表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
10章 ヘルゼレス王国
460/1407

遺跡と魔族前編

キリシアが部屋を覗くと苦笑いしてマルスを呼ぶ

『あれが親だね』

マルスが部屋を覗くと、大きなアントが卵を次々と産んでいる

『マルス、頼んだ』

キリシアが言うと

『ファイヤーテンペスト』

マルスが魔法を放つと、部屋の中に炎の嵐が吹き荒れると、次々とアントと卵が次々と焼き払われていく

『容赦ない』

キリシアが呟く

『みんなで次々と焼き払うよ』

マルスが笑顔で言うと、部屋毎に焼き払って進む


キリシアが部屋を覗くとマルスを呼ぶ

『居たよ』

キリシアが呟くと、大きなアントの上で赤い目をした男が立っている

『4匹か・・・魔族もいるかも知れないから、気を付けよう』

マルスが真剣に言うとみんなで攻撃を始めると、キリシアとルメイルとマルスが中に入っていく


キリシアは、ヴァンパイアに接近すると闘気を伝わらせた槍で一刀両断すると、クイーンアントも一緒に真っ二つにする

『雑魚!!』

キリシアが叫ぶと、ヴァンパイアを次々と切り裂くと、崩れ落ちながら灰に変わる


マルスはヴァンパイアに接近すると剣で横に凪払い、胴を両断する

『人間ごときが!!』

ヴァンパイアが気付き叫ぶと、マルスは容赦なく切り刻むと、次のヴァンパイアに接近する。ヴァンパイアは後ろに飛び退き、炎の玉を作りマルス目掛けて投げつけようとする。

マルスは炎の玉を闘気で伸ばした剣で切り裂くと、そのままヴァンパイアを一刀両断すると、崩れ落ちながら灰に変わっていく

『このデカブツも倒さないとね』

マルスが呟くとクイーンアントを切り刻み始める


ルメイルは、ヴァンパイアに接近する

『人間ごとき!!仲間を殺せ』

ヴァンパイアが赤い目が怪しく光るが、ルメイルの鎧が魔力の輝きを放ち始め、ルメイルは接近して剣で斬りかかる

『効かぬか!!』

ヴァンパイアは、後ろに飛び退きながら叫ぶ

『シャイニングアロー』

エミールの魔法がヴァンパイアに命中すると、エミールを睨む

『人間ごときが!! ぐふ!!』

ヴァンパイアがエミール気が向いた隙にルメイルの剣がヴァンパイアの胴を両断する

『人間風情が・・・』

ヴァンパイアが叫ぶと、ルメイルは十字に斬り裂くと、ヴァンパイアは音もなく灰になりながら、崩れ始める


『マルス、終わった?』

キリシアが警戒しながら言う

『まだいるね』

マルスが奥の暗闇を見ながら言う

『フフフ、愉快だ! 気が付くとは』

暗闇から青い肌、白い髪をした魔族と青い肌に黒い髪をした女魔族が現れる


『人間にしては、凄い実力と認めよう、ベラゼラスに直々に相手をして貰える栄誉を与えよう』

白い髪をした魔族が笑いながら言う

『久々に人間の苦しむ悲鳴・・・あ!!もう堪らない』

女魔族が笑みを浮かべながら言う

『ゆっくりいたぶるのも大概にしておけ、ゼリオレスガ』

『あの女は私の獲物』

ゼリオレスガが言うと、キリシアに突撃する


キリシアはゼリオレスガが接近すると、槍で凪払うがゼリオレスガがかわしてキリシアに掴みかかると、キリシアは後ろに飛び退く

『もっと必死に逃げ回れ・・・もっと必死に悲鳴をあげろ』

ゼリオレスガが、笑みを浮かべながら、キリシアを追い回すと、キリシアは槍で牽制しながらかわし続ける


『勝手に・・・まぁ良いか、小僧死ね』

ベラゼラスが言うと、剣をマルスに向けて突き刺しにくると、マルスは軽くかわしながら、剣を振り抜く

『おっと危ない! 人間にしてはやるな!! これならどうだ!』

ベラゼラスが笑みを浮かべながら剣を振り始めると、マルスはかわしながら反撃をしている


赤いレッサーデーモン2体が現れると、リリシャ達に炎を放ち、突撃していく

『バリアフィールド』

リリシャがバリアを張ると炎はバリアに当たって爆発すると、レッサーデーモンがバリアに当たりバリアに亀裂が走る

『シャイニングバースト!!』

ミリアとエミールが魔法を放つとレッサーデーモンに直撃して体に穴が空くと、ヒストリアとケニスが容赦無く切り刻む

『セイントファイヤー!!』

エビリアとクレスタが聖なる炎で焼き払う



『小僧余所見していたら、終わるぞ!! 前に出過ぎたな』

ベラゼラスが笑いながら剣を振る

『勘違いしてないか? レッサーデーモンごときで勝てると思っているのか?』

マルスが微笑みながら言うと、二本の光がレッサーデーモンを貫くのが見える

『バカな!! これ程の魔法使いが!!』

ベラゼラスが呟くと、後ろに飛び退く

『逃げるのかな? 逃がす気も無いけどね』

マルスが笑顔で言う

『この人間ごとき!!』

ベラゼラスが怒鳴ると、マルスに接近すると、マルスはかわしながら剣を振り抜く、剣と剣が当たると、闘気の刃がベラゼラスに当たる

『小僧!!! 本当に人間か!!』

ベラゼラスが怒りながら怒鳴ると、黒い影がマルスに向かってくると、マルスはかわしながら接近すると、急にスピードをあげると、剣を振り下ろす

『ぐは!! 人間ごとき・・・』

ベラゼラスは剣で防ごうとするが、受け止めきれず肩から両断されると、マルスは首を切り落とすと

『セイントファイヤー』

聖なる炎で焼き払う


キリシアはゼリオレスガの爪をかわし続ける

『小娘!! そろそろ捕まれ』

ゼリオレスガが怒鳴る

『そろそろ、こっちから攻撃するね』

キリシアが笑顔で言う

『バカな!! レッサーデーモンが!!』

ゼリオレスガが叫ぶと、閃光がレッサーデーモンを貫いている。キリシアの槍が顔目掛けて伸びてくると、かわして後ろに飛び退く

『この小娘!!顔を傷を!!』

ゼリオレスガが顔から鮮血を流しながら叫ぶ

『これは受け止められるかな?』

キリシアが槍で凪払うと、ゼリオレスガが、後ろに飛び退くと、キリシアは突きに変化させると、ゼリオレスガの腹を貫く

『ギャーーーー!!小娘!!』

ゼリオレスガが痛みに悲鳴をあげると、黒い影が伸びてキリシアに迫ると、キリシアは慌てて後ろに飛び退くがかわしきれず、槍で受け止めながら後ろに飛ばされる

『フハハ・・・これを見よ、外で待つ仲間の死を!!』

ゼリオレスガが笑いながら言うと、空間に外の様子が写し出される


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ