表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
408/1407

魔導船造船準備

魔法学院と迷宮探索して数日過ごす

『リリシャ、魔動船の設計図、完成したよ』

マルスが笑顔で言うと、リリシャに見せて確認していく

『船の外側にフロートの魔道具を数ヶ所設置するのですね・・・それに・・・このプロペラ、水中ですよね』

『木をセパレーションで柔軟性の有る素材にできたから、これが完成したから、水が入り込む心配も無くなったのと、木の実から油も作れたからもう心配無いね』

マルスが笑顔で言う

『マルスなら何でも作れるけど、この横の物は何かな?』

リリシャが両側面の部分を聞く

『そこは、アクアコントロールの魔道具だよ。水流で推進力を作り出す為だね』

『そうなんだね。2つの推進魔道具だね』

リリシャが微笑んでいる

『後は準備だよね』

『材料の下準備はするけど、一度アーメルドに行かないとね』

リリシャが微笑んでいる

『後は、フロートの魔道具を沢山作らないとね』

マルスが笑顔で言う

『あ!そうだね!!沢山作ります!』

リリシャが笑顔で言う

『フロートの魔道具作成から始めるよ』

マルスが笑顔で言うと、みんなで手分けして準備を依頼する


数日後、一度気空挺でアーメルドに向かって出発すると、アーメルドの町が見えてくる。降下して門番に領主の館に向かう事を伝えると、領主の館に着陸する

『英雄様、お久しぶりです』

アルクオドールが笑顔で出迎えてくれる

『アルクオドール、元気でよかった』

キリシアが笑顔で言う

『国王陛下から聞いてます。既に資材の準備もしていますが、造船所も空けてあります』

アルクオドールが笑顔で言う

『ありがとうございます。今日は準備前に確認と広さを見る為に来ました』

マルスが笑顔で言うと、アルクオドールの案内で町外れの造船所に向かう。両脇が崖の様になっていて、緩い斜面になっている広い空間になっている

『広いー!それにここなら周囲から余り見えないですね』

マルスが笑顔で言う

『大型船の造船もやっていましたが、船が多すぎて、今は何も作る予定が有りません。周囲は元から人が近付かない様にしていますので、秘密は守れます』

アルクオドールが笑顔で言う

『この大きさ、大型船2隻分ぐらい有りますよね』

マルスが笑顔で言う

『はい!その通りです』

アルクオドールが笑顔で言う

『準備しようかな?』

マルスが笑顔で言うと、みんな笑顔になる

『あれが王都から送って貰った資材です。付与魔法出来る建屋ですが、この建屋を壊して作って良いです』

アルクオドールが笑顔で言う

『解りました。将来、ルキアが使えるように作りますね』

マルスが笑顔で言うと、アルクオドールが喜んでいる


マルスは兵士に確認をしながら、建物を壊し、モデリングで資材に変え始めると、リリシャとエミールとエビリアとクレスタが穴を掘り、地盤を固め始める

『凄い・・・早い』

アルクオドールがフローネを見ながら呟く

『常識外過ぎて何も言えませんね』

フローネが苦笑いする

『見ているだけで嬉しいです。』

アルクオドールが笑顔で言うと真剣に見ている


3日後、完成する

1階は魔法薬作成スペースに付与魔法陣と、2階は付与魔法陣に書庫と、3階は倉庫兼休憩スペースになっている

『凄いです・・・』

アルクオドールが中を確認してから言う

『地下の倉庫と入口は鍵が有りますので、気を付けてくださいね。後、ここは兵士さんが警備する部屋に使ってください』

マルスが笑顔で言うと、アルクオドールが中を見て喜んでいる

『警備の兵士も喜びますね。2階で仮眠取れるだけでなく、普通に住んでも良いぐらいです』

アルクオドールが笑顔で言う

『そうですね。これで、作りながら付与魔法が出来るから、造船出来るね』

マルスが笑顔で言う

『材料を集めたら、本格的に始めましょう』

リリシャが笑顔で言うと、キリシアが笑顔で頷く

『キリシア、魔力の通る糸と革お願いね』

マルスが笑顔で言う

『ん?もう積んであるよ。暇だったから買い取っておいた』

キリシアが笑顔で言う

『ラーケンにフロートの魔道具作って貰おう』

マルスが笑顔で言う

『嫌がったら、誰に作って貰う?』

『アーメルドか、王都でだね』

マルスが笑いながら言うと、キリシアが笑っている

マルス達はリベリアに一度向かう事にする


リベリアの門が見えてくると降下していく

『英雄殿、お帰りなさい』

門番が笑顔で言うと挨拶をして屋敷に着陸する

『お帰りなさい』

ラーザが笑顔で言う

『ラーザ、ただいま』

キリシアが笑顔で言う

『ラーザ、久しぶり』

マルスが笑顔で言う

『マルス様!お帰りなさい』

ラーザが笑顔で言う

『帰ってきたのか?』

警備隊隊員とガシリオがやってくる

『ガシリオ、やることが有るから来たよ』

マルスが笑顔で言う

『仕返しに行くのか?』

『行かないよ。南の大陸の迷宮に遊びに行く準備だよ』

マルスが笑顔で言う

『そうか・・・戦争は回避されたのか』

ガシリオが笑顔で言う

『面倒だから、ロイドに任せた!!』

キリシアが笑顔で言うと、ウイントレスがやってくる

『クレシアは一緒ではないのか?』

ウイントレスが笑顔で言う

『屋敷でゆっくり趣味に没頭しているよ』

マルスが笑顔で言う

『そうか・・・好きにして良いがな・・・少し寂しいな』

ウイントレスが苦笑いして言うと帰っていく


マルスは材料庫のゴーレムの鉱石を次々とモデリングで形を変えると、セパレーションで別けている

『マルスこの金属はミスリル?』

リリシャが微笑みながら言う

『ホワイトミスリルだよ・・・あ!そうだ!そろそろキリシアの槍と鎧も新調しようか?』

マルスが笑顔で言う

『良いですね。キリシアには内緒で作成しましょう』

リリシャが微笑む

『ギレリムに内緒で依頼だね』

マルスが微笑みながら言うと、マルスは次々とセパレーションを使っていく


『あ!マルス師匠、ご飯です』

ミリアが笑顔で言う

『もうそんな時間か・・・貯めすぎだね』

マルスが苦笑いして言う

『凄い量ですよね。どのぐらい有るのか解らないですよね』

ミリアが苦笑いする

『貴重な金属が沢山取れるから良いけど・・・売る訳に行かないからね』

マルスが微笑みながら言う

『今回、沢山消費しましょう』

リリシャが微笑んでいる

『魔鉄は消費できるけど、魔銅と魔銀は鍋でも作成しようかな?』

マルスが考えながら言う

『はい!王宮の食器みたいに出来ますか?』

ミリアが喜んで言う

『ギレリムに忙しくなって貰おう』

マルスが笑顔で言う

『ギレリム、やる気満々だから・・・ギレリムの弟子達の練習に使って貰いましょうか?』

リリシャが微笑んでいる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ