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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
11章 オテリオス王国
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1日

キリシアとリリシャとエビリアとクレスタとエミールとルメイルとケニスがアースタートルの鉱石を取りに、迷宮に向かい、マルス達は、魔法学院に向かう


マルスが教室に入ると、生徒が一斉に挨拶をする

『マルス様、夏休みは何をしますか?』

ルキアが笑顔で聞いてくる

『色々やることが多いから、飛び回るかな? ルキアは?』

『アーセルさんとハルドさんと研究室で勉強します。』

ルキアが笑顔で言う

『リーネもかな?』

『ルキア師匠と一緒に勉強します』

リーネが笑顔で言う

『エリカも一緒に勉強して貰っても良いかな? 多分実力上がり過ぎたから』

マルスが考えながら言う

『はい、任せてください』

ルキアが笑顔で言うと、生徒達がルキアを見ている

『マルス様、私達も帰っても意味ないので、研究したいのですが・・・研究会では無いので、練習場が使えません』

生徒が真剣に言う

『そうだね・・・研究会か・・・』

マルスが考え始める

『マルス師匠、新しい研究会作ってしまいましょう』

メトリシアが笑顔で言う

『リーベルさんに話しに行くか』

マルスが呟くと、リーベルの所に向かう


『マルス、何か用ですか?』

リーベルが不安そうに聞く

『クラスの人達に新しい研究会を作って、夏休み中、研究と攻撃魔法練習等させたいだけど』

マルスが笑顔で言う

『あ!! それはすぐに準備させます! 隔離してなかった』

リーベルが笑顔で言うと、書類を作成始める


教室に戻ると、レズオスが試験結果を話している。話し終わるのを待ってから、リーベルが研究会について話し始める

『責任者講師は、レズオス頼めるかな?』

マルスが笑顔で聞く

『解りました。基礎が出来ているので、手間がかかりません』

レズオスが笑顔で言うと、生徒達が喜びだす。そして、設立の用紙に全員名前を書く

『【大賢者研究会を研究する会】で良いですね』

リーベルが苦笑いすると、全員頷いている

『大賢者研究会を研究する会?』

マルスが呟く

『全員入会したくても、入会出来ないから、大賢者研究会に入る為の実力を付ける為の研究会ですね』

リーベルが笑顔で言うと、全員が真剣に頷いている

『ハルドさんとアーセルさんに時々見て貰うか・・・』

マルスが真剣に呟く

『そうですね。ここにいる人全員、宮廷魔術師候補ですから、ハルドさんとアーセルさんと仲良くして貰わないといけないですね』

メトリシアが笑顔で言う

『えーーーーーーーー!きゅきゅきゅっ宮廷魔術師!!』

全員が大声を上げる

『メトリシアさん、そんな事言って良いのですか?』

リーベルが苦笑いして言う

『メトリシア、まだ本人達の意思を聞いてないでしょ・・・ハルドさんとアーセルさんは決定したけど』

マルスが真剣に言う

『は? 決定した? 何ですか? 聞いてないですが・・・』

リーベルが苦笑いすると、レズオスも苦笑いする

『あ! まだ発表してないです!! 内緒にしてくださいね』

メトリシアが笑顔で言う

『自分達も宮廷魔術師候補と言う事は、本当ですか?』

生徒が真剣に聞く

『今のまま成長したらね。実力的に候補です』

メトリシアが笑顔で言う

『リーネぐらいの実力になったら、確実だね・・・リーネは断ったけどね』

マルスが真剣に言う

『え? 無理です!! 宮廷魔術師長なんて、私には絶対無理です!!』

リーネが慌てて言う

『え?えーーーーーーー!』

生徒が大声を上げてリーネを見ている

『リーネさん、宮廷魔術師長と聞こえましたが・・・本当ですか?』

リーベルが苦笑いして聞く

『え? あ!! 断りました・・・ルキア師匠も断りましたので・・・』

リーネが慌てて言うと、真っ赤になっている

『王家も学生に宮廷魔術師長就任の打診なんてするなんて・・・大変なのは解りますが・・・』

リーベルが苦笑いすると、生徒達が顔を見合せている

(簡単に断れるのか? ルキアさんも断った!! 実力は有るのは解るけど・・・マルス様とミリア様が宮廷魔術師長じゃないのか?)


研究室に向かうと、エリカにも来て貰う

『マルス様、何か用ですか?』

エリカが笑顔で聞く

『レズオスのせいで、実力が上がり過ぎたから、研究会に入る?』

マルスが真剣に聞く

『はい!! 入りたいです!』

エリカが満面の笑顔で言う

『夏休みは、リーネとルキアに色々教わってね』

マルスが笑顔で言う

『はい! マルス師匠!!』

エリカが満面の笑顔で言う


ハルドとアーセルがやってくる

『マルス様、昨日はありがとうございました!』

ハルドが笑顔で言うと、アーセルも言う

『あの後どうなった?』

マルスが笑顔で聞く

『父親は怒っていましたが、男爵は、もう無視されました。これで心置きなく、研究が出来ます。』

ハルドが笑顔で言う

『伯爵が了解したので、両親は嬉しくて堪らない様でした。魔法を教えてくれたのがマルス様と話したら、また借りが出来たと言ってました。』

アーセルも笑顔で言う

『マルス様、何か有ったのですか?』

ルキアが真剣に聞く

『えーと・・・その、アーセルと婚約しました』

ハルドが照れながら言うとアーセルが嬉しそうに微笑んでいる

『え!! おめでとうございます!』

ルキアとリーネが笑顔で言う

『マルス師匠、聞いてないですけど・・・』

ミリアが呟く

『あ!! 昨日王城に行った時に、決定したよ』

マルスが苦笑いして言う

『教えてくれなかったのですね・・・』

ミリアが真剣に呟くと、マルスを睨んでいる

『誰にも言ってなかったから・・・』

マルスが苦笑いする

『あ!! まだ話したらダメです!! マルス師匠! 召還状発行されましたけど、国家機密です!! 正式発表されないと、宮廷魔術師が煩いです!!』

メトリシアが真剣に言う

『宮廷魔術師が? どうして?』

ミリアが呟く

『召還されました・・・卒業と同時にアーセルと結婚と、宮廷魔術師長就任依頼です』

ハルドが真剣に言う

『あ! おめでとうございます!』

ミリアが笑顔で言う

『ここでの話しは、内緒にしようね。暗殺仕掛けられたら大変だからね』

マルスが真剣に言うと、ミリアとルキアとリーネとエリカが頷いている


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