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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
12章 近隣諸国とオルフェスタ・カゼルド王国
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バゼルノアス王国

シルフィード号は、東に向かって飛ぶと、バゼルノアス王国王都を目指して進むと、王都が見えてくる

『王城に乗り込みますか?』

メトリシアが笑顔で言う

『突入だね』

マルスが笑顔で言うと、シルフィード号は降下を始めると、門の上を通る

『止まれ!! バゼルノアスに何の用だ!!』

兵士が大声で言う

『売られた喧嘩、潰しに来た!! 国王に覚悟しろと言え!!』

キリシアが大声で言うと、兵士達が魔法や矢を放ち始める。シルフィード号は、そのまま王城に向かうと、王城の裏の広いスペースに着陸すると、騎士が突撃してくる

『あ! 馬鹿だね』

マルスが呟くと、騎士達はバリアに当たり、仰向けに倒れていく

『マルス、雑魚は任せた!!』

キリシアが笑顔で言う

『スリープフィールド』

マルスが魔法を連射すると、周囲の騎士は全員眠る。王城内に入っていく


『リベリアの英雄!!ただで済むと思うなよ!! オルフェスタ・ガゼルド王国が黙ってないぞ!!』

国王が怒鳴ると、騎士が盾を構えている

『オルフェスタ・ガゼルド王国なら叩き潰したよ』

キリシアが笑顔で言う

『何なら殲滅してあげようか?』

マルスが笑顔で言う

『は? オルフェスタ・ガゼルドを潰した!! 狂言に惑わされるな!! 殺せ!!』

国王が叫ぶと、騎士が突撃してくると、キリシアが笑顔で弾き飛ばしていく


『ちょっと待て!! こここ降伏する!!』

国王が慌てて叫ぶ

『ん? お仕置き終わったらね』

キリシアが笑顔で言うと、槍で腕を砕く

『ギャーーーーー!! 頼む!! 降伏させてください』

国王が泣きながら言う

『動くな!! お祖父様から離れろーー』

少女が杖を向けて、震える足で叫ぶ

『ん? どうしたの?』

キリシアが真剣に聞く

『ぞぞ賊め!! 私が相手です!! お祖父様早く逃げて!!』

少女が叫ぶ

『・・・・・・アクアボール』

魔法を放つと、キリシアは軽く避けて、苦笑いする

『頼む!!レイナールだけは、殺さないでくれ!!』

国王が、少女を見てから叫ぶと、マルスはみんなを見てから

『仕方無いから降伏を認める』

マルスが苦笑いして言う

『うっありがとうございます』

国王が泣きながら頭を下げていると、少女はどうして良いか解らず、座り込んでいる

『マルス・・・仕方無いけど、どうする?』

キリシアが苦笑いしている

『メトリシア、どうする?エレストリアクレイス軍が到着するまで待っている?』

『え? あ!! それしか無いです』

メトリシアが苦笑いしている

『レイナール王女様で良いのかな?』

マルスが微笑みながら聞く

『え! えーと、そうです』

レイナールが震えながら言う

『取り敢えず、杖は、地面に置いてね』

マルスが微笑みながら言うと、少女は杖を離して、地面に転がる

『ケニス、英雄騎士隊を10人連れてきて、後は必要ない、兵士と騎士を門外に出して、人の数を減らそう』

マルスが微笑みながら言うと、ケニスが走っていく


不要な兵士や騎士を外に出すと、マルス達は貴族達を牢屋に閉じ込める

『城内の確認終わりました』

英雄騎士隊団員が笑顔で報告する

『国王、降伏条件ですが、どうしますか?』

マルスが微笑みながら聞く

『出来れば、孫達と子供は生かして欲しい』

国王が真剣に言う

『メトリシア、どうしようか? 魔導兵器の引き渡しと、エレストリアクレイス王国への保証やクライドルト王国への賠償と、後は何か有る?』

『マルス師匠、宝物庫の魔道具や素材や古代書も欲しいと思います。』

メトリシアが笑顔で言う

『そのぐらいいくらでも!!』

国王が笑顔になり言う

『後はエレストリアクレイス王国とクライドルト王国に、正式に交渉して貰おうか? 外交担当呼び出そう、王族全部処刑しても面倒だからね』

マルスが笑顔で言う

『1つ聞きたいのですが、オルフェスタ・ガゼルド王国が、敵視して、大軍を出撃してくるとは思わないのですか?』

王太子が真剣に聞く

『潰したから、軍を送り込む事なんて無理です。今はオルセント王国が後始末をしています』

メトリシアが笑顔で言う

『は? 何故!!』

国王が青ざめている

『喧嘩売られていたから、王都まで占領したよ! オルセント王国に任せて、帰り道だったから、ついでに叩き潰しただけだよ』

マルスが笑顔で言う

『馬鹿な・・・じゃあ我が国には、もう後ろ楯が無いのか?』

国王が青ざめて呟く

『戦争したければ、オルセント王国とクライドルト王国とその友好国、全部を敵に回して勝つ気なら、戦争しても良いよ』

キリシアが笑顔で言う

『因みに、エレストリアクレイス国内に向かっていた、バゼルノアス軍は、1万ぐらいでしたか?』

『え! 我が国の主力軍ですか?』

王太子が青ざめながら聞く

『既に全部捕らえています、捕虜解放交渉も、してくださいね』

マルスが笑顔で言う

『全滅!! まさか・・・もう戦いにならないのか』

国王が泣きそうになっている


国王達は、重臣を集めて話し合い始める

『時間かかるから、ちょっと数十人呼びに行ってくるね』

マルスが笑顔で言う

『私も行きます。その方が話が早いと思います』

メトリシアが笑顔で言う

『フローネ先生、シルフィード号で、監視をお願いします』

マルスが笑顔で言う

『門はどうしますか?』

エビリアが真剣に聞く

『ゴーレムを出して、近付けないようにしよう、ベアーズの格納庫の物を出せば、兵士を乗せて来れるよね』

マルスが笑顔で言う

『マルス師匠、すぐに準備します』

エミールが笑顔で言うと、ベアーズが着陸すると、魔導車とゴーレムを12体降ろすと、門に4体のゴーレムと魔導車が向かう


ベアーズ号にマルスとメトリシアとヒストリアとケニスとオルガーとオリスとイースと英雄騎士隊員2人が乗り込むと、エレストリアクレイス王国に向かう


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