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リベリアの日常

『マルス、何作っているの?』

リリシャがマルスを見つけて来る

『輸送するには気空挺じゃあ難しいから、浮遊魔法で浮かせながら持っていかないと難しいかなと思っただけだよ』

マルスが笑顔で言うと木を組み合わせて四角いソリを作ると、四隅に魔石を埋め込み、魔晶石を埋め込むと紋様魔法と紋章魔法を書き込み始める

『ソリだよね・・・浮遊魔法で浮かせながら、気空挺で運ぶんだね』

リリシャが微笑みながら言うと、マルスは次々と同じものを作り、付与魔法をすると、魔力を流して魔道具化する

『リリシャ、試してみて』

マルスが笑顔で言うと、リリシャがソリに魔力を補充してから浮かぶか確認する

『大丈夫だね』

リリシャが微笑む

『魔鉄を沢山積み上げてやってみよう』

マルスが笑顔で言うと、ソリに魔鉄を山積みにしてから、浮遊させる

『浮くね。これで運べるの?』

『どのぐらい浮いてられるかが、問題だよね』

マルスが笑顔で言うと、マルスは次々と付与魔法を使い魔道具化していく。全力で魔力補充していくと、魔鉄を山積みにして、ロープで固定すると浮遊させる

『置いておいて、どのぐらい持つか確認しよ』

マルスが笑顔で言うと、浮かせて放置する


庭ではヒストリアとラーザの打ち合いを、ケニスが見ている

『ラーザ、強くなったね』

『キリシアとルメイルが鍛えていますから・・・』

リリシャが微笑みながら言う

『闘気もかなり強くなっているから、部分的に纏う事も可能だけど、早く覚えるより、地道に鍛えた方が良いかな?』

マルスが微笑みながら言う

『いつも夜になるとルメイルと一緒に闘気を練っています』

『兄弟みたいだね』

『はい、みんなの弟です』

リリシャが笑顔で言う

『キリシアは?』

『警備隊詰所に出掛けました・・・ナディアとイリアとレディナも一緒に行ったので、本格的に訓練をしていますね』

リリシャが微笑んでいる

『警備隊か・・・あ!そうだ!ヒストリアみたいに鍛練させようかな?』

マルスが呟く

『ヒストリア見たいに?あ!あれと同じのを作るのですか?』

『詰所の庭を改造すれば良いよね』

『マルスの企み?もしかして、警備隊隊員を強化するの?』

『そう言う事!キリシア、余裕無くなって欲しいよね』

マルスが笑顔で言うと、リリシャが笑い始める。ヒストリアと出掛ける事にする


『ヒストリアはリベリアの町中は始めてだったかな?』

『はい、マルス師匠!王都以外の町中の散歩は、中々行けませんので、楽しいです』

ヒストリアが笑顔で言う

『あそこのパン屋に入るよ』

マルスが笑顔で言う

『はい!マルス師匠』

ヒストリアが笑顔で言うと、パン屋に入る。店員が出てくる

『申し訳ありません。既に売り切れです』

店員が申し訳なさそうに言う

『まだ昼過ぎなのに?』

ヒストリアが驚いていう

『夕方に又出しますので、それまでは、まだ焼けてないです』

『そうですか・・・残念です』

ヒストリアが残念そうに言う

『アニーが作り方を教えているから、美味しいからね・・・テシアはいるかな?』

マルスが笑顔で聞くと、テシアが出てくる

『マルス様!帰ってきていたのですか?』

テシアが笑顔で言う

『ちょっと準備の為にね。繁盛していて良かったけど、必要な魔道具無いかな?』

『過剰です!』

テシアが笑顔で言う

『マルス師匠、知り合いだったのですか?』

ヒストリアが驚いて言う

『キリシア様達に店長を任されています。毎日パンを焼いてますが、沢山のお客様が来られるので、嬉しいです』

テシアが笑顔で言う

『そうなのですか?』

ヒストリアが驚いている

『様子見に来たかっただけなんだよね』

マルスが笑顔で言うと詰所に向かう


『マルス殿!訓練ですか?』

警備隊隊員が笑顔で言う

『キリシアの様子を見に来たよ。通って良いかな?』

マルスが笑顔で言うと、隊員が笑顔で通してくれる。訓練場に着くと、中ではキリシアが次々と隊員を弾き飛ばしている

『これがキリシア様の訓練・・・・』

ヒストリアが真剣に見ている

『容赦無いよね』

『凄すぎます!!』

ヒストリアが真剣に言う

『マルスも訓練か?』

ガシリオが笑顔で言う

『外の庭に鍛練用のスペース作っても良いかな?ヒストリアの時に気が付いたけど、試したいんだよね』

『好きにして良いぞ!!隊員の鍛練になるならな!!』

ガシリオが笑顔で言うと、マルスはアースコントロールで凹凸を作り、壁等を作っていくと走って確認する

『ガシリオ、闘気使わないで走ってみて』

マルスが笑顔で言うとガシリオが走り始めると転びそうになりながら走りきる

『なんだ!これは面白い!』

『途中から凹凸が大きくなるから、余計走りにくいでしょう?体勢を建て直さないと転ぶからね』

マルスが笑顔で言うと、ヒストリアが全力で走り始める

『なるほどな・・・体勢が崩れない・・・フフフ良いな』

ガシリオが笑顔で言うと、ヒストリアを追いかけ始める

『この壁は上る為だね。こっちは、跳んで上に乗る為だよ』

マルスがやって見せるとガシリオが真似をする

『これは良いな!!全員に毎日やらせるぞ!』

ガシリオが笑顔で言うと、ライオスが見ている

『ライオスも毎日やる事!!』

マルスが笑顔で言うと、ライオスが走り始めるが、転んで苦笑いしている


『あ!!マルス!!ずるい!こんな所に作るなんて!!』

キリシアが見て笑顔で言う

『広いスペースだからね』

マルスが笑顔で言うと、キリシアも走って確認する。隊員達が次々と走り回ると転びそうになって、苦笑いしている

『やり過ぎて、筋肉痛にならないようにね。ヒストリアは最初やり過ぎて、翌日大変だったからね』

マルスが隊員達に言う

『まままマルス師匠!内緒にしてください』

ヒストリアが赤くなりながら言うと、キリシアが微笑みながらヒストリアを見ている



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