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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
11章 オテリオス王国
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オテリオス王国進撃

王城に戻ろうと門まで来ると、国王が笑顔で出迎える

『あの魔物を余裕で倒すとは・・・流石クライドルド王国最強の英雄殿だ!』

グレゼイドが笑顔で言う

『もう少し研究したら、本格的に討伐しますね』

マルスが笑顔で言う

『この王都を救ってくれた事、感謝する』

グレゼイドが笑顔で言う

『美味しい料理が欲しいな』

キリシアが笑顔で言うと、みんな笑い出す

『料理ぐらい、いくらでも用意させよう』

グレゼイドが笑顔で言う

『キリシア、食料は不足していると思うから、南の交易路を確保してからにしよう』

マルスが真剣に言う

『あ!! そうだね・・・』

キリシアが残念そうにする

『知っていたのか・・・』

『国王陛下から伺っています。今は撃退と交易路確保をしましょう』

マルスが真剣に言う

『約束する! 食料に心配が無くなったら必ずお礼をする。それに魔物の解体は、騎士達にさせるが、取れた材料は全て英雄殿の持ち物とする事を約束する』

グレゼイドが真剣に言う

『貸しだからね』

キリシアが笑顔で言うと、王城に帰っていく


国王と騎士団長や重臣達が集まると、メトリシアとマルスとリリシャとキリシアが集まる

『我がオテリオス王国は、クライドルド王国からの援軍に感謝する、そして、リベリアの英雄達について、全て秘密にする事!!良いな!!』

グレゼイドが真剣に言う

『何故でしょうか?』

重臣が驚いて聞く

『それが約束だからだ!! 約束を守れないなら、国として信用を得られない! 英雄殿は有名に成るのが嫌いだからだ!!』

グレゼイドが真剣に言うと、全員に約束させる

『これからの戦いについてだが、実質リベリアの英雄殿達に頼る事に成るが、まずは撃退しながら交易路確保が最優先だ!』

グレゼイドが言うと、メトリシアが戦い方を説明する

『あれだけの戦いを見たら、納得します。すぐに小隊を出して監視体制を確立します』

騎士団長が真剣に言う


翌朝から騎士達が出発すると、魔物の探索を開始するとマルス達も出発準備をする

『はじめまして、クレオル・オテリオス王太子と言います。』

ビレスタに連れられてやってくると丁寧に挨拶をする

『クレオル王子様、はじめまして、メトリシアです』

メトリシアが笑顔で言うと、クレオルが真剣にメトリシアを見ている

『御父様より、同行の許可を取ってきました。国を救う戦いを見たいのですが、同行しても良いですか?』

クレオルが真剣に言う

『それは無理です。私達の戦いを見学させる訳にはいきません!』

メトリシアが真剣に言う

『何故ですか?』

『かなり秘密にする事が多いです。下手に知って、狙われても困ります。オルフェスタ・カゼルド王国や魔法王国や魔工王国は、今でも戦争をしていますので、強力な力を欲しがっています。もしかしたら、それらの国が命を狙ってきます。』

メトリシアが真剣に言う

『そうなのですか?・・・悔しいです、国が蹂躙されて何も出来ずに待つことしか出来ないなんて・・・』

クレオルが涙目に成って言う

『メトリシア・・・あなたもまだ17歳、そんな重荷を背負っているのですか?』

ビレスタが心配そうに言う

『師匠達がいます! 優秀な護衛も、姉弟子達もいますから、大丈夫です』

メトリシアが笑顔で言う

『師匠達・・・自分も・・・いつか国を守るために戦えるように鍛えます!』

クレオルが真剣に言う

『クレオルは、戦場に立つより国に暮らす多くの人を幸せにする事を考えてね。戦いは、騎士と家臣に任せられても、国を動かすのはクレオルが決めないといけないからね』

メトリシアが真剣に言う

『メトリシア様・・・頑張ります』

クレオルが真剣に言うと、メトリシアは気空挺に乗り込み、気空挺は上昇を始める


マルス達は発見の合図が上がるのを探しながらゆっくり進む。合図を発見すると、気空挺は急行してマルスとキリシアが次々と倒しながら数日が過ぎる


『マルス師匠、合図です』

エビリアが笑顔で言うと気空挺は、合図の方に進む

『マルス、行くよ』

キリシアが笑顔で言うと、マルスとキリシアが飛び降りる


キリシアは、闘気を纏うと強力な一撃でクリスタルスネークを両断する

『雑魚か』

キリシアが呟くと、周囲で見ている騎士が苦笑いしているが、マルスを見て唖然とする

『マルス! こっちも処理して!!』

キリシアが笑顔で言うと、大蛇の肉片を闘気の剣の先に突き刺してやってくる

『ちょっと離れておいてね』

マルスが微笑みながら言うと大蛇を切り刻んで肉片を取り出す


気空挺が着陸するとリリシャが微笑みながら降りてくる

『セイントファイヤー』

肉片を焼き払うと炭の中から水晶結晶が残る

『騎士さん、解体よろしくね』

マルスが笑顔で言う

『あ! はい! 任せてください』

騎士が笑顔で言うと、すぐに解体を始める。マルスは気空挺に向かうと、気空挺の影で

『クリスタルコンバージョン』

水晶結晶が魔方陣を通り抜けると、2つの結晶に別れる

『マルス、結構溜まったけど、帰ったら作成するの?』

リリシャが微笑みながら言う

『そうだね・・・気空挺新しく作って魔導炉取り付けよう』

マルスが笑顔で言う

『楽しみですね』

リリシャが微笑んでいる

『マルス、予定通り南下して、あの町まで殲滅する?』

キリシアが真剣に言う

『そうだね・・・本陣に戻ったらどうするか話し合いかな?』

マルスが考えながら言うと、気空挺に乗り込み上昇すると本陣に戻る


本陣に着陸すると、騎士達が迎えに来る

『英雄様、どうでしたか?』

クレオルが笑顔で言う

『クレオル王子様、2匹でした』

マルスが笑顔で言う

『本当に凄いです。これで31匹になりました。こんなに倒せて本当に良かったです・・・村人達も安心して戻れます』

クレオルが真剣に言う

『クレオル王子様、南側の国境の町の奪還に向かえそうですか?』

メトリシアが微笑みながら言う

『はい! メトリシア様、予定通り・・・予定より早く、王都周辺の魔物を狩り終えました。監視体制も完成しました・・・国境確保は私達にとっても、早くしたかったので、すぐに向かいたいです』

クレオルが迷いながら答える

『あのアナコンダ級の奴倒すよ!!』

キリシアが笑顔で言うと、リリシャが微笑んでいる

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[一言] メトリシアの嫁入り先かな?
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