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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
11章 オテリオス王国
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日常と魔法学院

アリシアが笑顔で帰ってくる

『ヘルト、来ていたのですの』

アリシアが部屋に入ってくる

『アリシアか元気そうだな』

ヘルトが微笑みながら言う

『生徒から魔法を習っていますから楽しいですわ』

『生徒から?』

『ルキアちゃんとリーネちゃん、可愛いのですわ』

アリシアが笑顔で言う

『魔法学院も生徒が講師に教える事になったか』

ヘルトが苦笑いしている

『全属性に回復魔法、魔法薬、付与魔法の書き込みまで何でも出来ますわ』

『マルスの生徒はやっぱり凄いな・・・ハルドとアーセルは正式に宮廷魔術師に推薦したが、来年は凄いことになるな』

ヘルトが苦笑いする

『来年はマルスクラス全員ですの?』

『全員だ! そのぐらい宮廷魔術師が足りない、騎士も能無しばかりだから困る』

ヘルトがため息を吐く

『愚痴はクレシア御姉様に聞いて貰いなさい』

アリシアが笑顔で言う

『マルス様、貸出し用の魔法のランプの貸出しの担当者達に会って欲しかったです』

クレシアが思い出して言う

『決まったんだね』

『その件、明日には挨拶に来させるが、1つ見せてほしい』

ヘルトが真剣に言うと、エミールが倉庫に取りに行く

『これが・・・今までの2倍明るい・・・』

ヘルトが真剣に呟くと、じっくり見てリリシャが説明をする

『これなら、毎月金貨1枚でも借りたいと言われるだろう。買うなら金貨数百枚か?』

ヘルトが真剣に言う

『そうですね・・・王都内の貴族なら全員欲しがると思います。』

クレシアが微笑みながら言う

『金貨1枚だと高いですね、銀貨2枚でも良いのですが』

マルスが笑顔で言う

『それはダメだな!価値が有りすぎる、銀貨5枚でどうですか?』

ヘルトが真剣に言う

『任せます』

マルスが笑顔で言う

『屋敷側の担当者を誰かにして貰えないか? 修理などが有った場合の連絡相手をお願いしたい』

ヘルトが真剣に言う

『当面は私がやります』

エミールが笑顔で言う

『エミールが出掛けた時の為に・・・メリアさんとエレリアさんにして貰おうか?』

マルスが考えながら言う

『エレリアさんなら魔法が使えます。メリアさんなら貴族相手でも挨拶は出来ますね』

リリシャが微笑みながら言う

『エレリアさんだけだと、大変ですからね』

クレシアが苦笑いする

『メリアか・・・幸せにしているのか? ヒリアも』

ヘルトが心配そうに言う

『ヒリアは幸せですよ』

マルスが笑顔で言う

『あ! マルス師匠! まだ式をあげさせてないです!! どうしましょうか?』

メトリシアが思い出して言う

『そうだったね・・・どうしよう』

マルスが苦笑いする

『教会で式をしてから、屋敷で食事会で良いですね』

リリシャが微笑みながら言う

『ヒリアの結婚か・・・追放されているから、関係者がここにいる人だな・・・誰とだ?』

ヘルトが苦笑いする

『レズオス様とですわ』

アリシアが笑顔で言う

『レズオス師か・・・そう言うことか』

ヘルトが笑顔で言う

『ミドルも来ないといけないですね』

リリシャが微笑みながら言う

『全然来ないから、無理矢理連れてくるよ』

キリシアが笑いながら言う

『フローネ師の弟子だから来ないといけないな』

ヘルトが真剣に言うと、みんな微笑んでいる


『あ!マルス様、お帰りなさい』

エリカとリーネが帰ってくる

『エリカ、リーネ、お帰りなさい』

マルスが笑顔で言うと、全員を見て苦笑いしている

『エリカ、後で魔法の練習しますか?』

エビリアが笑顔で言う

『はい!エビリア御姉様』

エリカが笑顔で言う

『リーネも』

クレスタが笑顔で言う

『クレスタ御姉様、よろしくお願いします』

リーネが満面の笑顔で言う

『エビリアさん、クレスタさん、私もお願いしますわ』

アリシアが笑顔で言う

『基礎だけですよ』

クレスタが笑顔で言うと、アリシアが嬉しそうに訓練場に歩いていく

『アリシア、嬉しそうだな』

ヘルトが微笑みながら言う


翌朝、マルス達が魔法学院に登校すると、教室に向かう

『マルス様、おはようございます』

生徒が全員立ち上がり、挨拶をする

『みんなおはよう』

マルスが笑顔で言うと、席に座る。レズオスが入ってくる

『今日は攻撃魔法の試験だが、全員免除なので参考試験になる、練習場に集合してください』

レズオスが真剣に言うと、全員練習場に向かうと一人ずつ魔法を使いリーベルとレズオスが真剣に見ている

『ルキアまで終わりましたね。終了です』

リーベルが笑顔で言う

『次は私ですよね』

メトリシアが笑顔で言う

『え? 魔法は撃たなくても良いです』

リーベルが苦笑いする

『試験なので、久しぶりに放ちます』

メトリシアが笑顔で言うと、準備する

『ファイヤーキャノン』

メトリシアが魔法を放つと、大爆発と共に熱風が吹き荒れる

『凄い・・・』

生徒達が真剣に言う

『ファイヤーキャノン』

ミリアが魔法を放つと、大爆発と共に熱風が吹き荒れる

『これで終わりですね・・・』

リーベルが苦笑いして言う

『最後は自分だね』

マルスが笑顔で言う

『マルスはやらないでください!! 練習場が壊れます!!』

リーベルが真剣に言う

『壊れたらみんなで直しますよ』

マルスが笑顔で言う

『ファイヤーテンペスト!』

マルスが魔法を使うと、炎の嵐が吹き荒れ、無数の火の玉が爆発をしていく

『嘘・・・新しい魔法』

リーベルが呟く

『マルス殿だな』

レズオスが諦めた様に言うと、生徒達は呆然としている

『目標は高く持つように!傲らず鍛練を続ければいくらでも成長は出来る』

マルスが生徒達に言う

『はい!! マルス様!』

生徒達が大声で言う

『リーベル様、終わりですか?』

マルスが笑顔で言う

『全員、教室に帰るように』

リーベルが苦笑いして言うと、全員教室に帰り始める

『リーベル様、少し直してから戻りますね』

マルスが笑顔で言うと、メトリシアとミリアが笑顔で見ながらマルスが直していく


試験が全部終わると、研究室に行く

『ハルドさん、アーセルさん、試験は終わりましたか?』

マルスが笑顔で言う

『マルス様、全部終わりました』

アーセルが笑顔で言う

『何か有りましたか?』

マルスが真剣に聞く

『え? 実は、両親が明日来ます。婚姻の件、王妃様から連絡してくれたのですが、両親が驚いて理由を聞きに来ます』

アーセルが真剣に言う

『実は私も両親が慌てて来るそうです。』

ハルドが苦笑いする

『マルス師匠、私達も立ち合いましょう。相当大変な事になります』

メトリシアが真剣に言う

『そうなの? 貴族は面倒だね』

マルスが真剣に言う

『ハルド側が相当大変だと思います。許嫁がいますので・・・』

メトリシアが苦笑いする

『それはどうにかなりますが、男爵家が煩いです』

ハルドが苦笑いする

『リリシャの出番だね』

マルスが笑顔で言う

『面白そうです』

メトリシアが笑い始める

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