屋敷で日常
屋敷に戻ると、ソリナが笑顔で出迎えてくれる
『マルス様、お帰りなさい』
ソリナが笑顔で出迎えてくれる
『ソリナさん、ただいま。みんなは?』
『訓練場で鍛練しています』
ソリナが笑顔で言うと訓練場の一階で走っているケーレスとレーゼンとサーリンを見る
『3人とも、結構早いです』
ミリアが微笑みながら言う
『みんなで出掛けると、警備は、ケーレスとレーゼンだけになるのか』
マルスが呟く
『マルス師匠、数人増やしても良いのではないでしょうか?』
メトリシアが真剣に言う
『ミリアはどう思う?』
『屋敷も大きくなったので、留守中の警備担当は必要です、それに将来の事を考えると、侍女も必要です』
ミリアが考えながら言う
『そうだね・・・飛空艇出来たら、警備を任せられる人を育てた方が良いかもね・・・ゼオンさんみたいに、任せて帰れれば良いね』
マルスが真剣に言うとミリアが笑顔で頷く
『クエリスさん、ハロイナさん、相談が有るのですが』
マルスがクエリスとハロイナに言うと、2人共椅子に座る
『何でしょうか?』
クエリスが真剣に聞く
『侍女と警備の門番役の下女と下男を増やした方が良いですか?』
マルスが真剣に聞く
『え? サーリンも1人前になりますので、今後を考えたら、育てるのも良いです』
クエリスが考えながら言う
『明日探しに行きましょう。部屋はどうしよう』
マルスが考え始める
『え? 部屋なんて、今の部屋で十分と思います! 4人ずつの部屋に出来ます』
クエリスが真剣に言う
『あ!! エリカまだ一人部屋にしてない!!』
マルスが思い出すと、ミリアが苦笑いしている
『マルス様、人が多いので、部屋に余裕が無くなっています』
クエリスが苦笑いする
『納屋の2階に部屋を数部屋に分けるか・・・』
マルスが考え始める
『マルス様、それが良いです』
クエリスが笑顔で言う
『何でも屋に行ったら、資材も要求してこよう』
マルスが嬉しそうに言うと、金貨を持って出掛けていく
『え? もしかして・・・凄いやる気? ハロイナ、不味いこと言った?』
クエリスが苦笑いしながら言う
『もう無理です・・・何を始めるか解りません』
ハロイナが苦笑いして言う
何でも屋に到着する
『キルエスいるかな?』
マルスが女性店員に聞くと、呼んでくれる
『マルス様、何か用でしょうか?』
キルエスが笑顔で言う
『いくつか有るんだけど、まずは下男と下女欲しいから、孤児院に話して貰えるかな?』
『え? 本当ですか!! すぐに話しておきます』
キルエスが笑顔で言う
『次は、土地を探して欲しい、店舗になるけど、貴族屋敷と豪商の屋敷が近くて、治安が第一条件だけどね』
マルスが笑顔で言う
『解りました。すぐに探します』
キルエスが真剣に言う
『木材とガラスと金属を屑でも良いので集めて欲しい』
『すぐに配達します』
キルエスが笑顔で言う
『キルエス、手際良くなったね』
『マルス様なら何でも有りと思っています。何を頼まれても用意するだけです』
キルエスが笑いながら言う
『そうなのね。じゃあ宜しくね』
マルスが笑顔で言うと、金貨の袋を渡して帰ると、キルエスが苦笑いしながら見送る
(この重み・・・金貨50枚は有るのか?)
『マルス師匠、どうします?』
ミリアが笑顔で聞く
『数日時間が出来るから・・・あ!薬草配達して貰っておこうかな?』
マルスが笑顔で言う
『あ! 研究室余り行って無かったので、薬草大丈夫ですか?』
メトリシアが苦笑いする
『時間有るから、道具屋に届けて貰おう』
マルスが笑顔で言うと道具屋に向かう
『マルス様、今日はどの様なご用ですか?』
道具屋が笑顔で聞く
『少し薬草が欲しいので、これで屋敷に持ってきてください』
マルスが金貨20枚置くと、メトリシアとミリアが欲しい種類を言う
『すぐに届けます・・・相変わらず凄い量になります』
道具屋が苦笑いすると、マルス達は帰っていく
屋敷に戻り、マルスは工房で魔導炉の設計図を作り始める
『マルス、何しているの?』
リリシャが微笑みながら聞く
『魔導炉の設計図を作り直しているよ』
マルスが笑顔で言うと、説明を始める
『もう意味が解らないけど、本当に完成しそう・・・』
リリシャが苦笑いする
『まだまだ知識と、経験が足りないかな? 沢山失敗しないと解らないよね』
マルスが真剣に言う
『鉱石で形にしますか?』
リリシャが笑顔で聞く
『そうだね』
マルスが笑顔で言うと、鉱石を取りに行く
『キリシア、どうしたの?』
マルスが真剣に聞く
『みんな容赦ない!! 鉱石拾い係りにされた!! つまらない』
キリシアが真剣に怒鳴る
『みんな容赦ないから・・・リリシャとエビリアとクレスタとエミールだから、アースタートル、相手にならないよね』
マルスが苦笑いする
『私の分を用意もしてくれない!! マルスどうにかして!!』
キリシアが大声で言う
『リリシャ、少しはキリシアにも取分あげてね』
マルスが苦笑いして言う
『仕方無いですね。少しだけなら』
リリシャが苦笑いして言う
『リリシャ、絶対だからね!!』
キリシアが笑顔で言うと、リリシャが苦笑いしている
マルスが鉱石をモデリングで変形をさせていくと、成形していく。ガラス屑をマテリアルコンバージョンとモデリングで変形をさせると、工房の3階に持っていく。マルスは細かい所まで形を作りながら、紋様魔法を使い魔力回路を作り始める