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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
12章 近隣諸国とオルフェスタ・カゼルド王国
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バゼルノアス王国後始末

エレストリアクレイス王国に向かうと、捕虜を集めた場所に着陸する。騎士達が走ってくる

『英雄様!! この度の援軍ありがとうございました』

王太子が笑顔で言う

『王太子殿下、戦場の為、正式な挨拶は、省かせて貰います』

メトリシアが笑顔で言う

『メトリシア様も来訪ありがとうございます』

『面倒なので、出来れば外交担当達を連れて、バゼルノアス王国王都まで御一緒お願いします』

マルスが笑顔で言う

『え? バゼルノアス王国まで? 何故ですか?』

王太子が驚いていると、後ろの騎士団長が苦笑いする

『国王を捕らえたので、外交解決をお願いしますね』

メトリシアが微笑みながら言う

『は? 捕らえた? まさか・・・もう王都を落としたのですか?』

王太子が苦笑いする

『王城だけですので、早い外交解決が必要です。早く帰りたいので』

マルスが笑顔で言うと、騎士団長が笑い出す

『解りました! 王都に向かう必要が有ります』

『格納庫になりますが、乗ってください。30人ぐらいは乗れます』

マルスが笑顔で言うと、格納庫に案内する。騎士団長が選抜を始めると、夜営の道具と食料も乗せる。そして、王都に向かう


王都が見えてくると、門に降下する

『緊急事態だ! 王城に向かう』

王太子が大声で言う

『王太子殿下!! 知らせておきます』

兵士が走っていくと、ベアーズが王城の裏に着陸すると、騎士が走ってくる

『至急外交担当を呼んでこい!』

王太子が大声で言う

『それとクライドルト王国の外交担当を呼び出してください! 早く来ないと、バゼルノアス王国が消し飛ぶと言ってください』

マルスが笑顔で言うと、騎士が驚いて走っていく

『マルス殿・・・脅しすぎだ!』

王太子が大笑いする

『え? 事実です。町1つ消し飛びますから! 』

マルスが笑顔で言う

『簡単に消し飛びます!! 脅して、町1つ廃墟にしてきました』

メトリシアが笑いながら言う

『本当にやりそうで怖い!!』

王太子が笑っていると、国王と外交担当達がやってくる

『何が起きている?』

国王が真剣に聞く

『バゼルノアス王国王都まで行って、降伏の条件のすりあわせです! もう国王は降伏させました』

マルスが笑顔で言う

『は? まさか・・・本当に潰したのか? 』

国王が苦笑いすると、外交担当達が唖然としている

『外交担当さん早く乗って、早く外交交渉よろしく』

マルスが笑顔で言う

『わかった・・・もう終わったのか』

国王が呟くと、外交担当達を乗せてベアーズは、バゼルノアス王国王都へ向かって飛び始める


『英雄様、何が起きているのですか? この飛空艇は何ですか?』

外交担当が真剣に聞く

『オルフェスタ・ガゼルド王国を叩き潰した帰りです。ベアーズ号は、魔工王国から貰いました』

マルスが笑顔で言う

『バゼルノアス王国の後ろ楯は無くなったのですか?』

『オルフェスタ・ガゼルド王国は存続させましたが、オルセント王国とクライドルト王国に敵対は出来ないです』

メトリシアが真剣に言う

『リベリアの英雄様に敵対したら終わりですね・・・1国を簡単に滅ぼす・・・冗談だと思っていましたが、本当に潰すなんて』

外交担当が真剣に言うと苦笑いしている


翌朝、王都が見えてくると、王城に降下していく

『マルス師匠、お帰りなさい』

エミールが笑顔で言う

『どうなっている?』

マルスが真剣に聞く

『ゴーレムを見て諦めて、大人しいです』

エミールが微笑みながら言うと、全員で王城内に入ると、国王や王族が集まり待っている

『正式に降伏します。昨夜オルフェスタ・ガゼルド王国の状況が解りました・・・リベリアの英雄相手に戦争は無理です』

国王が真剣に言う

『早速条件ですが、どうしますか?』

マルスが真剣に聞く

『魔導兵器は全部放棄します。宝物庫や魔導書や古代書も好きな物を持っていってください。更にこれから交渉ですが、賠償として、エレストリアクレイス王国に金貨100万枚とクライドルト王国に100万枚でどうでしょうか?』

国王が真剣に言う

『エレストリアクレイス王国王太子殿下どうしますか?』

マルスが笑顔で聞くと、王太子が外交担当と話し合っている

『エレストリアクレイス王国王太子として、確認したい!今後敵対する可能性も有るが』

『必要なら、人質を出します。』

国王が真剣に言うと、姫達と男の子を呼びだす

『どうして、そこまで決めている? 』

王太子が苦笑いする

『勝てないと解りましたので、国民の為に・・・友好関係を結びたい・・・オルセント王国とクライドルト王国を敵に回したら、我が国は、完全に殲滅しかあり得ません・・・リベリアの英雄が怖すぎます』

国王が真剣に言うと、出来事の説明を始める

『リベリアの英雄が動いたら、人では勝てない!! それが解れば良い!! 後は外交担当達に任せる』

王太子が真剣に言うと、外国担当達が話し合い始める


王太子は、シルフィード号に来る

『この度は、我が国を救うための御助力に感謝します』

王太子が真剣に言うと頭を下げる

『レセナ姫の涙を見たくないので潰しただけです』

リリシャが笑顔で言う

『帰り道に軍隊がいたので潰しただけです』

キリシアが笑いながら言う

『魔導兵器を使ったから、回収に来ただけです』

マルスが笑顔で言う

『王太子様、賠償金で早く国を再建してくださいね』

メトリシアが笑顔で言う

『国の再建は約束します・・・レセナは元気ですか?』

王太子が真剣に聞く

『クレシア様に料理を習って、料理に目覚めました』

メトリシアが笑顔で言うと、ミリアが笑い始める

『すいません。料理を習ったら、楽しかったようで、時々作っています。そのうち厨房を占領してしまうかもしれません』

マルスが苦笑いして言う

『は? 料理を作った? 楽しく過ごしているなら良い』

王太子が笑い始める

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