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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
12章 近隣諸国とオルフェスタ・カゼルド王国
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リベリアで迷宮訓練と剣

翌日、キリシアとエミールとエレーヌとミリアが警備隊詰所に向かうと、マルスとラーザとライオスとクララとリシリアとソリナとオルガーとイリスとオリスで迷宮に向かう。7層に最短距離で向かう


ショウブグに遭遇するとラーザとライオスが剣に闘気を纏い、剣で次々と貫き、黒い煙になって消える

『動きは良いね。次はオルガー、イリス、オリスが倒して』

マルスが笑顔で言うと、オルガー達が剣に闘気を纏わせて、ショウブグを突き刺し、黒い煙になって消える

『固いから、闘気が無いと倒せないのは解ったかな?』

マルスが笑顔で言う

『迷宮によってモンスターが違うから難しいです』

オルガーが真剣に言う

『そうだね。だから油断はしない様に殲滅するよ』

マルスが笑顔で言うと7層を殲滅する


『マルス様、次はどうしますか?』

リシリアが微笑みながら言う

『9層かな? スピード有るからね』

マルスが笑顔で言うと、9層に向かう。クリケトと遭遇すると、ラーザがクリケトを斬り刻み、黒い霧に変える。ラーザとライオスとオルガーとイリスとオリスが連携しながら倒して進む


マルスは全員の闘気と魔力制御を確認すると、11層に向かい、クララとソリナに魔法援護をさせながら、キャタピーとバタフライを倒して進む

『これで一周出来ました?』

ソリナが苦笑いしながら言う

『そうだね、みんな麻痺が面倒なのは解ったかな?』

マルスが真剣に聞く

『麻痺・・・かわしきれない、5回も麻痺になりました』

オルガーが苦笑いすると、全員苦笑いする

『クララ、回復魔法なれていたね』

『はい、リシリア師匠に詠唱方法教えて貰いました。みんなが麻痺してくれたので、練習になりました』

クララが笑顔で言う

『クララの練習台になったのか』

ライオスが苦笑いする

『ライオス、10回も麻痺になってくれたからね』

クララが笑顔で言うと、ライオスが落ち込んでいる


迷宮の出口に向かうと、冒険者ギルドに向かう。冒険者達がオルガーとイリスとオリスを見ている

『買い取りをお願いします』

ライオスが職員に言うと、カウンターに魔石の袋を置く

『え? 少々お待ちください』

職員が中を見てから奥に行くと、ヘザーネが出てくる。袋から魔石を取り出してから、入口に居るマルスとリシリアを見て微笑む

『糸と中魔石は、依頼に回して良いですか?』

ヘザーネが微笑みながら聞く

『依頼に? どうしたら良いですか?』

ラーザが真剣に聞く

『ラーザ君、マルス君なら確実に回してくれます』

ヘザーネが微笑みながら言う

『いつも通りお願いします』

ラーザが笑顔で言うと、ヘザーネが数え始める

『小魔石が215個です、中魔石が125個です。糸が40本です。依頼は糸がこの3枚で、40本です、中魔石が20個です。宜しいですか?』

ヘザーネが微笑みながら言う、ラーザが頷く

『依頼以外で金貨24枚と銀貨5枚です』

ヘザーネが微笑みながら言うと、硬貨を積み上げ始めると、袋に入れて帰る事にする


『マルス様、硬貨どうしますか?』

ラーザが真剣に聞く

『みんなで分けても良いけど、溜めても良いよ』

マルスが微笑みながら言う

『それなら、剣を買い換えたいです』

ライオスが真剣に言うと、剣を出して刃が欠けているのを見せる

『あ!! ギレリムの店に行こう』

マルスが笑顔で言うと歩き出す

『ライオス、剣が欠けたの言わなければ、とんでもない剣を作られないのに』

リシリアが呟くと、クララが苦笑いする


『あ! マルス様、お久し振りです』

レイナが笑顔で言う

『レイナ、ギレリム居るかな?』

『はい、すぐに呼んできます』

レイナが笑顔で言うと、ギレリムを呼んでくる

『マルス、どうした?』

ギレリムが笑顔で言う

『ライオスの剣が欠けたから、欲しいんだけど、作ってある?』

マルスが笑顔で聞く

『待っていろ!!』

ギレリムが笑顔で言うと、奥から剣を2本持ってくる

『ゴーレムの鉱石で作った剣だ!! やっと必要になったか!!』

ギレリムが笑顔で言う

『流石ギレリム』

マルスが笑顔で言うと、剣に魔力を流して確認する

『凄い剣のような』

ライオスが苦笑いする

『マルスに剣が欲しいと言ったら、魔剣になるからな』

ギレリムが笑いながら言う

『あ!! マルス様・・・』

ライオスが苦笑いしてマルスを見る

『魔法のランプ作り続けているが、貸出しはどうだ?』

ギレリムが笑顔で聞く

『クレシア様と王家経由で貸出しを始めるよ。どのぐらいになるか解らないけど』

マルスが笑顔で言う

『キリシアに鉱石が足らなくなるぞと、言っておけ』

ギレリムが笑いながら言う

『言うと山積みにされるよ』

『だから直接言えない!!』

ギレリムが笑いながら言う

『伝えておくね』

マルスが笑顔で言うと、ギムに会ってから帰る事にする


屋敷に戻ると、キリシアが寛いでいる

『お兄ちゃん、お帰りなさい』

レティナが笑顔で抱き付く

『レティナ、ただいま』

マルスがレティナの頭を撫でながら言う

『マルス!! 訓練場作って!!』

キリシアが大声で言う

『え? キリシア、どうしたの?』

マルスが苦笑いして聞く

『隊員の動きが良くなりすぎ!! 危うく一本取られそうになった!!』

キリシアが真剣に言う

『キリシアお姉ちゃん、最初に鎧に少し当てられてから、凄い勢いで弾き飛ばしていました』

レディナが真剣に言う

『とうとう当てられたのね』

マルスが笑顔で言うと、ライオスとラーザが驚いている

『一本は絶対に取らせない!!』

キリシアが真剣に言う


『その剣は?』

ミリアが剣を見て聞く

『ギレリムから貰ってきたよ。ライオスの剣が欠けたからね』

マルスが笑顔で言う

『もう一本は?』

『ラーザの分だね』

マルスが笑顔で言う

『準備します』

ミリアが笑顔で言うと、剣を奪い、工房に向かう

『ミリアがやる気だね』

マルスが笑顔で言う

『付与魔法も取り合いですね。作りたい人が多いですから』

リシリアが笑顔で言うと、ミリアを追いかける

『ライオス、ラーザ、ごめん。ミリアとリシリアが作ってくれるね』

マルスが苦笑いして言う

『はい、光栄です』

ラーザが笑顔で言うと、ライオスがホッとしている


ミリアとリシリアが工房に行く

『ミリア、その剣は?』

リリシャが笑顔で聞く

『ライオスとラーザの剣です。付与魔法する準備をします』

ミリアが笑顔で言う

『どんな付加にするか、考えておきますね』

リリシャが笑顔で言う


ミリアとリシリアの準備が終わると、魔石に魔方陣の書き込みの練習を始める

『リシリア、もう少し細く書きましょうね』

リリシャが微笑みながら魔石の魔方陣を見ている

『リリシャ師匠、これはどうですか?』

ミリアが笑顔で言うと、リリシャが見て驚いているとエミールも見て微笑んでいる

『完璧ですね。マルスが教えすぎです』

リリシャが微笑みながら言うと、ミリアが嬉しそうに練習を再開する

『残念ですが、5つは無理です・・・もっと練習します』

リシリアが苦笑いして言う

『もう少しだけど、今回は4つにしましょう・・・ライオスの為に頑張ったのですから』

リリシャが微笑みながら言うと、リシリアとミリアは剣の魔石に魔方陣を書き込むと、魔道具化する


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