念そうに言う

『オルガーとオリスも限界に近いから、休憩ね』

マルスが真剣に言う


19層に向かい、階段の近くで結界を張って待って貰う


『ヒストリアは全力で、アースタートルを両断してね。エレーヌとカミラは援護』

マルスが真剣に言うと、ヒストリアは、闘気をまとい、遭遇したアースタートルに剣を振る。ヒストリアの斬った場所から黒い煙をあげながら、ヒストリアに体当たりに来ると、ヒストリアはかわして剣を構える

『ファイヤーボール』

『・・・・ファイヤーボール』

エレーヌとカミラの魔法が当たり動きを止めると、ヒストリアが剣に闘気を伝わらせて闘気の刃を作り、振り抜いて頭を斬ると、黒い霧になって消えていく

『危なかった』

ヒストリアが苦笑いする

『アースタートルは硬いから、手加減したら、勝てないよ』

マルスが真剣に言う

『はい!マルス師匠!! 全力で戦います』

ヒストリアが真剣に答えると、剣に闘気の刃を作りながら、アースタートルに接近して、四肢を斬り飛ばして黒い霧に変えていく


『はぁはぁはぁ』

ヒストリアが肩で息をし始める

『ヒストリア、全力で戦うの疲れたよね。後はエレーヌ、全力の魔法で吹き飛ばすように!』

『はい、マルス師匠すいません』

ヒストリアが苦笑いして言う


エレーヌが倒しながら19層を一周する

『カミラは限界だね。戻って待っていてね』

マルスが微笑みながら言うと結界の所に戻る

『あ!!マルス師匠、お帰りなさい』

オルガーが笑顔で言うと結界を解く

『カミラも限界だから、一緒に待っていてね』

マルスが微笑みながら言うと、ヒストリアとエレーヌを連れて20層に向かい、マルスが小部屋ごとに焼き払いながら進み、大部屋まで来る

『ファイヤーテンペスト』

マルスが魔法を放ち、アースタートルを焼き尽くす

『やっぱりマルス師匠、凄すぎます』

ヒストリアが真剣に言う

『ヒストリアも凄いよ。闘気に全く乱れが無いからね』

『え? それでも体力切れになりました』

ヒストリアが残念そうに言う

『どうしてだろう・・・あ!!ヒストリア、いつものように闘気を練ってみてね』

マルスが真剣に言うと、ヒストリアの闘気の流れを、手足までじっくり見る

(え! マルス師匠近いです)

『そう言うことか・・・だから先に闘気が無くなったのか』

マルスが呟く

『マルス師匠、悪い所でも?』

ヒストリアが不安そうに言う

『悪くないよ。努力し過ぎて、闘気量が足りなくなっているだけ!』

マルスが笑顔で言う

『え?闘気が足りない?』

『少し危険だけど、21層まで足を伸ばすかな?』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠、拾い忘れています』

エレーヌが苦笑いして言う

『あ!! ごめん』

マルスが苦笑いして言うと、魔石と鉱石を拾い集める

『エレーヌも余裕が有るから、大きなワームを倒しに行くよ』

マルスが笑顔で言うと、21層に向かい大きなワームを倒して回り、エレーヌの限界になるのを確認して、みんなの所に戻る


『あ!マルス師匠、お帰りなさい』

シーリスが元気に言うと、みんな出迎えてくれる

『少し休憩したら帰るよ』

マルスが笑顔で言い、結界を張って休憩を始める。ヒストリアは座るとすぐに闘気を練り始める


やっぱりヒストリアは、真面目で努力家だな・・・マルスはヒストリアを見ながら考えている


迷宮を出て、屋敷に帰る

『マルス様、お帰りなさい』

ケーレスとレーゼンが笑顔で言う

『ケーレス、レーゼン、何か有ったかな?』

『デストラ様が来ましたが、もう帰りました』

ケーレスが笑顔で言う

『デストラ、訓練に来たのか・・・英雄騎士隊がいるのに来るのか』

マルスが呟く

『訓練つけてほしかったです』

ヒストリアが真剣に言う

『デストラじゃあ、もう相手にならないから、訓練場の英雄騎士隊を相手してね』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠、毎日訓練の相手して貰っています。』

ヒストリアが笑顔でマルスを見て言う


屋敷に入ると、ヒストリアとオルガーとイースとオリスは着替えて、訓練場に向かう

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