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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
13章 レトリアル・クレトリア王国とウルシナ公国
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ドラゴンフィッシュ

『あれ! 魚の魔物? ウンディーネ号の回りに沢山!!』

リリシャが驚いて叫ぶ

『装甲破られるかな? キリシア、殲滅やる?』

マルスが笑顔で聞く

『マルス!! 面倒!! ウンディーネ号沈まないよね?』

キリシアが苦笑いする

『穴開けてくれたら、強化するよ!! リリシャ、魔法で殲滅だけど、どうしようか?』

『え? 水の中だから・・・どうする?』

リリシャが苦笑いしている

『面倒だな・・・片っ端から魔法で効果有るか、調べようか?』

マルスが笑顔で言う

『良いですね! 魔導書取ってきますね』

リリシャが嬉しそうに、魔導書を取りに向かう

『マルス師匠、炎から?それともアクア系から遊びますか?』

エミールが笑顔で聞く

『炎はダメかな? 食料になるなら、持って帰りたいかな?』

『蟹とスナイル系ではないので、喜ばれますか?』

『そうだと良いけどね! 凍らせる方が良いかな?』

マルスが考えながら微笑み出す

『あ! マルス師匠が悪巧み始めた』

メトリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す


シルフィード号は、降下して海に近付き、マルス達は甲板から海を見て、リリシャ達は、楽しそうに魔法を次々と放ち始める

『そろそろ、あの魚捕らえるよ』

マルスが笑顔で言う

『インダクション!! アクアストーム!』

マルスが魔法を使い、水柱を作り出すと、ドラゴンフィッシュ達が、水柱の中に集まり始める

『魔力消費が半端ない!!』

マルスが大声で言うと、水柱が大きくなり、玉状にしていく

『ブリザード!!!!!!!』

リリシャとエミールとミリアとクレスタとエビリアとメトリシアとエレーヌが魔法を放ち、球体の氷の塊になり、海に落ちる

『マルス、インダクションは教えて貰ってないですね、教えてください』

リリシャが笑いながら言う

『え? えーと、どの魔導書だったかな?』

マルスが苦笑いながら言うと、みんな笑っている

『探してきますね』

リリシャがシルフィード号に入っていく


リリシャの魔法の練習をしながら、次々と氷の塊にを海に浮かべていく

『魔力消費が凄い・・・疲れました』

リリシャがフラフラしながら言う

『落ちない様に座っていてね』

マルスが笑顔で言うと、リリシャは座り氷の塊を見ている

『溶けちゃいますね』

『それなら・・・凍らせるね』

マルスが笑顔で言う

『フリーズテンペスト』

マルスが魔法を放ち、海が巨大な氷を作り始める

『マルス師匠・・・最初から使えば、集めて凍らせなくても良かったのでは無いですか?』

メトリシアが氷の塊を見て言う

『集めないと、逃げられないかな?』

『え? マルス師匠・・・』

メトリシアが苦笑いする

『他の魚も全部氷漬けになっています』

エミールが真剣に見ながら言う

『マルス師匠!!凄いです!! 真似できません』

ミリアが笑顔で言う

『マルス師匠、ウンディーネ号まで凍らせて良いのですか?』

エビリアが苦笑いしていると、ウンディーネ号の横まで凍りついている

『え? あ!!やり過ぎた』

マルスが苦笑いすると、みんな笑い始める


『やりすぎですね』

フローネが苦笑いしている

『ドラゴンフィッシュ殲滅ですが、完全に海を凍らせるなんて・・・マルス師匠ですね』

リシリアが苦笑いして、氷を見ている

『マルス達に本気で戦える魔物はいるのでしょうか?』

『師匠、無理です! 化物見付けないと』

『リシリア、あなたもですよ』

『え? 私なんて、半人前です』

リシリアが笑いながら言う

『リシリア、既に尊敬される魔法使いですよ! 賢者の半人前ではなく、マルスの弟子の半人前です。』

フローネが微笑みながら言う

『え? えーと・・・そうですか? 1人前の定義が解りませんが・・・』

『モデリングやフライが出来るようになったらですね』

フローネが笑いながら言う

『フライは出来ないので、半人前です』

リシリアが笑いながら言う

『え? モデリングは出来るのですか?』

フローネが驚いている

『リリシャ師匠に習いましたよ! 魔鉄で練習させて貰いました』

『リリシャ・・・やっぱり古代魔法使い量産化してますね』

フローネが呟くと、嬉しそうに笑い始める


シルフィード号が氷の上に着陸すると、氷の中からドラゴンフィッシュを取り出して、アニーが捌き始める

『中々良い肉質ですね・・・鶏肉に似ている筋肉しています。魚と言うより、蜥蜴に似ています』

アニーが真剣に言う

『それなら食べれるかな?』

マルスが笑顔で言うと、考え始める。ウンディーネ号からオルガーとイースが走ってやってくる

『マルス師匠!! ドラゴンフィッシュです!!』

オルガーが興奮気味に言う

『ドラゴンフィッシュ? この魚の名前?』

『はい!! マルス師匠! 故郷では、高級食材です!! 大きい獲物なら、金貨10枚する高級品です』

『食べれるなら、港に持っていこう』

マルスが笑顔で言うと、アニーが微笑んでいる

『どんな料理が良いのですか? 色々教えてください』

『はい!! アニー様!』

イースがアニーにどんな料理が有ったか教え始めると、アニーが真剣に聞いている

『どうやって運んでいくの?』

リリシャが微笑みながら聞く

『え? 面倒だから、このままアクアコントロールで持っていこう』

『はい!マルス師匠!! 頑張ります! 交代で動かしますよ!』

エミールが笑顔で言う

『はい!エミール先輩』

ミリアが笑顔で言うと、みんなで交代で氷を動かし始める

『あの子達・・・もう常識も自重も無しですね』

フローネが動いている氷を見て苦笑いして呟く

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