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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
13章 レトリアル・クレトリア王国とウルシナ公国
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飛空艇着陸場所と緊急依頼

翌朝、フローネとウイントレスが見学にくる

『マルス・・・目を離したのが失敗でした・・・こんな建物を作るなんて!!』

フローネが、建物を見て苦笑いしている

『凄いのか? 数日で完成させたのか?』

ウイントレスが興味津々に言う


『飛空艇は2隻屋上に着陸できます。 こちらが、訓練場に魔法練習場で、こっちが、研究する時に使う部屋がある建屋です』

マルスが笑顔で言うと、順番に見て回る

『この部屋、私も使って良いのですか?』

リシリアが笑顔で言う

『勿論です!! リシリアさんもクララの教育の為に使ってください』

マルスが笑顔で言うと、リシリアが嬉しそうに見ている

『納屋の上の部屋は、何用だ?』

ウイントレスが真剣に聞く

『通りに、入り口が良く見えて良いですよね、警備隊に警備頼みたいなー』

マルスが笑顔でウイントレスを見ている

『不幸な賊が増えなくて良いか・・・ガシリオに伝えておく』

ウイントレスが真剣に言うと、フローネが苦笑いする

『キリシア達が訓練に来るから、仲良くしてくださいね』

『魔法の練習・・・クリス帰ってきてくれるかな?』

ウイントレスが呟く

『ウイントレス寂しいのですか?』

フローネが微笑みながら聞く

『少しな・・・』

ウイントレスが呟くと、苦笑いしている


『この部屋の数・・・完全にマルスの魔法学院作るつもりですか?』

フローネが真剣に聞く

『え? そんな事無いですよ! 当面空き家です』

マルスが笑顔で言うとみんな笑っている

『あっあっあっ空き家ぁぁぁ!! こんな豪邸で、これだけの設備が!!』

ウイントレスが驚いている

『迷宮から遠いから、使いません』

リリシャが笑顔で言う

『訓練には使うけど、迷宮から遠すぎます』

キリシアが笑顔で言う

『この子達は・・・ただの飛空艇の着陸場所なのですね、ついでに作ったのですね』

フローネが苦笑いしている

『はい、ただの着陸場所です』

マルスが笑いながら言う

『仕方無いな・・・マルスが帰ってくるまで、管理はしておく』

ウイントレスが諦めて言うと、フローネも諦めている


屋敷に帰ると、ヘザーネが待っている

『あ! ヘザーネ、どうかしたの?』

キリシアが笑顔で聞く

『キリシアさん、実は、緊急依頼を出したくて来ました』

ヘザーネが申し訳なさそうに言うと、依頼書を出す

『2層のカークロッチの階層主?』

キリシアが見て言う

『キリシアさん達以外に依頼を出せません』

ヘザーネが真剣に言う

『わかった!倒してくる』

キリシアが笑顔で言う

『全員で遊びに行く?』

リリシャが笑顔で聞く

『私一人でも余裕だけど』

キリシアが考え始める

『ライオスとクララとラーザに経験させよう』

マルスが笑顔で言う

『大丈夫かな?』

キリシアが心配そうに言う

『キリシアと自分とルメイルとイリアとレティナとナディアが、魔石拾い係りで、同行でどうかな?』

マルスが笑顔で言う

『魔石拾い係り? 仕方無いけど、倒したらダメ?』

キリシアが苦笑いしている

『雑魚沢山倒したい?』

『面倒だからすぐに潰すよ!!』

キリシアが笑顔で言う


キリシアとマルスとルメイルが、馬車で、警備隊詰所に向かう

『ライオス訓練中止ね』

キリシアが笑顔で言う

『キリシア師匠、何か有りましたか?』

ライオスが真剣に聞く

『あ!お兄ちゃん』

レティナがマルスに抱き付くと、クララとラーザとイリアとナディアも集まる

『緊急依頼で、今から迷宮2層に行って、カークロッチの階層主を倒すよ!! 準備して!』

キリシアが笑顔で言う

『お兄ちゃん、階層主って大きいやつ?』

レティナが笑顔で聞く

『そうだよ、普通の冒険者だと倒せないから、緊急依頼が出たよ。雑魚が多くて、面倒だから、沢山雑魚を倒してね』

マルスが笑顔で言う

『魔法で吹き飛ばします』

レティナが笑顔で言うと、警備隊隊員が笑い始める

『ライオスとラーザは、斬り込み殲滅ね、イリアとレティナとクララは、援護するようにね』

キリシアが笑顔で言う

『はい、キリシア様』

ラーザが真剣に言うと、全員頷いて準備をして、迷宮に向かう

『完全に階層主が遊び相手か? 違うか、弟子の鍛練相手だな』

ガシリオが呟くと、隊員達が笑い出す

(きっと倒したら、一言、雑魚倒してきただろう!!)


迷宮に到着する

『今、封鎖中です』

キリシア達を見て、迷宮入口の職員が真剣に言う

『これが依頼書です』

ヘザーネが言うと、依頼書を見せる

『副ギルドマスター!! 了解しました』

職員が慌てて門を開くと、中に入り、2層に向かう

『沢山いる』

ライオスが呟くと、階段の下にカークロッチが、沢山うごめいている

『ライオス、ラーザ頼んだよ!』

マルスが笑顔で言うと、ラーザとライオスが斬り込み、次々と斬り始める

『・・・・ファイヤーアロー!!!』

イリアとレティナとクララが魔法を放ち始めると、炎の矢は、カークロッチを貫き、数匹を一気に黒い煙に変える


全部倒すと、ラーザとライオスは警戒をする。マルスとキリシアが魔石を拾い集める

『ラーザ、ライオスは、倒しながら先頭を進むように! ルメイルは、後方を監視して』

キリシアが言うと、ライオスが先頭にカークロッチを倒して進む


大きな部屋に到着すると、大きなカークロッチが中央にいる

『雑魚が面倒だね、イリアとレティナとクララが魔法で殲滅ね』

マルスが笑顔で言う

『せいの!! ・・・・ファイヤーストーム!!!』

イリアとレティナとクララが魔法を使うと、炎の柱が3つ出来上がり、カークロッチを炎が飲み込み始める


大きなカークロッチは、炎を突破して、突進してくる

『・・・・ファイヤーボール』

ナディアが魔法を放ち、カークロッチに命中すると、カークロッチは、炎の柱の中に吹き飛ぶ

『あ!しまった!! 勢い殺そうとしたら・・・』

ナディアが苦笑いして固まっている


炎が晴れると、大きな魔石が落ちている

『ごめんなさい、間違えて倒してしまいました』

ナディアが真剣に謝る

『雑魚だから仕方無い!!』

キリシアが笑いながら言う

『ちょっと威力が有っただけ、だから気にしない! あの程度で倒される方が悪い』

マルスが笑顔で言うと、ナディアが苦笑いしている

『この程度で緊急依頼なのですか?』

ライオスが真剣に聞く

『雑魚でも普通の冒険者では、倒せないからね! イリアとレティナとナディアも階層主を、倒した事有るから、余裕だけどね』

マルスが笑顔で言う

『え! 普通の冒険者では無理なのですか!!』

ライオスが驚いている

『その辺は、フローネ先生とヘザーネに聞いてね』

キリシアが笑顔で言うと、魔石を拾い集めてから、3層に降りる階段に向かう

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