表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
13章 レトリアル・クレトリア王国とウルシナ公国
593/1407

クライドルトに帰還

シルフィード号に乗ると王都に向かい、城門が見えてくると、降下する

『お帰りなさい! 王城にどうぞ』

門番が笑顔で言うと、王城に向かい、王城の裏に着陸する

『英雄殿国王陛下が待っています。』

騎士団長がやって来ると笑顔で言う

『騎士団長、こちらは、ウルシナ公国第一公女メーレシア様です。謁見を求めています』

メトリシアが笑顔で言う

『ウルシナ公国? レトリアル・クレトリア王国に行かれたのでは無いのですか?』

騎士団長が苦笑いする

『ついでにウルシナ公国に遊びに行ってきました』

メトリシアが笑いながら言う

『本当についでにですか?』

騎士団長が苦笑いし、メーレシアに待っていて貰い、部屋に向かう

(絶対何かしてきた!! どうなっているか気になる)


『英雄殿、お帰りなさい。レトリアル・クレトリア王国はどうでしたか?』

国王が真剣に聞くと、前国王と王妃とヘルトとクレシアが真剣に見ている

『公爵軍により王都陥落、国王陛下は処刑されていました。』

メトリシアが真剣に言う

『は? サメリアは無事なのか!!』

前国王があわてて大声をあげる

『砦で戦っている所を見付けました。喧嘩を売られましたので、公爵家を潰して、ついで伯爵が攻めてきたので、ついでに潰して、伯母様が女王に即位しました。』

メトリシアが微笑みながら言う

『そうか・・・感謝する』

前国王が安堵して言う

『1国を救ってくれたか・・・』

国王が呟く

『ヘルト御兄様の計画通りですか? 喧嘩売られるように仕向けてくれたので、後でクレシア御姉様に話があります』

メトリシアが笑いながら言う

『メトリシア、解りました。詳しく聞きますね』

クレシアが微笑みながら言う

『え? 何もしてないぞ!!』

ヘルトが慌て出すと、王妃が笑い出す

『ヘルト御兄様の結婚式には、セレメト王子が来訪したいそうです』

メトリシアが真剣に言う

『わかった。盛大になるな』

国王が笑顔で言う

『後オーディバゼル号を伯母様から貰いましたので、マルス師匠が直して、ウンディーネ号の護衛にします』

『オーディバゼル号? なんだか解らないが、リベリアの英雄が持っていた方が良いと言うことなら、それで良い』

国王が真剣に言う

『これが伯母様からの親書と、今回の詳細を書いた物です』

メトリシアが笑顔で差し出すと、国王と前国王が読み始める

『クレシア様にもお土産が有りますので、アニーから受け取ってください』

マルスが笑顔で言う

『ふふふ、楽しみですね』

クレシアが嬉しそうに言う

『それは楽しみですね。料理したら試食させてくださいね』

王妃が笑顔で言う

『はい、楽しみにしておいてください』

クレシアが笑いながら言う

『は? ウウウウっウルシナ公国の魔物の大群を殲滅して、海竜と友達になった!! ウルシナ公国が従属を望んでいる!!』

国王が大声をあげると、ヘルトが書類を見る

『・・・リベリアの英雄だから仕方ないが、2ヶ国救って帰ってきたのか? それも公爵家は、早くウルシナ公国に行きたいから、1日で占領したとは、可哀想に思える』

前国王が苦笑いして言う

『外交担当に詳しく聞いてください! 面倒ですから』

メトリシアが笑顔で言う

『公女が人質として来訪・・・住む場所探さないと』

ヘルトが苦笑いする

『レトリアル・クレトリア王国から魔法学院に入学のために、人も来ますので、屋敷候補を見付けておいてください』

メトリシアが笑顔で言う

『魔法学院有名になるな・・・』

国王が苦笑いする

『ウルシナ公王が、ヘルト御兄様の結婚式の礼服を任せて欲しいと言ってました』

メトリシアが笑顔で言う

『え?ウルシナ公国から、相当な服になりそう』

ヘルトが苦笑いする

『マルス師匠達も礼服用に、ウルシナ生地を使った服を用意してます。生地が欲しかったから、ウルシナ公国へ遊びに行ったので』

『英雄殿が参加してくれるなら、本当に嬉しい』

国王が笑顔で言う

『名前は出さないでよ!!』

キリシアが睨みながら言う

『勿論目立たない様にする』

前国王が真剣に言うと、国王が同意する


メーレシアを呼ぶ

『メーレシア・ウルシナ第一公女です。この度リベリアの英雄様に国を救って貰いました。復興には、クライドルト王国の後ろ楯が必要ですので、人質として、滞在を許して欲しいと思います。こちらは祖父ウルシナ公王からの親書です』

メーレシアが親書を差し出すと、国王が読み始める

『解りました。外交担当が来たら話し合いましょう』

国王が笑顔で言う

『ありがとうございます。』

『部屋は用意しますので、ゆっくりしてください』

国王が言うと、騎士が案内する


マルス達はシルフィード号に向かい、屋敷に向かう事にする

『クレシア様も一緒に帰りますか?』

マルスはクレシアが乗り込もうとしているのを見て聞く

『勿論です。お土産楽しみですから』

クレシアが微笑みながら言うと乗り込み、シルフィード号は屋敷の着陸場所に着陸して、下に降りる

『マルス師匠、お帰りなさい』

カミラが笑顔で出迎えにくる

『カミラさん、ただいま。何か有りましたか?』

『マルス師匠、何もありません。平和です』

カミラが笑顔で言うと、屋敷にみんな向かい、リビングに行く

『マルス様、お帰りなさい』

メリアが笑顔で言う

『あ!マルス様、厨房借りてます』

レセナが笑顔で出てくる

『メリアさん、レセナ様、ただいま』

マルスが笑顔で言う

『今、ケーキを作っていましたので、試食お願いします』

レセナが笑顔で言うと、厨房に戻っていく

『マルス様、いつも厨房占領されてます』

メリアが苦笑いしていると、マルスが厨房を覗き、レセナとクエリスとハロイナとサーリンとレーリスとターナとクリスが一生懸命作業をしている


『リリアさんは?』

マルスがメリアに聞く

『ヒリア姉さんが、文字の書き方を教えています。書庫で読書三昧です』

メリアが笑顔で言う

『それは良いね』

マルスが笑顔で言う

『良いのでしょうか? 養って貰っていますが、仕事はしないとダメだと思います。』

メリアが真剣に言う

『ヒリアさんはレズオスが頑張るから良いと思うよ。メリアが趣味を見付けるのも、良いとは思うけど』

『え? そうですが・・・書物の写しとかしたいです』

『フローネ先生の歴史書を書き写しして貰おうか?』

マルスが笑顔で言う

『歴史書! 是非やりたいです』

メリアが笑顔で言うと、フローネの元に向かう

『フローネ先生、歴史書の写しをメリアがやりたいそうです。良いですか?』

マルスがフローネに聞く

『綺麗に写してくださいね』

フローネが微笑みながら言う

『はい、フローネ様』

『メリアさんはヒリアさんの妹ですので、娘と同じですから、堅くならないで良いですよ』

フローネが微笑みながら言う

『え? あ!! フローネ叔母様で良いですか?』

メリアが少し嬉しそうに言う

『これを読んで理解できますか?』

メリアがフローネの横に座り、歴史書を読み始める。フローネが嬉しそうにメリアを見ている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ