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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
13章 レトリアル・クレトリア王国とウルシナ公国
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魔道車出撃

戦況について説明が終わる

『レトリアル・クレトリア王国王妃サメリアとして感謝します。王女ルメリアと王子セレメト共々救ってくれてありがとうございます』

王妃が真剣に言う

『護衛騎士フォルメニアです』

女騎士が頭を下げる

『マルスどうするの? 喧嘩売られたの?』

キリシアが真剣に聞く

『クライドルト王国の名の元に停戦を呼び掛けたら、メトリシアを人質にしようと、メトリシアが喧嘩売られたよ』

マルスが笑顔で言う

『わかった!! 叩き潰す!!』

キリシアが笑顔で言うと、全員笑い始める

『我が国の為に戦ってくれるのですか?』

王妃が真剣に聞く

『メトリシアが喧嘩売られたから、潰すだけ』

キリシアが笑いながら言う

『戦争をして、多くの人を不幸にしているので、お仕置きします』

リリシャが微笑みながら言う

『魔道兵器回収ついでに、魔道兵器が不要な物だと教えます』

マルスが笑顔で言う

『伯母様、売られた喧嘩の後始末します』

メトリシアが微笑みながら言う

『マルス師匠の魔道兵器に太刀打ち出来ない事を証明します』

エミールが微笑みながら言う

『え! そんな理由で・・・』

王妃が苦笑いする

『この子達なので、見守るだけですね』

フローネが微笑みながら言う

『フローネ先生もゆらゆらします?』

リリシャが微笑みながら言う

『勿論しますよ』

フローネが微笑みながら言うと、全員笑い出す

『フローネ先生? まさか!!リベリアのフローネ師!!』

王妃が驚いて叫ぶ

『今はただの隠居です』

フローネが微笑みながら言う


マルス達はシルフィード号で公爵軍の布陣を確認する

『どこから始めるの?』

キリシアが笑顔で聞く

『この島で、ここが一番多いから、エミール達は、魔道車でこっちから戦ってね、ウンディーネ号で港にいる軍艦を全部お仕置きするよ!!』

マルスが笑顔で言う

『え!!私の分は!!』

キリシアが真剣に言う

『上陸したらね』

マルスが笑顔で言う

『わかった!!雑魚を全滅させる』

キリシアが笑い始める


翌朝ベアーズ号にマルスとエミールとエレーヌとエリカが乗り込み、出発する

『もう1隻飛空艇が・・・』

サメリアが飛空艇を見ながら言う

『ん? ベアーズ号だよ! あとクーレセス号がいるよ』

レティナが笑顔で言う

『え! もう1隻!!』

サメリアが驚いてレティナを見る

『レティナちゃん余り教えたらダメですよ』

ナディアが微笑みながら言う

『はーい、ナディアお姉ちゃん』

『クライドルト王国も変わったのですね・・・』

サメリアが呟くとルメリアとセレメトを見る


ベアーズ号は、砦に寄って騎士達に出撃を命じると、目的地の近くに着陸する

『マルス師匠! 魔道兵器を潰してきます』

エミールが笑顔で言う

『改造したゴーレムの実力も確認してね』

マルスが笑顔で言う

『任せてください!!』

エミールが笑顔で言う。魔道車乗り込み、ゴーレム6体と町に近付いて進み始める


マルスはベアーズ号で町に向かうと、門に近付く

『宣戦布告は受け取った!! 覚悟して貰おう!!』

マルスが門番に向けて大声で言うと、男を投げ飛ばす

『何者だ!!』

門番が怒鳴る

『そいつに聞きな!! お仕置き開始する!! 覚悟していろ!』

マルスが大声で言うと、上昇を始める。兵士達はベアーズ号目掛けて、次々と魔法と矢を放つ


町の館では、マルスの宣戦布告により大騒ぎになっている

『飛空艇だと!! 何が起きた』

『将軍が言うには、砦を攻めていた軍は、全滅・・・相手はクライドルト王国メトリシア王女とのことです!!』

『クライドルト王国だと!! 蹴散らすぞ!!戦力差見せ付けよ!! オルフェスタ・ガゼルド王国の侵攻が始まる前に滅ぼしてやる』

男が言うと、兵士達は慌ただしく動き回る


エミール達が門近くまで到着すると、ゴーレムを動かす練習をエリカが始める

『エリカちゃん上手いね、人間相手だと手加減忘れないでね』

エミールが笑顔で言う

『はい!エミール様』

エリカが笑顔で言うと、真剣にゴーレムを動かしている

『師匠、敵が出てきました』

エレーヌが微笑みながら言う

『バリアを突破して貰いましょう』

エミールが笑顔で言うと、兵士達が近付いてくる


馬に乗った騎士達が2手に別れて、魔道車の両側を目掛けて突進を始める

『ギャーーーー!!』

バリアに当たり次々と倒れ始める

『結界!! なんとしても突破しろ』

騎士が大声で叫ぶと、必死にバリアを叩いている

『師匠・・・雑魚しかいないのでつまらないですね』

エレーヌが残念そうに言う

『早く魔道兵器出てこないかな?』

エミールが微笑みながら言うと、兵士達の必死な姿を見ている


兵士達が疲れ始める

『伝令!! 魔道砲で吹き飛ばす! 巻き込まれるな!!』

騎士が大声で言って走っていくと、兵士達が慌てて離れていく

『あれが魔道砲?小さいです』

エミールがモニターを見ながら言う

『もしかして、オルフェスタ・ガゼルド王国の魔道砲より小さいのかも知れないです』

エレーヌが見ながら言うと、光が集まり閃光が放たれる。魔道車のバリアに当たり、衝撃波が周囲に伝わり土煙が立ち込める


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