リベリアの日常
家に帰るとロメイルとケメルが顔を出してから門を開けてくれる
『キリシア様、お帰りなさい』
ロメイルとケメルが笑顔で言う
『ロメイル、ケメル、ただいま。何か有ったかな?』
キリシアが笑顔で聞く
『ギレリム様とクゼン様が来られました』
ロメイルが笑顔で言うと、マルス達は工房を覗く
『やっぱりポーションだね』
マルスが覗きながら、ミリアとエミールとメトリシアとエビリアとクレスタが作っているのを見る
家に入ると、フローネがレディナとイリアとシーリスに勉強を教えている
『お帰りなさい』
ナディアが笑顔で言う
『ナディア、ただいま』
『あ!お兄ちゃん、お帰りなさい』
レディナが笑顔で言うと、マルスに抱きつく
『レディナ、ただいま』
マルスが頭を撫でていると、キリシアが微笑みながら見ている
『マルス様、お帰りなさい』
リーネが微笑みながら厨房から出てくる
『リーネ、厨房に居たんだね』
『アニーさんから、料理を習っていました』
リーネが微笑みながら言う
『ポーション作りを見て自信を無くされたので、気分転換です』
アニーが微笑みながら言う
『え! それは言わないでくださーーーい』
リーネが慌てて言う
『仕方無いですね。常識を持つようしてくださいね』
フローネが微笑みながら言う
『先に言って欲しかったです・・・』
エレリアが青ざめながら言う
『エレリア、覚悟しておきなさいと言った筈です』
フローネが笑顔で言うと、エレリアがうつむいている
(あんな魔力あり得ないでしょ・・・全員ですよ)
『あ!!マルス、金庫作って!』
キリシアが笑顔で言うとエレリアが青ざめる
(ききき金庫ってあの金庫!そんな簡単に頼むの)
『あ! 金庫無かったね』
マルスが笑顔で言うと、素材庫に向かいゴーレムの鉱石をモデリングで変形させ始めると、アニーが微笑みながら見ている
『アニー、何か助言有るのかな?』
『いえ、凄いと思っています。内側の扉を作られているので、良いですね』
アニーが微笑みながら言う
『ここには家の資金と、ここの扉の中は、大事な物をしまい、鍵を別けておけば、開けられないからね』
『もう1つの扉は?』
『みんなのお小遣い入れかな?』
マルスが微笑んでいる
『袋に名前があれば、管理出来ます。』
アニーが微笑みながら言うと、マルスが紋様魔法と紋章魔法を書き込むと、ガラスをモデリングで張り付けて、紋様魔法と紋章魔法を書き込む
『完成かな? アニー、助言有るかな?』
マルスが笑顔で言う
『完璧すぎます』
アニーが微笑みながら言うと、金庫をレビレーションで浮かせて持っていくと、アニーの指定した所に置く
『ステラ、この金庫の管理頼んだよ』
マルスが笑顔で言うと、アニーが説明して驚いている
『ありがとうございます。』
ステラが笑顔で言う
『マルス、完成した? 資金入れておくね』
キリシアが笑顔で言うと金貨の袋を3個金庫に入れる
『旅の間、必要が有ったら使ってね』
キリシアが笑顔で言う
『え! ここここーーこんなに!!』
ステラが1袋開けて青ざめる
『どうしたのですか?』
フローネが心配そうに来ると、袋を見て苦笑いする
『ステラさんに、この金貨の量はダメですよ、キリシア反省してください。』
フローネが苦笑いして言う
『下の扉の中に入れて、鍵はミドルに預けよう』
マルスが微笑みながら言う
『あ! それで良いね』
キリシアが笑顔で言う
『開けれないのであれば、良いですね』
フローネが微笑みながら言う
『それであれば良いですが・・・こんな大金、ここに有ると不安です』
ステラが苦笑いする
『金庫は壊せないから大丈夫だよ。壊してくれたら、強化する方法を考えるね』
マルスが笑顔で言う
『この金庫を壊して欲しいそうですね』
フローネが苦笑いして言う
『壊せないのですか?』
ステラが苦笑いして言うと、マルスが剣に闘気を伝わらせて、金庫を斬る
『斬れないでしょ』
マルスが笑顔で言う
『本当に・・・・』
ステラが真剣に剣の当たった所を見ている
『この子は・・・自分で壊そうとするなんて』
フローネが呟くと、マルスを見ている
リリシャが工房から戻ってくる
『マルス、帰っていたのね』
リリシャが微笑みながら言う
『みんな真剣に作業していたから、声掛けなかったよ』
『ギレリムがランプ持ってきたから、全部付与魔法終わらせてたよ』
リリシャが微笑みながら言う
『全部?』
『100個だったかな?』
リリシャが微笑みながら言う
『100個お疲れ様。ギレリム頑張ったね』
マルスが笑顔で言う
『クララの鍛練はどうだった?』
『攻撃魔法はそんなに得意じゃないけど、回復魔法は毎日警備隊でやっているから、相当慣れているね。回復魔法を1通り覚えた方が良いかもね』
マルスが笑顔で言う
『魔力制御は?』
『余裕が有ったね、毎日回復魔法と魔力補充しているからかな?』
『楽しみだね』
リリシャが笑顔で言う