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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
12章 近隣諸国とオルフェスタ・カゼルド王国
512/1407

アルクオドールと平和な朝

翌朝、アルクオドールがやってくる

『アルクオドール、これ欲しい?』

マルスが笑顔で言う

『マルス殿、これは昨日無かったと思いますが・・・』

アルクオドールが真剣に回りを見ながら言う

『リリシャと思い付きで作っちゃいました。魔導船の荷物の積み降ろし用と思いましたが、ヘルトが交易に使えると言うので』

マルスが笑顔で言う

『あ!! はい!! これならば沖合で荷物を積み降ろし出来ます! 軍艦が見守る中で荷を降ろしてから、別の船に載せて来れます』

アルクオドールが笑顔で言う

『それなら、管理よろしくね』

マルスが笑顔で言うと、後ろでヘルトが苦笑いしている

『借りるのは良いですが、月にいくらになりますか?』

アルクオドールが真剣に言う

『クレシアさんに任せます。魔導船の管理代と造船所の貸出賃と相殺で良いけど』

マルスが笑顔で言う

『面倒事は、人任せですね』

クレシアが笑顔で言う

『マルスだから!!』

キリシアとリリシャが笑いながら言う

『一応魔導具ですので、王家経由で貸出にします。海軍もいますので』

クレシアが笑顔で言う

『それで構いません』

アルクオドールが笑顔で言う

『あの船は、魔力補給が必要だから、魔法使いの補充係りも必要かな?』

マルスが笑顔で言う

『え? あれは・・・魔導船ですか!!』

アルクオドールがおどろいている

『荷物運び用に作ったよ』

マルスが笑顔で言う

『あれの価値はどのぐらいだ?』

ヘルトが真剣に聞く

『リリシャ、どうする?』

マルスが笑顔で聞く

『え? そうですね・・・どうでも良いです!』

リリシャが笑顔で言う

『エミール、どうする?』

マルスが苦笑いして聞く

『リリシャ師匠とマルス師匠の遊びですよね? 適当で良いと思います』

エミールが笑顔で言う

『ミリア、いくらにする?』

マルスが真剣に聞く

『え? 未熟な私では決められません! 才能の欠片も無いので』

ミリアが真剣に言う

『クレシアさん、任せます』

マルスが笑顔で言う

『誰も決めたくないのか?』

ヘルトが苦笑いすると、アルクオドールが笑い始める

『いつも通りですね。レズオスさんに決めて貰いましょう。アルクオドール様の言い値で良いですが、どうしますか?』

クレシアが微笑みながら言う

『無理です。金貨1000枚でも買えそうに無いです』

アルクオドールが笑いながら言う

『あの屋敷もいくらか決めて貰って無いぐらいだからな・・・』

ヘルトが苦笑いする

『え? そう言えば聞いてないですね。魔導具沢山有りますからね』

クレシアが笑顔で言う

『クレシア、決めて欲しい』

ヘルトが苦笑いする

『え? マルス様どうしますか?』

クレシアが微笑みながら言う

『色々手助けしてくれれば、それで良いかな? 楽しかったからね』

マルスが笑顔で言う

『はい! マルス師匠、楽しかったです。』

メトリシアが笑顔で言う

『モデリングの練習させて貰いました』

エミールが笑顔で言う

『楽しかったです!! 又作りましょう』

ミリアが笑顔で言う

『見ているだけで、楽しかったです』

エレーヌが微笑みながら言う

『マルスだから仕方無いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『ヘルト、手助けしてくれれば、良いそうです。英雄騎士隊をマルス様の護衛にすれば良いですね』

クレシアが微笑みながら言う

『国王に伝えておく』

ヘルトが真剣に言う

『本当に金貨を受け取らないのですね』

アルクオドールが笑顔で言う

『マルス様の収入は、新型魔法のランプだけで、月に金貨250枚有ります。手数料を抜いて、金貨225枚マルス様達の収入です』

クレシアが真剣に言う

『結構な金額だね、ヘルトが値上げしたからかな?』

マルスが笑顔で言う

『あの金額でも安すぎる! 誰でも借りたくなる!!』

ヘルトが真剣に言う

『ヘルト様、いくらにしたのですか?』

アルクオドールが真剣に聞く

『月に銀貨5枚だ!! 明るくなっているだけでなく、魔石泥棒も出来ない魔導具だ』

ヘルトが真剣に言う

『王都以外には、貸出してくれないのですか?』

アルクオドールが真剣に聞く

『今は出来ない!! 面倒だから』

ヘルトが苦笑いする

『残念です』

アルクオドールが真剣に言う

『今でも王都を持ち出そうとして、多くの貴族を叱っている最中だ!!』

ヘルトが真剣に言う

『アルクオドールの執務室、まだ普通のランプ?』

マルスが笑顔で聞く

『はい、そうです』

アルクオドールが呟く

『そうなんだね』

マルスが笑顔で言うと、魔導船に飛んでいく

『え? 今、飛んでいました?』

アルクオドールが苦笑いする

『マルス、油断し過ぎですね。面倒だからと言って』

リリシャが微笑みながら言う

『アルクオドール、見なかった事にしろ!良いな』

ヘルトが苦笑いしながら言う


マルスが戻ってくると、片手に卓上ライトを持っている

『アルクオドール、これ使ってね』

マルスが笑顔で言う

『よろしいのですか?』

アルクオドールが笑顔で受け取る

『造船所、また借りるからね』

マルスが笑顔で言う

『簡単にあげた・・・』

ヘルトが呟く

『マルスですね』

リリシャが微笑んでいる

『アルクオドールのランプだからね』

マルスが笑顔で言うと、名前を見てアルクオドールが微笑んでいる

『ありがとうございます。大切にします』

アルクオドールが笑顔で言う

『アルクオドールが、買収されたか・・・』

ヘルトが苦笑いすると、みんな笑い始める

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