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リベリア帰還

リベリアの町が見えてきた

『ただいま』

『帰ってきたな』

門番は顔を確認して通してくれる

そしてギルドの前に到着する

『ヘザーネ、ただいま』

『キリシアさん、リリシャさん、マルス君、エミールさん、お帰りなさい』

ヘザーネは笑顔で迎えいれてくれる

『今回の活躍、聞きました。本当に無事で何よりです』

『今回は危なかった』

キリシアは笑顔で言う

『こんなこと滅多に無いですよね』

『ヘザーネ、馬車はどうすれば良いかな?』

『馬車は、後で俺が返しておこう』

ガシリオが言う

『よろしくお願いします』

ヘザーネも言う

『ヘザーネ、また明日ね』


まずは宿屋に寄って部屋を確保してから、フローネの家に向かう

『フローネ先生、いますか?』

『帰ってきたのね。お帰りなさい』

フローネは笑顔で言う

『先生、ただいま』

『私たちはこれで失礼します』

『ガシリオさん、ルメイルさん、また訓練所で会いましょうね』

ガシリオとルメイルは馬車で帰っていく


『ゴブリン討伐はどうでしたか?』

『ジェネラルゴブリン、ホブゴブリン、マージゴブリンがいて結構大変だったです』

リリシャが言うとフローネは

『ジェネラルゴブリン?そんな大物がいたのですか?』

『はい!強かったです』

『領主兵士では対応出来ないはずですよね』

『ヴァンパイアも出てきたから、今は騎士団が派遣されて自分達は帰ってこれたけどね』

『ヴァンパイア?ヴァンパイアがゴブリンの後ろにいたのですね』

『本当に防具が無かったら危なかったです』

キリシアの言葉にフローネは呆れた顔になる

『本当に無事に帰ってきてくれて良かったです』

フローネはそう言って笑顔になる

宿屋に帰り、明日はランプ作成に入ることにした


翌朝、宿屋の食堂でエミールと待ち合わせしてからギルドに向かう

『ヘザーネ、おはよう』

『キリシアさん、リリシャさん、マルス君、エミールさん、おはようございます。ギルドカードお預かり致します』

4人がギルドカードを渡すと

『応接室にどうぞ』

応接室で待っているとバイルとゼタルがやってきた

『ヴァンパイアの件ですが、討伐も確認されていますので、ヴァンパイアバスターの称号とジェネラルゴブリン討伐の称号を与える事が決まりました』

『ありがとうございます』

『更に2体の特別報奨金を支払います。しかし、かなりの金額が出ているので、金貨の方をギルドでお預かり出来るようになります』

『わかりました。かなりの金額?』

『下層の魔石の代金です。後で、買取金額をヘザーネから説明します』

バイルとゼタルが苦笑いする

『又、今回の件で3人はアイアンクラス中クラスにアップしました。エミールさんはブロンズクラスの中クラスにアップします。用件はこのぐらいですので私はこれで失礼します』

バイルは出ていく

『本当にお前達には驚かされる。今度はヴァンパイアとはな』

『今回はかなり危なかった。もうちょっと強くなるように頑張る』

『これ以上強くなるつもりとは・・・領主から息子の闘気の鍛練依頼が来ていたが、何故だか解るか?』

『私に闘気を教えたのゼタルって教えたよ』

『それでかー、仕方ないか、今度会って来るか』

『闘気が使えないのに闘気がありすぎて身体中が痛い状態になっていた』

『なるほど、それで闘気を使えるようになれば治るか』

マルスの言葉にゼタルが納得する

『魔石の買取価格の件、16層は銀貨5枚で17層は金貨1枚で18層は金貨2枚になります。更に鉱石は金貨1枚になります』

『わかりました』

『ギルドカードに口座番号記入致しましたので、こちらになります』

4人は受け取り

『下にヴァンパイアとゴブリンのマーク?』

『称号の証です』

『銅のギルドカード』

エミールは感激している

『いろいろ依頼書が来ていますので、掲示板を確認して帰ってください』

ギルドから出る前に依頼書を確認する

『魔石の採取依頼書があるね。こっちには鉱石の採取依頼だね』

『ヘザーネは、これを言っていたんだね』


ギルドから帰り

フローネの家でランプの組立を行う

『外装、沢山あるね』

キリシアが言うと、

『ギレリムがどうせ沢山置いといても直ぐに組み立てるだろうと言っていたわ』

フローネが笑顔で言う。

1日組立をしてから明日は久しぶりに迷宮に潜ることにした

エミールは明日もランプ作成する事にした

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