迷宮で試し切り
翌朝、迷宮に向かうと19層に最短距離で到着する。ゴーレムを見付け次第、キリシアが一刀両断していく
『良い槍!!気に入った!』
キリシアが笑顔で言うと、次々とゴーレムを両断していく
『キリシア、止める気無いね』
マルスが苦笑いして言う
『魔石拾い係です』
リリシャが微笑みながら言う
『もうゴーレム、雑魚になっちゃったね』
マルスが呟くとみんな頷いている
『マルス、次行くよ』
キリシアが笑顔で言うと20層に向かう。小部屋のゴーレムをキリシアが殲滅していくと、大部屋に到着する。中を覗き込み
『いた!!マルス、雑魚お願い!あいつは必ず倒す!!』
キリシアが笑顔で言うと、大きなゴーレムに突進していく。マルスは闘気を纏い、ゴーレムを両断していく
キリシアは大きなゴーレムを一刀両断してから、横に凪払うと大きなゴーレムは十字に切断される。核の有る辺りを次々と貫いていくと、大きなゴーレムは黒い霧になって消える
『この槍凄い!!マルス、気に入った!!』
キリシアが笑顔で言うと、周囲を見ている。マルスが次々と高速でゴーレムを両断していると、最後の一匹を倒す
『キリシア、何か言った?』
マルスが笑顔で言う
『は?・・・1人で全部倒したの?』
キリシアが笑顔で言う
『早く終わらせたかったから、かなり本気出したよ』
『マルス師匠の本気は反則です!走りながら次々と倒していました』
メトリシアが笑顔で言う
『核が見えるから、簡単だよね』
マルスが笑顔で言うとみんな笑い出す
『次は何層?』
キリシアが笑顔で言う
『キリシアだから、27層かな?』
『ショウブグ全部倒す!!』
キリシアが笑顔で言うと、27層に最短距離で向かう
27層に到着すると、遭遇する大きなショウブグをキリシアが次々と凪払いながら突き進み、27層を殲滅する
『28層行くよ』
キリシアが笑顔で言う
『キリシア!28層は私達がやります!まだ一匹も狩っていません』
リリシャが笑顔で言う
『え?あ!!ごめん!楽しかったから』
キリシアが苦笑いすると、28層に向かい、全員で小部屋毎に焼き尽くしていく
『これで終わりです!』
メトリシアが笑顔で言う
『余裕が無くなったから帰ろうか?』
マルスが全員の魔力制御と闘気を見て言う
『クリケトじゃつまらないから帰ろう』
キリシアが笑顔で言うと、出口に歩いていく
迷宮を出るとヒストリアが馬車で待っている
『マルス師匠!メトリシア様お帰りなさい』
ヒストリアが笑顔で言う
『ヒストリア、ただいま』
マルスが笑顔で言うと、馬車に乗って帰る事にする。屋敷に着くとラーザが門を開けてくれる
『キリシア師匠、お帰りなさい』
ラーザが笑顔で言う
『ラーザ、ただいま』
キリシアが笑顔で言う
『ウイントレス様が来ています』
ラーザが笑顔で言うと、みんなで会いに行く
『帰ってきたか!』
ウイントレスが笑顔で言う
『どうしたの?』
キリシアが笑顔で聞く
『国王陛下から、旅に出る間、1小隊護衛につけてくれと頼まれた!警備隊に言ったら、誰が一緒に行くかで争奪戦になっている』
ウイントレスが笑顔で言う
『ごめんなさい!私達の護衛なんてシタクナイですよね!!本当にごめんなさい!!』
ミリアがイキナリ頭を下げる
『相変わらずだな!逆だ!全員行きたくてくじ引きで決めた!』
ウイントレスが笑いながら言う
『今回は面倒事が多くなりたくないから、良いね』
マルスが笑顔で言う
『どこに行くつもりだ?』
『南の大陸で魔光石を取りに行こうと準備をしているよ』
マルスが笑顔で言う
『他国か・・・面倒になるから、なるべく外交担当を連れていくと良いが・・・国王陛下が決めているだろう』
ウイントレスが笑顔で言う
『面倒な人は嫌だな~』
キリシアが苦笑いする
『取り敢えず魔導船完成させよう』
マルスが笑顔で言う
『試験航行楽しみ。どこまで行く?』
『ジエルさんに会いに行けば、結構な距離だよね』
『そうですね!ジエル兄さん、しっかりやっているか視察しましょう』
リリシャが笑顔で言う
『そんなに時間無いから・・・エミールとエレーヌの卒業研究提出してから出発かな?』
マルスが笑顔で言う
『はい!マルス師匠!実は完成しています』
エミールが笑顔で言うと取りに向かう
『確認してください』
エミールが本を差し出す。全員で読み始めると属性毎に魔法が細かく書いてある
『ここまでの魔導書、中々無いですね』
リリシャが笑顔で言う
『エミールの魔導書ですね・・・上級は書いてありませんが、確実に魔法学院の教科書より凄いですね・・・魔法薬も付与魔法も書き込まれています。』
フローネが笑顔で言う
『講師の反応が楽しみですね』
マルスが笑顔で言う
『エレーヌはどうするの?』
リリシャがエレーヌに聞く
『見てください』
エレーヌが笑顔で言うと魔法のランプを持ってくる
『フローネ先生に教えて貰いながら、今日、完成しました。』
エレーヌが笑顔で言うと、みんな鑑定して微笑んでいる
『一度王都に寄ってから、アーメルドに行くよ!!』
キリシアが笑顔で言う
『はい!キリシア師匠』
エミールが笑顔で言う
『エレーヌ、リベリア魔法師長にならないか?』
ウイントレスが笑顔で言う
『え?まだまだエミール師匠に習うので無理です』
エレーヌが笑顔で言うと、フローネが苦笑いしている
『1人前になったらなってくれるか?』
『え?・・・面倒なのでごめんなさい』
エレーヌが笑顔で言う
『面倒だから・・・マルスに似てきたな・・・』
ウイントレスが苦笑いする
『今更ですよ。魔法学院生徒で、この付与魔法を行える人はいません。マルスと一緒にいるのですから、似てきますよ』
フローネが微笑みながら言う
『解っているが・・・マルスだから仕方無いか』
ウイントレスが言うと、全員笑い始める