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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
12章 近隣諸国とオルフェスタ・カゼルド王国
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迷宮とハイバリア

翌朝、キリシアとリリシャとマルスとエミールとルメイルとミリアとメトリシアとアニーとケニスとエビリアとクレスタで迷宮に向かう


最短距離で25層に向かう

『リリシャ師匠! 早い者勝ちです! 今日は負けません』

メトリシアが笑顔で言うと、見付け次第大きなカークロッチを倒して進む

『やっぱり魔石拾い係りか・・・いつも通り容赦無い』

キリシアが魔石を拾いながら言う

『油断しないで欲しいですが、見えた瞬間モンスターが消えています』

ケニスが真剣に言う

『魔石拾い係りに慣れたね』

マルスが呟く

『27層は、クリケト? 余裕過ぎる』

キリシアが苦笑いする

『数が出てきそうだから、楽しめるかも』

マルスが笑顔で言う

『きっと瞬殺される』

キリシアが真剣に言う

『28層で、小部屋を焼き払った方が、良いのかな?』

マルスが考えながら言う


『マルス師匠、次に行きます』

エミールが微笑みながら言うと、26層に向かい、小部屋を焼き払い始める

『デカイのいません』

メトリシアが笑顔で言う

『セイントファイヤーストーム!!!!!!』

リリシャとエミールとミリアとメトリシアとエビリアとクレスタが魔法を放つと、6本の白い炎の柱が、次々と大きなカークロッチを、焼き付くしていく

『ハイバリアフィールド』

マルスが魔法を使うと、炎に当たり防いでいる。炎が晴れるとみんなで、魔石と魔晶石を拾い集める


『マルス、今の魔法、新しい魔法ですよね? 教えて貰ってないですよ』

リリシャが微笑みながら言う

『あ! バリアの上位魔法だよ』

マルスが苦笑いして言う

『教えてね』

リリシャが笑顔で言うと、マルスが説明しながら、27層に向かう

『キリシア、この階層任せますね』

リリシャが笑顔で言うと、ハイバリアの練習を始めている

『マルス師匠、私も教えてください』

エミールが笑顔で言う

『エミール、私が後で教えます! 』

リリシャが真剣に言うと、エビリアとクレスタが笑い始める


『ハイバリア!』

リリシャが魔法を使うと、透明なバリアが全面に出来る

『魔力の消費がかなり有りますね』

リリシャが笑顔で言う

『上位魔法だからね』

マルスが笑顔で言うと、みんなも練習を始める

『全部終わったけど・・・次行かないの?』

キリシアが苦笑いしている

『次もキリシアに任せますね』

リリシャが笑顔で言う

『リリシャ、小部屋だから、みんなで交代で倒した方が早く終わるよ』

マルスが笑顔で言う

『仕方ないから、速攻で終わらせます・・・マルス、任せました』

リリシャが笑顔で言うと、28層に向かい、マルスが小部屋毎に魔法で焼き払っていく

『マルス、リリシャ、練習しか考えてない!』

キリシアが苦笑いして言う

『そうだね。リリシャだから仕方無いけど、キリシアの取り分が増えて良かったね』

『雑魚だから良いけど』

キリシアが笑顔で言うと、大部屋に到着する

『セイントファイヤーテンペスト』

マルスが魔法を放つと、白い炎の玉が次々と発生して、大きなクリケトに次々と当たり、消滅させていく


中に入り、魔石と魔晶石を拾い始める

『マルス師匠、この魔晶石と魔石大きいです・・・階層主いましたか?』

エミールが魔石と魔晶石を持ってくる

『え? ・・・気にしてなかった』

マルスが苦笑いする

『あれ? そう言えば、少し炎の中で暴れていたのがいなかったかな?』

キリシアが苦笑いする

『最後の集中攻撃で、消し飛んだ奴だよね?』

マルスが考えながら言う

『マルス師匠・・・それが階層主です!! 階層主まで雑魚扱いしています』

エミールが言うと、リリシャが微笑んでいる

『独り占めされた』

キリシアが呟く

『階層主いたのか・・・弱かったから良かった』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『マルスだから仕方無いです』

リリシャが笑顔で言う


『みんなギリギリになったね』

マルスが一人ずつ魔力制御と闘気を確認して言う

『仕方無いから、帰ろう』

キリシアが真剣に言うと、迷宮出口に向かって歩きだす


迷宮を出ると、迎えが来るのを待っている

『小僧!!分け前寄越せ!』

男が6人取り囲むと、マルスに言う

『喧嘩売るつもり? 買った!!』

キリシアが笑顔で言う

『キリシア、弱いもの虐めだから、ほどほどにね』

マルスが笑顔で言う

『この小娘!! 痛い目見たいのか!! タップリ楽しませて貰う!!』

男がナイフを抜いて、キリシアに向けると、他の男達がニヤけている

『クズ! 地獄送り決定』

キリシアが笑顔で言うと、男のナイフを持っている腕を掴み、握り潰す

『ぎゃーーーー!』

男が悲鳴をあげると、骨が砕ける音が聞こえてくる

『この小娘!! やっちまえ!!』

男が叫ぶと、武器を抜いてキリシアに襲いかかる。キリシアは笑顔でかわしながら、一人ずつ殴り、男が転がると、腕をへし折っていく

『襲ってきた方が悪いんだからね』

キリシアが笑顔で言う

『ばばばっ化け物!!』

男達が失禁しながら叫ぶ

『まだまだ元気だね』

キリシアが笑顔で言うと、蹴飛ばして気絶させる


騎士がやってくる

『何をしている!! 女・・・・え!! すいません』

騎士が、キリシアを見て青ざめる

『ん? 何?』

キリシアが笑顔で騎士を見る

『この野郎!! 何をした!! 詰所でじっくり聞くぞ!!』

騎士が男を睨みながら怒鳴る

『何故!! この状況で俺達を取り調べる』

男が青ざめて言う

『喧嘩売ったんだろ!! 仕事を増やすな!! 問答無用だ!!』

騎士が怒鳴ると、応援に来た騎士達がマルスを見て苦笑いする

『腕を折られた。被害者だぞ!!』

男が青ざめて言う

『黙れ!! 地獄巡りしたいのか!! 罪を認めるなら、牢屋に入れてやる!!』

騎士が真剣に怒鳴る

『騎士さん、詰所でお仕置きの続きしましょう』

マルスが笑顔で言う

『いくらでもやります』

メトリシアが笑顔で言う

『面白いですね。久しぶりの愚か者です』

リリシャが嬉しそうに言う

『え? 地獄巡り執行決定か・・・・』

騎士達が呟く

『楽しみです。ナイフを向けたのですから!!』

メトリシアが笑顔で言う

『終わったな・・・』

騎士が苦笑いする


詰所に到着すると、訓練場に男達を連れていくと、リリシャが笑顔で回復魔法で怪我を治す

『じゃあ始めるよ』

キリシアが笑顔で言うと、男達に訓練用の武器を投げる

『一本取れたら、許してあげる!! 早くかかってこい!!』

キリシアが笑顔で言うと、男達が襲いかかり、キリシアが問答無用で両腕を砕いてから、壁まで弾き飛ばすと、ミリアが笑顔で回復魔法で回復させる

『何故回復を』

男が呟く

『え? 死なれたら終わりですから! 魔法実験も手伝ってくださいね』

ミリアが笑顔で言うと、男が青ざめて震えだす


キリシアがボコボコにしているのを、デストラが見ている

『引き渡してくれないのか?・・・』

デストラが呟く

『余罪を吐かないと、牢屋で保護は出来ません』

騎士が苦笑いして言う

『久しぶりに地獄巡りか・・・余罪吐いてくれないかな?』

デストラが呟く

『余罪吐いたら、終わる事を、伝えましたか?』

騎士が真剣に言う

『は? 誰も言ってないのか!!』

『え? キリシア殿は、一本取れたら終わりと』

騎士が呟くと苦笑いする


『キリシア殿、そろそろ余罪を聞いても良いですか?』

デストラが恐る恐る聞く

『え? 嫌だ!! ボコボコにする!!』

キリシアが笑顔で言う

『余罪吐いたら、牢屋に連れていかれるからダメだよ!! ケーレス達の練習台にするのだから!!』

マルスが真剣に言う

『大賢者研究会を研究する会の練習台にもしましょう』

メトリシアが笑顔で言う

『お前達、これを続けたく無かったら!余罪を全部言え!!』

デストラが真剣に男達に言うと、男達が泣きながら、余罪を言っていくと、騎士達が牢屋に連れて行こうとする

『デストラ、続きをするね』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑い始める

『ほどほどにしてください・・・お願いします』

デストラが苦笑いして言う

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