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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
13章 レトリアル・クレトリア王国とウルシナ公国
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王都陥落

キリシアとフローネがやってくる

『お仕置き中に何!! 早く要件言ってよ!』

キリシアが槍を担ぎながら言うと、メーレシアが驚いている

『キリシア、面倒事になったけど』

『え!! 嫌!!マルス!!どうにかして!』

キリシアが大声で言う

『こちらは、ウルシナ公国のメーレシア公女様です。援軍の要請に来たみたいだけど、レトリアル・クレトリア王国に余裕は無いのは、解っているよね』

マルスが真剣に言う

『そうだけど・・・戦争の手伝いはしない!!』

『相手は魔物だって』

『どんな魔物!! 食べれるの?』

キリシアが大声で聞く

『スナイル系統の魔物が多く、クラブやヤドカリも大量に・・・普通の武器では、太刀打ち出来ません』

メーレシアが涙目に言う

『ん? 食べたら美味しいかな?』

キリシアが聞く

『蟹とヤドカリの仲間なら、美味しいかも知れないですね』

フローネが微笑みながら言う

『狩りに行くよ!!』

キリシアが大声で言うと、みんな笑い出す

『その前に、売られた喧嘩の後始末しよう』

マルスが笑顔で言う

『わかった!! 潰したら、狩りに行くよ』

キリシアが笑顔で言う

『え? よろしいのですか?凄く危険ですが・・・』

メーレシアが真剣に言う

『危険? 強いなら楽しみ!!』

キリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す


『ウルシナ公国と言う事は・・・魔力の通る生地が有名ですね』

フローネが考えながら言う

『はい、水蜘蛛も有りますが、白いラミーは、特産品です。特に古代から続く、魔力の通るウルシナラミーの品質は、最高です』

メーレシアが笑顔で言う

『マルス、欲しい?』

リリシャが微笑みながら聞く

『礼服用に買いに行こう!』

マルスが笑顔で言う

『あ!! 礼服の生地!! 絶対に必要です!!』

メトリシアが笑顔で言う

『決まり!! 絶対寄り道するよ!!』

キリシアが笑顔で言う

『本当にそんな事の為に来て頂けるのですか?』

メーレシアが驚いていると、後ろでルシエラが呆然と見ている

『人相手だとつまらない!!』

キリシアが笑いながら言うと、全員笑い出す


『もう面倒だから、明日、王都を落としてから、公爵も潰そう』

マルスが笑顔で言う

『わかった!! 今回は私の分も用意して!!』

キリシアが大声で言う

『じゃあ城に乗り込もう! 時間が勿体無いからね』

マルスが笑顔で言う

『ふふふ、マルスがやる気を出しましたね』

リリシャが微笑みながら言う

『え! 本気ですか? 』

サメリアが苦笑いしている

『全軍に後始末する準備をさせます・・・可哀想に、早く行きたくなったからと言って、問答無用で潰されるなんて』

海軍隊長が呟く

『伯母様、今から騎士を王都に向かわせてください! 明日の昼までに、王都に着くように伝えてください』

メトリシアが笑顔で言うと、近衛兵が苦笑いする

『え! まさか・・・本当に王都を1日で落とすのですか?』

サメリアが苦笑いしながら聞く

『もう止まらないですね・・・軍艦に乗せて、連れていく方が早いですね』

フローネが真剣に言う

『すぐに全軍出撃準備をさせます』

海軍隊長が真剣に言うと、サメリアが苦笑いする


騎士と兵士達が慌てて出発すると、翌朝、シルフィード号とベアーズ号に乗り込み出発する

『これが飛空艇の速さ』

サメリアが呟くと、フォルメリアが呆然としている。王都が見えてくると、騎士達が必死に走っている

『あれ?予想より早いね』

マルスが笑顔で言うと、エミールが笑い始める

『あ! 王都から兵士が出てきています』

エレーヌが笑顔で言う

『門を開ける必要が無くなった! このまま、門まで飛ぶよ! キリシア準備良いかな?』

マルスが笑顔で言うと、キリシアが笑顔で頷く


シルフィード号が、降下して門に近付くと、リリシャとエビリアとクレスタとミリアとメトリシアが魔法で、兵士達を眠らせ始める

『え!! 私の取り分!!』

キリシアが大声で叫ぶ

『え? もしかして・・・もう門を無力化』

サメリアが苦笑いすると、ベアーズ号が着陸しようとする

『マルス師匠、このまま王城に乗り込んだ方が早いですよね』

エミールが笑顔で言う

『マルス!! 王城に行くよ!! 早くしないと、リリシャに全部取られる』

キリシアが大声で叫ぶ

『仕方無いね・・・王城に乗り込もう』

マルスが笑顔で言うと、ベアーズ号は王城に進み始める


王城の門の上を通りすぎると、キリシアがマルスに抱き付いて飛び降りる

『スリープフィールド』

マルスが魔法を使うと、周囲の兵士が眠り倒れる

『マルス!!取り分は!!』

『あそこから出てきたよ! 雑魚が』

マルスが笑顔で言うと、キリシアが笑顔で走り始める。兵士に近付き、問答無用で両腕を砕き、弾き飛ばし始める


『キリシア、こっちは全部眠らせたよ』

マルスが笑顔で言う

『中を調べよう』

キリシアが笑顔で言うと、マルスがサーチを使いながら、兵士を見つけて、キリシアが両腕を砕き、気絶させて進む

『みーつけーた!』

キリシアが笑顔で言うと、豪華な服を着た男達が睨む

『このような事をして、ただで済むと思うなよ!!』

男が怒鳴る

『売られた喧嘩、責任キッチリ取ってね』

キリシアが笑顔で言うと、次々と兵士を凪払う

『ばっばっ化物!! くるな!!』

男が後退りしながら叫び、キリシアが近付き凪払うと男の腕が砕けて、床に転がりながら悲鳴をあげている

『お仕置き開始』

キリシアが笑顔で言うと、マルスが回復魔法を使い、キリシアが次々と四肢を砕いている


一方、王都に到着した騎士達が苦笑いしている

『もう門が開いている・・・兵士は・・・寝ている』

騎士が呟く

『半分は、ここで公爵軍を拘束!! 精鋭は続け』

近衛兵が叫ぶと、馬で疾走する。王城の門が見えてくると、シルフィード号から降りた英雄騎士達が、門を開き出迎える

『どうなっている?』

近衛兵が苦笑いして聞く

『拘束を頼みます。もう容赦無いので』

英雄騎士隊隊員が苦笑いしながら言うと、近衛兵達が唖然と見渡してから、騎士達が拘束を始める

『これは・・・』

近衛兵がマルスとキリシアを見ると苦笑いする

『もう来ちゃった? こいつが将軍かな?』

キリシアが槍で投げ飛ばすと、男が床を転がる

『ひぃーーーーー!! 頼む! 降伏させてくれ!!』

男が近衛兵の足を必死に掴み、懇願している

『その男、王都内の女を、どうしたのか聞いてから判断してね』

キリシアが睨みながら言うと、近衛兵が聞き取りをして、顔面を蹴飛ばす

『あれ? 怒った?』

マルスが笑顔で言う

『怒りが収まりません』

『殴ります? 』

マルスが笑顔で金属の棒を渡すと、近衛兵にやり方を教えると、四肢を砕くと、マルスが回復魔法で治療する

『ふふふ、陛下の仇!!』

近衛兵が叫びながら殴り、マルスが回復魔法で回復させる

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