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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
11章 オテリオス王国
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魔導炉失敗

翌朝、マルスは、工房で輝石と魔光石と魔石と魔晶石をユニオンとフュージョンとクリスタルコンバージョンを使い、液体状に変化させると、魔導炉に流し込む、魔導炉はうっすら魔力の輝きを放ち始める


『これで完成かな? 小型だけど、どのぐらいの効果が有るかな?』

マルスが1人で呟くと、魔導炉をレビテーションで浮かせて持っていく


『マルス、完成したの?』

リリシャがマルスを見て言う

『ちょっと試したいかな?』

マルスが笑顔で言う

『何に使う?』

リリシャが真剣に聞く

『何も用意してなかった』

マルスが苦笑いする

『マルス・・・どうするの? 何か作る?』

『そうだね・・・高出力の魔力が必要な物・・・回転系の魔道具か・・・』

マルスが考えながら呟くと、工房に戻っていく


工房に戻ると、馬車を作る要領で車輪と外装を作ると、付与魔法と紋様魔法と紋章魔法を使い、乗り物を作り始める


『マルス、完成したの?』

リリシャが笑顔で見に来る

『完成したよ・・・ちょっと動かして見ようかな?』

マルスが笑顔で言うと、動作させようとする

『あれ? 動かない・・・魔力が流せない・・・まだ足らなかったか・・・やっぱり水晶から魔力を流す回路が出来てないか』

マルスが真剣に見ながら言う

『マルスでも出来ない事が有るなんて・・・やっぱりもっと探さないとダメなの?』

リリシャが真剣に聞く

『後1つだと思うけど、魔力を流す量を決めないとダメだから・・・その調節がまだ出来てない・・・』

マルスが真剣に言うと、考え始める

『遺跡を調べに行く?』

キリシアが真剣に聞く

『それしか無いよね・・・それで無理だったら、魔法王国まで調べに行きたいかな?』

マルスが真剣に言う

『見付からなかったら、潰しに行くついでに調べよう』

キリシアが笑顔で言うと、リリシャが笑い始める


マルスは納屋の2階を作り直し始めると、アニーが微笑みながら助言を始める

『アニー、広さはこのぐらいで良いかな?』

『はい、マルス師匠、扉なのですが、通路が狭くなりますので、引戸にしましょう』

アニーが笑顔で言うと、マルスが扉と溝を作り、アニーが確認をする

『完璧です』

アニーが笑顔で言うと、エビリアとクレスタとリリシャがライトを取り付けていく


マルスとクエリスとカミラとケニスとミリアとサーリンで、何でも屋に寄ってから、孤児院に向かう

『院長、マルス様がまた引き取ってくれるそうです』

キルエスが笑顔で院長に言うと、院長はマルスを見て戸惑っている

『本当に何者なのでしょうか? サーリンがあんなに良い服を』

院長が真剣に呟くと、孤児院の中を案内してくれる


1人ずつ孤児達の紹介を始めると、クエリスとサーリンとミリアが下女を選び始めると、カミラとケニスが下男を選び始める


『マルス様、決まりました』

クエリスが笑顔で言う

『ミリアとサーリンは、どうだった?』

『はい、マルス師匠、仲良く出来そうです』

ミリアが笑顔で言う

『友達だったので、色々教えます』

サーリンが笑顔で言う

『マルス師匠、こちらも決まりました。カミラと同意見でした』

ケニスが笑顔で言うと、誰に決めたのか教えてくれる


『クエリスとケニスも良いのかな?』

マルスが笑顔で聞く

『はい、マルス様、下男もよい子です』

クエリスが笑顔で言う

『下女も良いと思いますが、可愛いですからアリシア様が抱き付きます』

ケニスが笑顔で言う

『あ! アリシア様なら抱き付きます!! 可愛いですのと絶対抱き付きます』

ミリアが笑顔で言う

『そうだね。リリシャに嫌われなければ良いけど・・・ヒストリアの時、結構嫌がっていたからね』

マルスが呟くと、ミリアとケニスが苦笑いしている

(マルス師匠、自覚が無さすぎる・・・ライバルを増やしたく無いのは誰でも同じです)


孤児院院長に子供達を連れてきて貰う

『この子達4人で宜しいですか? 又4人も大丈夫でしょうか?』

孤児院院長が真剣に言う

『大丈夫? 何故?』

マルスが呟く

『あ!! 院長、マルス様の屋敷なら大丈夫です! 私が保証します』

キルエスが真剣に言う

『本当ですか? サーリンの服を見れば、良いとは思いますが、心配です。』

『院長先生、マルス様に養って貰えて嬉しいです。屋敷には色々な人が来ますが、毎日楽しいです。エリカなんて、魔法学院に通っています。』

サーリンが笑顔で言う

『え? エリカが魔法学院に!! 何故!!』

院長が驚いている

『弟子の従姉妹だから、エビリアが後見人です』

マルスが笑顔で言う

『従姉妹と知り合いだったのですね・・・エリカは幸せですね』

院長が驚きながら言う

『マルス師匠、エリカさんの後見人は、王妃様です!間違わないでください!』

ミリアが笑顔で言う

『え?えーーーーーーー!王妃様!!何故!!』

院長が驚いて見ている

『ミリア、驚くから、それは内緒ね』

マルスが苦笑いする

『あ!! ごめんなさい!!才能も無い私が出過ぎた事を!! ごめんなさい』

ミリアが涙目になると、ケニスとクエリスが苦笑いしている

『ミリア、怒ってないから、泣かないでね』

マルスが笑顔で言う

『はい、マルス師匠』

ミリアがマルスの裾を掴み言う

『院長、ケーレス君もレーゼン君も元気です。』

キルエスが慌てて話題を変える

『そうですか・・・元気なら良いですが、本当なのでしょうか?』

院長が苦笑いしている

『話がそれましたが、みんな秘密は守れるかな?』

マルスが子供達に真剣に問う

『はい、一生懸命仕事をしますので、よろしくお願いします』

子供達が少し不安そうに元気良く言う

『帰ろうか』

マルスが笑顔で言うと、孤児院を出て帰り始める

『マルス師匠、この子達の服買いますか?』

ミリアが笑顔で言う

『服なら私達の服も有りますので、下着だけで良いと思います』

サーリンが笑顔で言う

『あ! リリアちゃんとシーリスの服も少ないかな? キリシアには知られたく無いけど』

マルスが呟く

『あ!! キリシア師匠に言ったら、服屋の服を全部買ってきそう』

ミリアが苦笑いする

『絶対やるね』

マルスが笑いながら言う

『マルス様もやりそうですから、レイリアとハロイナに買いに行かせます。マルス様とミリア様でも沢山買いそうです』

クエリスが苦笑いする

『え?私も行きたかったな』

ミリアが呟く

『後で買い物に行こうか? 良く考えたら、服をあまり買ってなかったような?』

マルスが呟く

『はい、買い物行きましょう!!』

ミリアが笑顔で言う


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― 新着の感想 ―
[一言] 『そうですか・・・元気なら良いですが、本当なのでしょうか?』院長が苦笑いしている 院長、心配という割にマルスの家を訪ねて確かめようとはしないのね。
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