迷宮探索開始
王城を出るとメーレスが港まで送ってくれる
『あ! 明日からの馬車を買いに行くよ』
キリシアが笑顔で言うと、騎士の案内で馬車を2台借りる事にすると、明日からの事を相談する
『状況は解りました。何か有っても悪いので、馬車は夜の間預かります。また、迷宮の詰め所の所で昼間は預かります。』
騎士の隊長が約束するとキリシア達は、魔導船に帰っていく
翌朝、キリシアとリリシャとマルスとエミールとルメイルとミリアとアニーとメトリシアとケニスとクレスタとエビリアで迷宮に向かい、騎士と海兵に馬車の護衛を任せる
迷宮に到着すると、探索しながら25層を目指す
『やっと到着した!』
キリシアが言うと、休憩をする事にする
『初めての迷宮だから仕方ないよね』
マルスが笑顔で言う
『アントは、しつこい!! 弱いのに!!』
キリシアが真剣に言う
『楽しそうに倒しまくったのは誰ですか?』
リリシャが笑いながら言う
『え! 少しだけでしょ』
キリシアが笑顔で言うと、魔光石を数えてキリシアに見せる
『40個? そんなにいたかな?』
キリシアが苦笑いしている
休憩が終わると大きなフロッグを倒すことにする
『早いもの勝ちです!! 今日は負けません』
メトリシアが笑顔で言うと、フロッグを探しながら、魔法を放ち始める
『え? 輝石拾いかかり・・・』
キリシアが苦笑いしながら拾っている
『このメンバーだからね』
マルスが微笑みながら言うと、ケニスがニコニコしている
『マルス師匠、これで終わりです!!』
メトリシアが笑顔で言う
『26層ですよ』
リリシャが微笑みながら言うと、エミールが微笑みながら付いていく
『フロッグじゃ相手にならない』
キリシアが呟きながら付いていく
26層は、小部屋毎に焼き尽くして、殲滅すると、大部屋に到着する
『デカイのいません』
ミリアが笑顔で言う
『焼き払いますよ』
リリシャが微笑みながら言う
『ファイヤーストーム!!!!!』
『セイントファイヤーストーム!!!』
全員で魔法を放つと炎が大部屋内に充満する
『バリアフィールド』
マルスが魔法を使い炎とバリアが当たり始める
炎が晴れると、中を覗き動くものがいないのを確認して、輝石と魔光石を拾い集める
『次は狼ですよ』
リリシャが微笑みながら言う
『今日はリリシャがやる気だね』
マルスが笑顔で言う
『楽しいですから』
リリシャが笑顔で言うと、27層に向かう。大きな狼を見付け次第倒して回ると、殲滅する
『ルメイルとリシリアさんは、余裕無くなったね』
マルスが言うと結界を張って待っていて貰うと、28層の小部屋毎に焼き尽くしていく
『ギリギリになったから、リシリアさん達と合流しよう』
マルスが笑顔で言うと、キリシアがつまらなそうな顔になる
『今日はキリシア暇だったね』
『完全に暇!!弱すぎる』
キリシアが真剣に言う
『次は最短距離で来れるから、もう少し時間に余裕が出来るね』
マルスが笑顔で言う
『絶対明後日は、私の分も用意してよ』
キリシアが真剣に言うと、リリシャが笑い始める
27層にもどる
『お帰りなさい』
リシリアが笑顔で出迎えてくれる
『何も無かったかな?』
キリシアが笑顔で言うと、休憩してから迷宮出口に向かう
迷宮を出ると、周囲は暗闇に包まれ、人の数も少なくなっている
『お帰りなさい』
騎士が笑顔で言うと、馬車にソリごと乗せてみんな乗り込むと、魔導船に戻る
翌朝、マルスとエレーヌとヒストリアとカミラとレディナとイリアとナディアとフローネと警備隊隊員2人が一緒に迷宮に向かう
『お兄ちゃん』
レディナが少し不安そうにマルスの手を取る
『近付いてきたら、ヒストリアが全部倒してくれるから、安心して良いよ、レディナは、フローネ先生の指示で魔法を使おうね』
マルスが微笑みながら言う
『はい! お兄ちゃん』
レディナが笑顔で言う
迷宮の入り口に到着すると、迷宮に入ると、遠くにヴァルファーが見ている
迷宮に入ると、最短距離で9層に向かう
『ツリーウッドは、近付かないで炎の魔法で焼き尽くそうね』
マルスが笑顔で言うと
『ファイヤーボール!!!』
ナディアとレディナとイリアが魔法を放つと、ツリーウッドが、吹き飛び黒い霧になる
『次々と倒して回ろうね。他の冒険者には気を付けようね』
マルスが笑顔で言うと、見付け次第次々と倒して回る
『人が増えてきたから、10層に行こう』
マルスが笑顔で言うと10層にいくと、小部屋毎に焼き尽くして進む
『デカイのいません』
ヒストリアが大部屋の中を覗くとみんなに伝える
『本気で焼き尽くして良いね』
マルスが言う
『ファイヤーストーム!!!!!!』
フローネとイリアとレディナとナディアとカミラとエレーヌが魔法を放つと、全て焼き尽くしたのを確認してから、輝石を拾い集める
『マルス、どうしますか?』
フローネが微笑みながら言う
『全員余裕が有りすぎます。冒険者次第ですけど、次の階層に行きましょう』
マルスが笑顔で言うと、11層に向かう。冒険者がいるの見付けて、少し歩きながらボアと遭遇すると、ヒストリアが闘気を纏いボアを一刀両断すると黒い煙になって消える
『その勢いだね。次は警備隊隊員頑張ってね』
マルスが笑顔で言うと、次のボアを警備隊隊員が斬り裂き、黒い煙になって消える
『12層に向かいましょう』
マルスが言うと12層に向かい小部屋にヒストリアが入り、ボアを次々と倒していくと、時々レディナとイリアとナディアが魔法でボアを攻撃する
『数が多いと中々難しいです』
ヒストリアが真剣に言う
『慣れるしか無いけど、みんなが援護するから大丈夫だよ。頑張ってね』
マルスが微笑みながら言う
『はい、マルス師匠』
ヒストリアが真剣に言うと、次の部屋は警備隊隊員が中に入り、倒しまくると、次々と小部屋毎に倒して進む
大部屋に到着すると中を確認して焼き払う
『ナディアとカミラは、ギリギリだね』
マルスが微笑みながら言うと、13層に向かい、結界を張ると、ナディアとカミラは休憩する。タイガーを見付けるとヒストリアが一刀両断して、黒い煙になって消える
『その勢いで倒して回るよ』
マルスが微笑みながら言うと、次々と見付け次第ヒストリアと警備隊隊員が倒して進むと、13層を一周する
『そろそろ帰ろうか?』
マルスが微笑みながら言うと、ナディアとカミラと合流して迷宮出口に向かう
迷宮を出ると、ヴァルファーが待っている
『マルス! こんな小さい子を連れて迷宮に入るなんて、何を考えている』
ヴァルファーが怒鳴る
『それでも、弟子の鍛練だよ』
マルスが微笑みながら言う
『は? 鍛練? ふざけているのか!!』
『ヴァルファー、心配しているの?』
『心配など!! もう良い!!』
ヴァルファーが慌て気味に言うと帰ろうとする
『ヴァルファー、ありがとうね』
マルスが笑顔で言う
『無駄死にさせるなよ!!』
ヴァルファーが言うと冒険者ギルドに歩いていく
『お兄ちゃんどうして怒っているの?』
『レディナとイリアがまだ小さいから、ヴァルファーは心配しているだけ』
『そうなの? 良い人なんだね』
レディナが微笑みながら言うと、フローネが微笑んでいる