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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
13章 レトリアル・クレトリア王国とウルシナ公国
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レトリアル・クレトリア王国へ出発

ウンディーネ号に交易品と食料を積み込むと、シルフィード号とクーレセス号にも交易品を積み込む

『ゼオン、レスリア、準備は出来ているかな?』

マルスが笑顔で聞く

『いつでも出港出来ます』

ゼオンが真剣に答える

『マルス師匠、食料も侍女や料理人も準備が出来ています』

アニーが微笑みながら言う

『英雄騎士隊隊員は、全員乗り込みました』

ケニスが微笑みながら言う

『全員、準備終わったかな?』

マルスが笑顔で聞く

『出港!! レトリアル・クレトリア王国まで一気に行くよ!』

キリシアが笑顔で言うと、魔導船は進み始めると、海軍の船も魔導船を追い掛けて出発する


数日後

『あれは、魔物です!』

エビリアが双眼鏡で見ながら言う

『クラゲ? 強いのかな?』

マルスも双眼鏡で見る

『クラゲですが・・・あれは毒持ちですね』

フローネが真剣に言う

『面倒!! 魔法で倒して!!』

キリシアが真剣に言う

『どんな魔物だろう? 反撃されたら面倒かな?』

マルスが考えながら言う

『クラゲの反撃ですか? 毒針を飛ばしたりしてきます。触手に触れられると、麻痺したりしますので気をつけてください』

フローネが真剣に言う

『マルス師匠!! どんどん増えています!!』

クレスタが大声で言うと、みんな確認を始める

『普通の船だと、危ないよね』

マルスが真剣に呟く

『マルス、焼き尽くします!!』

リリシャが笑顔で言う

『魔法の練習です』

エミールが笑顔で言う

『ケニス、ルメイルは盾を持ってきて欲しい! もし毒針が飛んで来たら、盾で防いで欲しい!』

マルスが真剣に言う言うと、ルメイルとケニスが盾を取りに向かう


それぞれ配置に着くと、英雄騎士隊員達が盾を構えて準備をしている

『セイントファイヤーアロー』

リリシャが魔法を放つと、海面に当たり水しぶきと水蒸気が飛び散る

『炎だと爆発するだけで、倒せてないかな?』

マルスが見て言う

『海の中面倒・・・』

リリシャが呟く

『アクアストーム』

マルスが魔法を使い水柱を作り、クラゲを集める

『ストーンアロー』

エミールが撃ち抜く

『クラゲ倒せてないね』

レティナが残念そうに言う

『うぅーーーー倒せない』

エミールが呟く

『ファイヤーアロー』

ミリアが魔法を放つと、水に当たり、爆発して水蒸気が立ち込める

『倒せてないよ』

レティナが真剣に言う

『才能が無くてごめんなさい』

ミリアが泣きそうになっている

『マルス、どうする?』

リリシャが苦笑いして言う

『氷漬けにしてから、炎で焼き尽くす?』

マルスが考えながら言う

『ブリザード!!!!!!!』

リリシャとエミールとミリアとクレスタとエビリアとメトリシアとアニーが魔法を使うと水柱から海面まで凍りつく

『やり過ぎ?』

レティナが笑顔で言う

『レティナちゃん!!倒せないから本気です!!』

ミリアが笑顔で言う

『次は焼き尽くしますよ』

リリシャが笑顔で言う

『ファイヤーストーム!!!!!』

『ファイヤーテンペスト』

リリシャとエミールとミリアとクレスタとエビリアとアニーとエレーヌとメトリシアが魔法を放つと、氷が蒸発して消えて無くなる

『マルス師匠、次お願いします!!』

エミールが笑顔で言う

『殲滅決定かな?』

マルスが苦笑いすると、水柱を作り始める


操舵室からフローネ達が見ている

『容赦無い!! 海を凍らせてから、焼き払うなんて!!』

キリシアが叫ぶ

『海の魔物を簡単に倒すなんて、普通では無いですね・・・凍らせるだけでも倒せているように見えます』

フローネが微笑みながら言う

『魔法の的ですね・・・楽しそうです』

リシリアが笑顔で言う

『クラゲだから良いですが・・・ん? あれは大きいですね』

フローネが大きなクラゲを見付ける

『あれは・・・クラーケン?』

『文献より小さいですね・・・大クラゲにしても大きいですが・・・』

フローネが真剣に見ている


『デカイクラゲーー!』

レティナが笑顔で叫ぶ

『マルス師匠! あれなら食べれます。』

アニーが笑顔で言う

『どうすれば良いの?』

『触手を斬り、あの傘の部分を乾燥させれば食べれます』

アニーが真剣に言う

『動くから・・・凍らせても良いのかな?』

『解りませんが、やってみましょう』

『アクアコントロール』

マルスが魔法を使うと、勢い良くクラゲを海上に飛ばす

『ブリザード』

リリシャが微笑みながら凍らせると、マルスはアクアコントロールで近くまで運ぶと、マルスが海に降り立つ

『あ!! お兄ちゃん海に浮いている』

レティナが嬉しそうに言うと、みんな微笑んでいる。マルスは剣を抜くと触手を切り落とし、傘だけにすると、フライを使い甲板に投げ飛ばす

『海兵さん、クラゲの処理をして干しましょう』

アニーが笑顔で言うと、クラゲの傘を天日干しにし始める


マルスは次々と大クラゲを傘だけにして、魔導船に投げ上げていく

『マルス、多すぎます!! 甲板がいっぱいになりました』

リリシャが大声で呼ぶとマルスは飛んで戻ってくる

『マルス師匠、お疲れさまでした』

アニーが笑顔で言う

『どうなるの?』

『乾燥したら、切り分けて、料理します』

アニーが微笑みながら言うと、マルスがクラゲに近付き

『ドライエアー』

魔法を使い乾燥を始める

『マルス師匠、天日の殺菌効果が必要なので、魔法では無理です』

アニーが苦笑いして言うと、説明を始める

『待つしか無いのね』

マルスが呟くと、みんな笑い始める

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