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異世界転生失敗から始まる魔法使いの生活  作者: 桂崇
10章 ヘルゼレス王国
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散歩と嫌な予感

朝になると、フローネとエレーヌとカミラとヒストリアとナディアとレディナとイリアとシーリスとエレリナが港にいく

『オルガーさん、まだ眠くないですか?』

フローネが微笑みながら言う

『はい、大丈夫です』

オルガーが笑顔で言う

『マルス師匠が今日は休みなので、町中を観光案内を頼んでも良いですか?』

フローネが微笑みながら言う

『はい、勿論です!』

オルガーが笑顔で言うとオリスとイースが微笑んでいる


町中を散歩しながら、店で買い物をしている

『フローネ先生、赤ちゃんが泣いているよ』

レディナが路地裏を見て言う

『あれは・・・』

フローネが見る

『この頃、多くなっています。』

オルガーが言う

『何故ですか?』

『解りませんが、何か?』

オルガーが真剣に言う

『聞いてきますね』

エレーヌが真剣に言うと、オリスと一緒に話を聞きにいく

『どうしたのですか?』

エレーヌが微笑みながら聞く

『何も食べてないので・・・』

女性が言う

『何故ですか?』

『実は・・・住んでいた村に、アントが現れ始めて、逃げてきました・・・この子だけでも・・・』

泣いている子供に涙目で見ている

『イース、これでパンと何か買ってきてください』

エレーヌが真剣に言うと、イースが驚きながら走っていく

『村はどの付近ですか?』

エレーヌが微笑みながら聞くと、オリスが場所を教えてくれる


『エレーヌさん買ってきました』

イースが笑顔で言う

『これを食べてくださいね。お話ありがとうございます』

エレーヌが真剣に言うと、女性は泣きながら、受け取り子供に食べさせ始める


『どうでしたか?』

フローネが心配そうに言う

『アントが大量発生との事でした・・・オリス、教えて欲しいんだけど、発生している近くに、遺跡はなかったかな?』

『え! 有りますけど、それが何か関係でも』

オリスが答える

『あの子達に話さないといけないようですね・・・もし予想が当たっていたら、あの子達以外に太刀打ち出来ません』

フローネが少し悲しそうに言う

『少しでも手伝いたいです!』

レディナが真剣に言う

『散歩しながら、色々話を聞きましょうね』

フローネが微笑みながら言うと手を繋ぐ


魔導船に戻る

『リリシャ、キリシア、マルス、話が有ります』

フローネが真剣に言う

『フローネ先生、何か有りましたか?』

リリシャが真剣に聞く

『アントや軍隊蟻が大量発生している様です』

『え! アントが大量発生! もしかして』

『オリスさんの話だと、大きな遺跡も有るそうです。情報を集めた方が良いかも知れないですね』

フローネが真剣に言う

『そうですね・・・準備はした方が良いかも知れないですね』

マルスが真剣に言う

『何から準備する?』

リリシャが真剣に聞く

『鍛冶屋からかな? 騎士達に貸し出す剣と盾ぐらいは、用意したいかな?』

マルスが真剣に言う

『明日、探しますね』

リリシャが微笑みながら言う

『20本剣の形にしてくるね』

マルスが笑顔で言う

『やる気になった!!』

キリシアが笑顔で言うと、エレーヌから詳しく話を聞いている

『マルスのやる気は気を付けないと、簡単に量産しますからね』

フローネが苦笑いする

『マルスだから、仕方無いです』

キリシアとリリシャが同時に言う

『また、外套作るのでしょうね』

フローネが諦めて言う

『マルスのちょっとは、凄いですからね』

リリシャが笑顔で言う


翌朝、マルスとエレーヌとカミラとヒストリアとフローネとイリアとレディナとナディアとエレリナとエミールと警備隊隊員3人と迷宮に向かう


迷宮に入ると、17層に最短距離で向かう

『カミラとエレーヌとフローネ先生は、無詠唱に変えてください』

マルスが真剣に言うと、詳しく説明をすると、エミールが微笑んでいる

『マルス師匠、やってみます』

カミラが真剣に言うと、杖の先に魔力を集める

『ファイヤーボール』

カミラが魔法を放つと、バッファローに当たると、バッファローが突撃してくると、ヒストリアが闘気をまといバッファローを両断すると、黒い煙になって消える

『どんどん練習して、接近したら、ヒストリアが全部倒してくれると信じてね』

マルスが笑顔で言うと、エレーヌとフローネが真剣に次々と魔法を放ち始める


『楽しいですね』

フローネが笑顔で言う

『私でも出来ました・・・マルス師匠、指導ありがとうございます』

エレーヌが笑顔で言う

『あ! エレーヌがマルス師匠と認めた・・・マルス師匠に取られちゃったかな?』

エミールが言う

『え!! エミール師匠! マルス師匠はエミール師匠の師匠なので・・・大師匠です!!』

エレーヌが慌てて言うと真っ赤になっている

『エレーヌお姉ちゃん顔赤いよ、大丈夫?』

レディナが真剣に言うと、みんな笑い始める


17層を一周すると、18層に向かい小部屋毎に焼き払っていく

『なれてきたね』

マルスが笑顔で言う

『はい! マルス師匠・・・苦手だった魔法がこんなに使いこなせるなんて・・・マルス師匠がいなかったら考えられません』

カミラが真剣に言うと、フローネが微笑んでいる


『デカイのはいません』

ヒストリアが大部屋を覗いて言う

『殲滅して』

マルスが笑顔で言う

『ファイヤーストーム!!!』

『・・・・ファイヤーストーム!!!!』

フローネとエレーヌとカミラとレディナとイリアとナディアとエレリナが魔法を放つと、大部屋の中に灼熱の炎が立ち込める

『バリアフィールド』

マルスがバリアを張って炎が収まるのを待っていると、黒い霧に包まれながら、中を確認してから、輝石と革を拾い集めると、19層に向かい、ライノを見付けると、全員が魔法を放ち始める

『容赦無いですね』

エミールが微笑みながら言う

『手加減する必要は無いけど、ライノが近付く事も出来ないから安心かな?』

マルスが笑顔で言う

『もしかして、いつもマルス師匠は輝石拾いをしているだけですか?』

『そうだね。近付いたらヒストリアが倒すからね』

マルスが笑顔で言うと、エミールが苦笑いしている

(マルス師匠、いつもありがとうございます・・・今度はマルス師匠の殲滅が見てみたい)

19層を殲滅すると、20層も小部屋毎に殲滅して進む


『そろそろ帰ろうか? 荷物が多すぎるからね』

マルスが笑顔で言う

『革が一杯です』

レディナが笑顔で言う

『レディナちゃん、革が沢山になりましたね。帰りましょうね』

フローネが微笑みながら言う

『はい、フローネ先生』

レディナが笑顔で言うと、迷宮出口に向かって歩き出す

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