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日常と面倒事？

魔法学院に向かい教室に向かう

『マルス様、おはようございます』

生徒が立ち上がり、挨拶をする

『みんな、おはよう』

マルス達が笑顔で言うと、席に座る

レズオスが入ってくる

『試験を始めると言っても、実技は全員免除だから、自由にしていて良い』

レズオスが真剣に言う

『レズオス、実力見ないの？』

マルスが真剣に聞く

『見る必要も無い！！講師よりも実力者だともう認められている！リーベルは、もう見たくないの一言で終わりになっている』

『リーベル様・・・仕方無いから、全員で全クラスの講師代わりに生徒を鍛える？』

マルスが笑顔で言う

『講師がいらなくなるのか？講師の実力が低いから仕方無いが、他のクラスの実力を先に見た方が良いな』

レズオスが真剣に言うと、みんなで訓練場に向かい、試験の見学を始める

試験を見ながら、全員苦笑いしている

『こんなに実力に差が開いているなんて』

ルキアが真剣に言う

『基礎が無いと、こんな風に実力差が開くけど、進歩が無い』

マルスが呟く

『講師を鍛えないと無理ですね』

メトリシアが真剣に言う

『リーベル様とレズオス次第だね』

マルスが笑顔で言う

『魔力制御は、全員やっているが、後は魔法の使い方次第だ』

レズオスが真剣に言う

『見本はみんながいるから大丈夫だね』

マルスが笑顔で言うと生徒達を見る

『全員がマルス師匠の生徒です。マルス師匠の恥にならないように頑張ってください』

ミリアが微笑みながら言うと、全員真剣に頷く

屋敷に戻ると、シルフィード号とクーレセス号が飛んでくるのを見付け、ベアーズ号が上昇してシルフィード号が着陸する

『マルス！！凄い建物！！』

キリシアが降りてくると、笑顔で言う

『お兄ちゃん！！』

レティナが抱き付くと、マルスが頭を撫でている

『マルスだからですね。中はどうなっていますか？』

リリシャが笑顔で聞く

『全部倉庫だよ！地下は、宝物庫にしたから、沢山保管できるよ』

マルスが笑顔で言うと、中を案内をする

『リーベル、監視もうしてないですね』

フローネが真剣に言う

『リーベル様は、講師に講義を始めましたが、全く進まないようで落ち込んでいます。』

エミールが微笑みながら言う

『来年は本当に大変でしょうね』

フローネが微笑みながら言う

『あ！マルス、ランプ持ってきたから下ろしますよ』

リリシャが笑顔で言うと、クーレセス号が着陸して、ランプを降ろし始める

『多くない？』

マルスが聞く

『５００個有ります。ギレリムが気合いいれてます』

リリシャが笑顔で言う

『リリシャ師匠が毎日楽しそうに付与魔法をしています』

エビリアが笑顔で言う

『監視をする時間が無いので、好きに作っていましたね』

フローネが微笑みながら言う

『師匠は歴史の翻訳を進めていましたから、８冊完成しました』

リシリアが笑顔で言う

『正しい歴史の研究は楽しいですね』

フローネが微笑みながら言うと、みんな見ている

騎士団長とヘルトがやってくる

『今回の御用向きは、なんでしょうか？』

ヘルトが真剣に聞く

『・・・・』

『クレシア、また料理を沢山作るのか？自分の分も有るか？』

『楽しみにしておいてください』

クレシアが微笑みながら言う

『良くできました』

リリシャが微笑みながら言うと、騎士団長が苦笑いしている

『ヘルト殿下、こちらがリシリアが作った、写本です。』

フローネが微笑みながら言うと、リシリアが写本を持ってくる

『これが・・・・』

ヘルトが読み始めると、真剣に頷きながら読んでいく

『これを発表すると、大騒ぎになるが、矛盾点が無い』

ヘルトが１冊目を読み終わる

『歴史も魔導書も新しい教科書に出来るが、フローネ師も名前は出して欲しくないですよね』

『もう隠居しています』

フローネが笑顔で言うと、みんな笑い始める

『メトリシア、頼みが有る！レトリアル・クレトリア王国の伯母様に結婚式の招待状を持っていって欲しい！！護衛は海軍がしてくれる』

ヘルトが真剣に言う

『やっぱり厄介事なったの？』

マルスが真剣に聞く

『内戦が始まっていた・・・戦況が不明だから、すまないが頼む』

ヘルトが真剣に言うと頭を下げて、説明を始める

『面倒事持ち込むな！！』

キリシアが真剣に怒る

『権力争いなんて面倒です』

リリシャが真剣に言うと、ヘルトを睨む

『キリシアさん、リリシャさん、式の招待をしないといけないので、お願いします』

クレシアが真剣に言う

『クレシアが言うなら、お使い行ってあげる！だけど美味しいご飯よろしくね』

キリシアが笑顔で言う

『クレシア様の為なら良いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『ありがとうございます』

クレシアが笑顔で言うと、ヘルトが苦笑いしている

（クレシアの頼みは聞くのか・・・）

『リリシャがランプを持ってきてくれたので、貸出しよろしくお願いします』

マルスが笑顔で言う

『いくらでも借りたい人がいますから、ウォールターに運ばせます』

クレシアが笑顔で言う

『そろそろ余るかな？』

マルスが呟く

『余ってくれるぐらいが良いですね、金貨を受け取って欲しいのですが』

クレシアが微笑みながら言う

『商会で貯めておいてください』

リリシャが微笑みながら言うと、みんな笑い始める

『作るのは好きでも、金貨に興味ないと困りました』

『クレシア様、マルスに関わるとそうなります。鍋も沢山持ってきていますよ』

フローネが笑顔で言う

『え？鍋も持ってきていたの？』

マルスが笑顔で聞く

『付与魔法してないから、マルスしてね』

リリシャが微笑みながら言う

『どれを使おうかな？アニー、何が良いかな？』

『マルス師匠、式に使うと思いますので、冷やす用と煮込む用です。』

アニーが微笑みながら言う

『あ！！レズオスの式、まだしてない！！いつする？』

マルスが笑顔で言う

『ルーセントが来た時が良いですね』

フローネが微笑みながら言う

『クレシア様の結婚式に合わせてやろう』

マルスが笑顔で言うと、みんな頷く